公開日：2024年01月10日　更新日：2024年01月10日

ホームドアステッカーとは？広告効果や料金を解説

ホームドアステッカーとは？広告効果や料金を解説

ホームドアステッカーとは

ホームドアとは、駅のホームに設置された自動開閉式の転落防止柵のことです。ホームドアステッカー広告はホームドアに貼るステッカータイプの広告です。
駅で電車を待つ人たちは、好むと好まざるとに関わらずホームドアをみます。つまり、好むと好まざるに関わらずホームドアステッカー広告をみてしまうわけです。
ホームドアステッカー広告に広告効果が期待できるのは、自然にみられる場所にある広告だからです。

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ホームドアステッカーの広告効果や特徴

ホームドアステッカーの広告効果と特徴には、少なくとも次の3つがあります。

広告に触れる時間が長い
最寄り駅に掲載することでダイレクトな集客を見込める
複数掲載によるホームジャックで高い訴求効果を見込める

一つずつ確認していきましょう。

広告に触れる時間が長い

駅のホームで電車を待っている人々は、目的の電車が来るまでその場を去ることができません。したがってホームドアがみえる場所にいる人は、ずっとホームドアステッカー広告を見続けることになります。
もちろん電車を待っている人はスマホをみたり新聞を読んだりするでしょう。しかしその時間はほかの広告もみられないわけです。そしてスマホや新聞をみるのをやめたとき、この人はまたホームドアステッカー広告をみることになります。

最寄り駅に掲載することでダイレクトな集客を見込める

広告主が、自社や自店の最寄り駅にホームドアステッカー広告を出せば、「この駅の近くにある」ことを強くアピールできます。その駅を複数回利用している人は「そうか、この駅の近くにあるのか」と認識することになります。
ホームドアステッカー広告は、かなりダイレクトな集客手法といえます。

複数掲載によるホームジャックで高い訴求効果を見込める

一つの駅のすべてのホームドアにホームドアステッカー広告を貼りつけることでホームジャック効果を得ることができます。
広告の「○○ジャック」とは、特定の場所のすべての広告媒体に同じ広告を掲載することでインパクトを打ち出す手法で、みた人に強烈な印象を与えることができます。
もちろんホームジャックは広告の量が増えるので相応のコストがかかりますが、短期間で高い訴求効果を出したい場合はこれに勝る広告手法はないでしょう。

ホームドアステッカーの事例

ホームドアステッカー広告の事例として、不動産会社のものと回転すしチェーンのものを紹介します。

不動産会社の事例

東京都板橋区の徳丸住宅販売株式会社は地域密着を売りにしている不動産会社です。徳丸住宅販売は都営地下鉄の4つの駅（西台駅、蓮根駅、志村坂上駅、志村三丁目駅）にホームドアステッカー広告を出稿しました。
この広告の特徴は、あえて文字を多くしているところです。広告でインパクトを出すとき、文字を少なくして、キャッチーなコピーや目を引くグラフィックを使うことがありますが、徳丸住宅販売はその逆をいきました。それは、ホームドアステッカー広告なら、電車を待つ人に多くの文字を読んでもらえるからです。
この広告には「不動産の売買・リフォームは株式会社徳丸住宅販売グループで」や「物件購入＋リフォームを『ワンストップ』でご提案」「探すから暮らすまでトータルサポートで安心」「地元密着40年以上の実績」といった文章が並んでいます。
参考：野村不動産株式会社様

トレインジャック広告の事例

回転すしチェーンのスシローは、JR山手線の22の駅にホームドアステッカー広告を出稿し、さらに車両にもラッピング広告を出しました。この広告プロジェクトの名称は「山手線全駅出店プロジェクト」。
この大規模広告企画の狙いは2つあって、一つめは大阪に本拠地があるスシローが東京での認知度を高めることです。そして二つめの狙いは、スシローの出店地を募集することです。ホームドアステッカー広告に「回転すし売上No.1の実績　スシロー出店地募集中　70坪から出店可能」と書きました。
ホームジャックとトレインジャックを同時に仕掛けることでアピール度を高めることに成功しました。
参考：（株）あきんどスシロー様

ホームドアステッカーの料金

ホームドアステッカー広告の料金を紹介します。
ある広告代理店は次のような料金を提示しています。いずれも東京都内の駅で、期間は14日、掲出枚数は20枚です。金額は税別です。

●池袋駅、210万円
●高田馬場駅、140万円

別の広告代理店のホームドアステッカー広告の料金は以下のとおりです。いずれも山手線の駅で、期間は半月、掲出枚数は20枚です。

●東京駅、池袋駅、210万円
●上野駅、秋葉原駅、品川駅、170万円
●有楽町駅、高田馬場駅、新橋駅、140万円
●神田駅、田町駅、浜松町駅など、110万円
●恵比寿駅、目黒駅、御徒町駅など、100万円
●代々木駅、日暮里駅、駒込駅など、90万円
●田端駅、新大久保駅、高輪ゲートウェイ駅など80万円

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