公開日：2021年06月11日　更新日：2023年03月06日

雑誌広告の事例集！広告効果や仕組みも併せてご紹介

雑誌広告の事例集！広告効果や仕組みも併せてご紹介

1.雑誌広告について

ありとあらゆる場面でデジタル化が進んでいく中、多くの紙媒体市場が縮小していっています。雑誌もこれに該当する媒体の一つであり、かつて大きな盛り上がりを見せた雑誌広告にも魅力を感じなくなったと感じる広告担当者も少なくないのではないでしょうか。
しかし一方で、需要が下火になりつつある雑誌広告に新たに着目し、タイアップ企画を積極的に行う企業や広告掲載を検討するメディアが増えているのも事実です。

マスコミ4媒体の中の一つである雑誌広告ですが、他のマス媒体と比較しターゲティング面で優れているという特徴があります。このメリットを活用すべく、特に大企業や一定数の知名度を誇るブランドなどが継続的に雑誌広告を活用しているという傾向が見られます。また近年では誌面のデジタル化も加速していることから、これまで雑誌広告に掲載をしてこなかった広告主が出稿できる機会も増えてきています。
下記リンク内記事では、まだまだ活用メリットが未知数な雑誌広告の魅力について詳しく解説しています。興味のある方はぜひご一読ください。

【関連記事】雑誌広告の種類や料金、メリット、媒体資料まとめ

2.雑誌広告の事例

2-1.紙雑誌のデザイン例

Ultra Thin（超薄い）と書かれたこのパソコンは、雑誌の誌面2ページ分を丸々使用した雑誌広告です。これはApple社が出した斬新な広告で、ページをこのようにして開けるとまるでとてつもなく薄いパソコンを手に持っているような感覚になります。

＜引用：Ads of the World> https://www.adsoftheworld.com/media/ambient/ultra_thin

物流会社DHLが出した雑誌広告のデザインです。ページをめくると男女間で荷物を運ぶ配達員が見える仕様になっており、ブランドのコンセプトを上手に伝えることができています。この配達員は、2ページ間に挟まれた透明のPVC紙に印字されており、画期的なアイデアとして一躍注目を集めました。

＜引用：Ads of the World> https://www.adsoftheworld.com/media/print/dhl_page

2-2.デジタル雑誌の表示例

雑誌媒体のデジタル化が進み、デジタル誌にも様々な広告が掲載されるようになりました。デジタル雑誌では以下のように広告が表示されます。

＜引用：Casa BRUTUS> https://casabrutus.com/architecture/188376

＜引用：Vogue Japan> https://www.vogue.co.jp/fashion/article/brands-to-know

3.雑誌広告の仕組み

雑誌広告の仕組み、出稿までの流れは、基本的に広告主が広告代理店に出稿依頼をし、そこから媒体の選定、原稿の審査などが行われ、晴れて出版社から広告が掲載された雑誌が販売されるという段階を踏みます。
広告主から直接出版社へ原稿を持っていくこともできますが、原稿のチェックや審査などを行う出版社が少ないため、代理店を挟んだ方がスムーズに工程を踏め、確実に出稿まで持っていくことができます。
また雑誌広告には主に「純広告（ディスプレイ広告）」「記事広告・タイアップ広告」「連合広報（連合広報企画広告）」の3種類の掲載形態があり、目的に応じこれらを使い分けることによっても効果が出るような仕組み、構造になっています。

4.雑誌広告の料金事例

雑誌広告の掲載費用は新聞広告などと同様に掲載場所やサイズ、カラーの有無を基準として算出され、およそ50万から250万円ほどと幅があります。

カラー表記一覧	概要	費用相場（1ページ分）
4C（4色/カラー）	フルカラー印刷のことを指します。4色のインクを使用して色を表現することからこのように呼ばれます。	100万円～250万円
1C（1色/モノクロ）	ブラックインク一色での印刷のことを指します。	５０万円～１５０万円
2C（2色）	ブラックインクと特色インクの2色で再現されるカラーのことを指します。	５０万円～１５０万円

ライタープロフィール

メディアレーダー運営事務局株式会社アイズ: 国内No.1媒体資料ポータルサイト「メディアレーダー」を運営中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。

公式Twitter：@mediaradar_jp
中の人Twitter：@mediaradar_
TEL：03-6427-6331