注目すべき3つのポイント
- SNS・LINE応募が主流に
オープンはX・LINE・Web、クローズドはWeb・LINEが中心。ターゲットに合わせた応募導線設計が必須。 - 「応募のしやすさ」が勝敗を分ける
離脱理由の上位は「面倒」「当たりにくそう」。ステップの簡略化と当選期待感を高める工夫が参加を促す。 - デジタルインセンティブの王道
景品は「デジタルポイント」「金券」が人気。特にPayPay、Amazon、楽天など日常使いできる自由度の高さが鍵。
キャンペーン専門会社の株式会社パルディアは、10代〜70代の男女1,343名を対象に実施した「キャンペーンに関する消費者意識と実態調査レポート2026」を発表しました。
応募経路の主流は「X・LINE・Web」:ターゲットを逃さない媒体別導線

直近1年以内のプレゼントキャンペーン応募経験に関する設問では、オープンキャンペーンにおいて10代〜50代の男性の応募経験率がすべて70%を超えるという高い水準を示しました。また、クローズドキャンペーンでも男性の10代〜40代で7割以上が「ある」と回答しています。全体として、女性よりも男性のほうがキャンペーンへの参加経験率が高い傾向にあり、特に男性層におけるキャンペーンへの関心の高さがうかがえる結果となりました。
オープンキャンペーンでは「X」「LINE」「Web」、クローズドキャンペーンでは「Web」「LINE」が主な応募経路となっており、媒体ごとの特性を捉えた導線設計の重要性がうかがえます。
応募の決め手は「手軽さ」と「魅力」:不参加の壁を取り払う3つの条件
オープンキャンペーンに応募した理由の調査では、「応募が簡単そうだったから(48.9%)」と「景品が魅力的だったから(41.6%)」が上位を占めました。
特に「簡単そう」という要素は、男女ともに高年齢層ほど割合が高く、参加の心理的コストを下げることがシニア層の巻き込みに有効であると分かります。

一方で、応募しなかった理由の調査では「キャンペーンを知らなかった」に続き、「当たる確率が低そう」「応募が面倒そう」が上位に挙がっています。 これらの結果から、キャンペーンの参加率を高めるには、魅力的な景品設計(インセンティブ)だけでなく、「告知接点の確保」「応募ステップの簡略化」「当選期待(当たりそう感)を高める設計」の3つを同時に満たすことが重要であるとわかります。
また、企業公式アカウントをフォローした理由の第1位は「プレゼントキャンペーンを実施していたから」であるものの、解除・ブロックの理由には「投稿や通知が多いから」が選ばれており、認知獲得後の関係維持には配信頻度のコントロールが不可欠です。なお、魅力的な景品としては「デジタルポイント」や「金券」が支持を集め、なかでもPayPayポイントやAmazonギフトカードといった日常性の高いインセンティブが強いニーズを持っています。
その他にも、さまざまな設問の調査結果を公開しています。詳細なレポートは以下よりご確認ください。

本調査は、キャンペーンを単なる一時的な「認知拡大・認知獲得」のツールとして終わらせず、その後の「LTV向上(顧客ロイヤルティ化)」へ繋げるための課題を明確に示しています。多くのマーケターがアカウントの友だち数やフォロー数の増加を狙ってキャンペーンを打ちますが、その後の配信設計が最適化されていないためにブロックされるという「バケツの穴」状態に陥りがちです。
今、他社との差別化として応用すべきは、応募ステップを極限まで減らす「即時抽選(インスタントウィン)型」の導入や、ユーザーの属性に合わせたセグメント配信の徹底です。インセンティブで惹きつけたユーザーを「適切な頻度と質の高い情報」で育成するコミュニケーションシナリオまでを含めて一気通貫で設計することが、2026年のキャンペーンマーケティングで成果を出す最大のポイントと言えます。
関連リンク
プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000029339.html
■調査概要
調査名:キャンペーンに関する消費者意識と実態調査レポート2026
調査手法:消費者データベース「Knowns消費者リサーチ」より集計
調査期間:2026年1月27日(火)~2月2日(月)
調査対象:10代~70代の男女
サンプル数:1,343サンプル(男性689名、女性654名)








