ドコモと阪神タイガースが仕掛ける「共創型OOH」とは?ファン還元を最大化する応援金活用の新戦略

ドコモと阪神タイガースが仕掛ける「共創型OOH」とは?ファン還元を最大化する応援金活用の新戦略_サムネ

注目すべき3つのポイント

  1. 「応援の可視化」によるエンゲージメント強化
    ファンの決済行動が直接ラッピング広告という形になり、街を走ることで「自分たちが支えている」という実感を生む。
  2. 決済データを活用したコミュニティ・マーケティング
    dポイントやd払いを通じた特定のデザインへの「きせかえ」をトリガーに、コアファンを特定し施策へ繋げる仕組み。
  3. 空港リムジンバスを活用した高リーチなOOH展開
    阪神間の幹線道路や空港周辺を走行することで、地元ファンだけでなく観光客やビジネス層への幅広い認知獲得を狙う。

決済行動を推し活に変える「参加型マーケティング」の理想形

株式会社NTTドコモは、プロ野球・阪神タイガースのファンから寄せられた「応援金(※1)」を活用した第2弾施策として、2026年3月1日より「阪神タイガース応援ラッピングバス」を運行します。この取り組みは、単なる企業協賛の広告ではなく、ファンが日常生活でdポイントを貯めたりd払いを利用したりすることで発生した「応援金」を原資としている点が最大の特徴です。

※1 本広告は、2025年5月7日(水)から実施している『阪神タイガース応援施策』で2025年8月1日(金)から2025年11月30日(日)の期間で集まった応援金を活用しています。本施策利用者のdポイントが減ることはありません。本施策利用者が貯めた対象dポイントの5%相当額を株式会社NTTドコモが負担します。詳細はこちらのページをご確認ください。
*「d払い」は株式会社 NTT ドコモの登録商標です。

今回は伊丹空港・関西国際空港と阪神間を結ぶ阪神バスのリムジンバス1台を特別ラッピング。人気マスコットやファンからの応援メッセージがデザインされた車両が、10か月の長期間にわたり阪神エリアの主要幹線道路を走行します。

本取り組みは、移動そのものが応援体験につながる広告として、ファンエンゲージメントの向上を目指しています。
ユーザー自身も、購買行動が推しの露出拡大に直結するという成功体験を得られる仕組みとなっており、決済サービスの利用促進とファンコミュニティの活性化を同時に実現するCRM施策のひとつとして注目されるでしょう。

MediaPicks  編集部

今回の施策の秀逸さは、推し活の熱量を決済インフラのシェア拡大に結びつけた点にあります。

従来のスポンサーシップは企業からファンへの一方的な露出になりがちでしたが、本件は「ファンの行動が広告を生む」という循環型モデルを構築しています。これは、昨今注目されている「参加型マーケティング」の理想形です。

他業界への応用として、特定の地域やコミュニティに特化した「応援型決済」が考えられます。特にOOHは、掲出される場所自体が聖地化しやすいため、SNSでの二次拡散も期待できます。広告を出すこと自体がファンへのギフトになるこの手法は、ブランドロイヤリティを高めたいBtoC企業にとって非常に示唆に富む事例といえるでしょう。

関連リンク

プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000144861.html

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