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家族ノート by ママリ/コネヒト株式会社【広告・マーケ事例インタビュー】

【めでぃぱす】コネヒト株式会社様

コネヒト株式会社
プロダクト企画部データ戦略グループ信田遼祐様

メディアレーダーの掲載社様に対して、提供サービスや活用事例についてインタビューする企画「めでぃぱす」。今回はコネヒト株式会社様から、ママ向けアプリ「ママリ」の分析データを提供する「家族ノート」事業についてお伺いしました。

御社について教えてください。

私たちが運営する「家族ノート」は、当社の主力事業でもあるママの3人に1人が利用するメディア・Q&Aコミュニティアプリ「ママリ」のデータを法人向けに分析して提供するサービスです。
日常生活の中で無意識的に行っている検索行動や、Q＆Aコミュニティの中のママ同士が話している相談内容をデータを見ることができるのですが、一般的な市場調査とは異なり「見栄」や「建前」のないノンバイアスな情報として見れる特徴があります。
さらにママ層にセグメントされていることで、ノイズの少ない分析結果を導くことができます。
アプリ「ママリ」の月間400万検索、130万投稿もの活発な利用の中で、ママたちが今悩んでいることや、求めている商品がタイムリーに反映され、市場調査等では踏み込めないリアルな課題や態度変容が映し出されています。

家族ノートの活用事例を教えてください。

小売業・メーカー様など広くお使い頂いていますが、「ママ目線での購買障壁を知りたい」「競合メーカーを選ぶ理由を知りたい」というご要望を頂くことが多いです。
ママリへのご出稿の際に利用されることもありますが、自社のマーケティング戦略の中でコンセプト作りやママたちの生の声を活用したコンテンツ作りにも利用されています。
イオンリテール株式会社様とSEO効果を期待した、保育園入園準備ページを共同制作した際には、ママたちが困っていることの調査や、ママリ内で共感の多かった先輩ママたちの生の声をコンテンツの一部に活用し、目標以上のスピードで検索サイトの上位に表示されることに成功しました。
しかし、販促手段で終わらないのが家族ノートです。

販促手段以外でどのように活用されていますか？

最近では、若年ママたちの「生の声」に向き合って、商品〜マーケティングを考えなおすDX推進に活用する企業様も増えています。
DXと言うとスマートに聞こえますが、月次で実施している定例ミーティングでは、役職者から第一線で活躍する現場の社員、商品部・マーケティング部など複数の部署の方に横断的にご参加頂き、同じデータを眺め「この検索数を押し上げている要因はなにか？こんな施策はどうか？」などインスピレーションの連鎖と共に縦横の連携が進んでいくのを実感しています。
家族ノートには、子育て家庭のありのままがデジタル化されて詰まっています。
ある商品に関して質問をしているママは、その質問前後でどんなことを投稿し相談しているか時系列で知ることができ、ニューノーマル時代のカスタマージャーニーの検証にも多く利用されています。

今後の展望をお聞かせください。

家族ノートは、ママたちの心の動きに最も近いデータです。ママリへのご出稿の中で、家族ノートのデータを利用した記事広告は、平均CTRの約190%とママ層の関心にあわせてコンテンツを届けられる手段として高い評価をいただいています。また、当社は7年間ママリを運営する中で、今日解決された悩みを明日また別のママが相談するシーンをずっと見てきました。ママたちがいつ何に困るのかを社会に届け、企業・自治体・病産院の方々と肩を組めば、妊娠・子育てに関する悩みを減らせるのではないか、と言う想いで「家族ノート」の開発しています。今後も、ママたちの「生の声」と社会をつなぎ、子育て領域の悩みが一つでも多く減らせるように企業の皆様と一緒に取り組んでいきたいと思います。