「SEO対策」で1位を獲得したプロが語る実践的SEO戦略講座|ウィルゲート「TACT SEO」

2026年3月12日(木)に開催された「メディアレーダーWEEK2026春」に、株式会社ウィルゲートの吉岡 諒氏が登壇。
『「SEO対策」で1位を獲得したプロが語る実践的SEO戦略講座』をテーマに講演しました。
本レポートでは、当日の講演内容の一部をご紹介します。

1986年岡山生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。 高校卒業3日後に学生起業。 21期目、159名のウィルゲートを経営。現在は、専務取締役兼M&A事業の管掌役員を務める。 Google【SEO対策】1位獲得、SEOで8,000社の支援。M&A仲介【ウィルゲートM&A】は5年で73件成約。 2018年SEO AI ツール「TACT SEO」をリリース。X: https://x.com/seoamigo

目次

検索環境の激変と「SEO×LLMO(生成AI検索最適化)」の共通項

昨今、Google検索結果の最上部にAIが回答を表示する「AI Overviews(以下、AIO)」が導入されるなど、ユーザーの検索体験は大きな転換期を迎えています。

Googleが掲げる思想は一貫して「ユーザーの利便性を最優先し、ユーザーが求めるものを上位表示させる」ことです。LLMOの重要性が増しても、評価されるコンテンツの本質は以下のSEOのポイントに集約されます。

・検索意図への一致:ユーザーの検索意図に対し、その答えが的確に提示されているか。
・独自性:他サイトのコピーではなく、自社ならではの一次情報や独自の視点・魅力が含まれているか。
・信頼性・専門性(E-E-A-T):E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を担保し、発信主体の透明性が確保されているか。
・構造の分かりやすさ:ユーザーの利便性(読みやすさ・探しやすさ)を考慮し、見出しやFAQなどの構成が適切に設計されているか。

本セッションで使用した「最新のSEO/LLMO対策」全34ページの登壇資料ダウンロードはこちら。

AIOで表示されるための要点

「検索結果がAIに置き換わると、これまでのSEOは無意味になるのではないか」という懸念の声もあります。しかし、最新のデータでは、AIOに引用されているURLの76.1%が、自然検索でトップ10位以内に入っているサイトであるという事実が判明しています。

つまり、「既存のSEOで10位以内に入るほど質の高いコンテンツを作ること」がAIOへの表示に直結するのです。AIはゼロから情報を生み出しているのではなく、あくまで信頼性の高いWebページを情報源(ソース)として引用しています。そのため、以下の対策がAIO掲載への近道となります。

自然検索での上位獲得:検索結果の10位以内(理想は3位以内)に入る評価をGoogleから得る。

・特定クエリの強化:検索ボリュームが多いワードだけでなく、手順や方法(「〜する方法」「〜手順」)といったSEOを強化する。これらはAIOでのニーズが非常に高い検索クエリです。

比較・リスト系の網羅:比較系(「〜と〜の違い」)、リスト系(「〜のメリット・デメリット」「〜5選」)、事例・実績などのファクトベースの情報を強化する。信頼できるメディアから「自分に必要な質の高い情報」を効率よく得たいという、タイパ(タイムパフォーマンス)への要求が極めて高まっています。

AIOの実際の事例と「草の根」の対策

AIOの攻略において、ウィルゲートが自社事業(M&A事業)で実践し成果を出している具体的な手法をご紹介します。

【前提】AIO枠の構造と「レコメンド」の法則
AIOの回答文の下には、最大で15サイト程度の参照元リンク(ソース)が表示されます。この15サイトのうち、半分以上に自社に関する情報が掲載されていれば、AIOの回答内で「おすすめ」としてレコメンドされやすい傾向があります。

【アクション】地道な「草の根」の掲載依頼
まず、ターゲットとするキーワード(例:「M&A仲介おすすめ」)で既にAIO枠に頻繁に登場している有力な比較サイトやランキングサイトを特定します。それら上位サイトの運営者へ地道に連絡を取り、自社サービスをリストに加えてもらうよう交渉を重ねる「草の根活動」を徹底しました。

【結果】プラットフォームを横断した露出の独占
この施策により、比較サイトからの良質な被リンク(バックリンク)が蓄積され、SEO評価が大幅に向上しました。その結果、GoogleのAIOだけでなく、ChatGPTやGeminiにおいても「ITに強いおすすめのM&A会社」としてウィルゲートの名が筆頭に挙がるというLLMOを実現しています。

自社メディアのセッション数を半年で10倍に成長させた戦略

ウィルゲートは自社メディア「プロモニスタ」において、施策開始からわずか半年で、オーガニック流入を約10倍へと成長させました。2021年11月当時の月間6,925セッションから、現在は16万セッション超へと拡大。このV字回復の鍵は、自社で開発・提供しているAIライティングツール「TACT SEO」を活用した競合分析と、数値に基づく徹底した施策実行にあります。データから導き出した「勝てる要素」を愚直に実装したことが、この爆発的な成長をもたらしました。

■3つの重要指標による可視化

・外部リンクスコア:他サイトからの信頼性を数値化し、競合との差分(自社10vs競合15)を埋める施策を徹底しました。

コンテンツ数:検索ユーザーのあらゆるニーズを全方位でカバーするため、コンテンツの網羅性を徹底追求。ページ数を102ページから213ページへと倍増させました。

ページ内の関連語(共起語)含有数:ページ内の関連語(共起語)含有数を1語単位で精査。競合の120語強という水準を上回る、124語までリライトを積み重ねることで、「情報の厚み」を提供し、検索エンジンの評価を確固たるものにしました。

これらの全指標で競合を上回った結果、最難関キーワードである「SEO対策」において検索順位1位を獲得しました。このSEOの成功が、結果としてAIOでの引用独占にも直結したのです。データに基づき「勝てるページ」を戦略的に設計する。これこそが、短期間で確実なトラフィック増大を実現するためのポイントです。

競合との差分を可視化し、勝てる施策を導く「TACT SEO」のサービスの詳細はこちらからご確認ください。

SEOに強い記事の作成フロー

SEO効果を最大化するためには、大きく4つのフローを経て進めていくことが重要です。

①キーワード選定

まずは、どの「問い」に対して回答を用意するかを決定します。

  • キーワードグルーピング:取得した大量のキーワードを「検索意図」ごとにまとめます。
  • キーワードの洗い出し:SEOツールを用いて、メインキーワード(例:「SEO対策」)に関連するあらゆるワード(サジェスト等)を網羅的に取得します。

NG例:「SEO」「SEO対策」「SEO施策」など、似た意図のワードごとに別々の記事を作る(評価が分散します)。

OK例:検索意図が類似するテーマを1つの記事に集約する。ウィルゲートの「SEO対策」の記事は、この手法により1ページで143ものキーワードでの流入を獲得しています

②企画

読者のニーズを構造化し、記事の骨組みを作ります。

  • 上位表示されている競合サイトの構成を分析し、読者が求めている要素(検索意図)を特定します。
  • タイトルや見出し(H1〜H3)を設計し、ストーリーを組み立てます。

③ライティング

設計図に基づき、執筆を行います。

  • Gemini(生成AI)のみを利用する場合:プロンプトを工夫しても、SEOに不可欠な「関連キーワード(共起語)」の含有数が低くなりがちです(例:651語中95語程度)。
  • TACT SEOを利用する場合:上位20サイトをクローリングし、AIが自動で構成案を作成します。
    • AIが苦手な「キーワードの網羅性」をデータで補完するため、関連キーワードの含有数を大幅に高めることが可能です(例:651語中291語)。

執筆工数を従来の10時間から30分程度へと、約9割削減できます。

④チェック

品質を担保するための最終工程です。

  • ファクトチェック(校正・校閲):AIが生成した文章に誤情報がないか、上位サイトの情報と照らし合わせて検知します。
  • コピペチェック:他のサイトの文章と酷似していないかを確認し、独自性を担保します。

AIライティングツール「TACT SEO」活用事例:驚異の上位表示率

TACT SEOのAI記事作成機能を活用することで、短期間で劇的な成果を上げた事例が続出しています。

  • 鍼灸院(1店舗):78記事中63記事が上位表示(上位表示率80%)。SEO流入数は月1,000から30,000へ急増しました。
  • 葬儀会社(全国展開):116記事中62記事が上位表示(上位表示率53%)。SEO流入数は月80,000から500,000へ爆発的に増加しました。

このように、最新のAI技術と確かなSEOデータを掛け合わせることで、圧倒的なスピード感で成果を出すことが可能になります。
ご紹介した事例はほんの一部です。
他にも成功事例を掲載していますので、気になる方はぜひ資料をご覧ください。

まとめ:AI時代に勝つための「データ駆動型」SEO

検索環境がAI中心へとシフトし、AIOや生成AI検索が普及しても、評価の根底にあるのは「ユーザーにとって有益で、信頼できる情報を発信すること」に変わりありません。
本記事で解説した最新のSEO戦略をまとめると、以下の3点が重要です。

AIO対策は「既存SEO」と「草の根活動」の掛け合わせ
AIOに引用されるURLの約76%は自然検索トップ10位以内のサイトであり、まずはSEOで上位を狙うことが不可欠です。その上で、引用されやすい比較サイトへの掲載を依頼する地道な活動が、プラットフォームを横断してAIに参照される状態、すなわちLLMOに繋がります。

データに基づいた勝てるページの設計
自社メディア『プロモニスタ』を半年で10倍に成長させたのは、外部リンク・コンテンツ数・関連語含有数を競合と数値比較し、差分を埋めるデータ駆動型の戦略でした。

AIツール(TACT SEO)による圧倒的な効率化
関連キーワードのグルーピングや構成案作成をAIツールを利用して効率化することで、執筆工数を約9割削減(10時間→30分程度)しつつ、高い専門性と網羅性を担保した「SEOに強い記事」を量産できます。

AI技術を正しく活用し、確かなデータに基づいたコンテンツ制作を継続することこそが、激化する検索市場において確実に成果を出し続ける唯一の道と言えるでしょう。

本日記事のセミナー内容や、「TACT SEO」のサービス資料は以下資料よりご確認いただけます。

本記事で解説した最新SEO/LLMO対策について詳しくまとまっています。

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