注目すべき3つのポイント
- 「注意喚起」を「エンタメ」へ昇華
ネガティブになりがちなマナー啓発を、人気漫画の文脈を活用することでファンが喜ぶコンテンツに転換。 - インバウンド需要への最適化
世界的なIPを活用し、言語の壁を越えて訪日外国人の行動変容を促す高度なコミュニケーション設計。 - 鉄道インフラとの強力なタイアップ
東京メトロ・東武鉄道の現場課題をヒアリングし、実効性の高いメッセージを主要駅・車内で多角的に展開。
漫画の力で「マナー」をアップデート。第4弾は首都圏の鉄道網へ
株式会社講談社は、2026年3月30日より、世界的人気を誇る漫画作品を活用したマナー広告プロジェクト「MANGA MANNERS」の第4弾を東京メトロおよび東武鉄道で展開します。
本プロジェクトは、増加する訪日外国人観光客に対し、日本の公共マナーを「楽しく、直感的に」理解してもらうことを目的としています。2024年10月の成田空港を皮切りに、東海道新幹線駅、京都と展開エリアを拡大。その独自のアプローチが評価され、「2025年度グッドデザイン賞」も受賞しています。
今回の第4弾では、『進撃の巨人』や『ブルーロック』に加え、新たに『宇宙兄弟』『ダーウィン事変』『とんがり帽子のアトリエ』の3作品が参画。合計12作品が、「車内での通話自粛」や「ドア付近を空ける」といった、鉄道現場の切実な課題に即したマナーを伝えます。
展開場所は、表参道駅の大型広告から車内のデジタルサイネージまで多岐にわたり、日常的に鉄道を利用する日本人利用者に対しても、改めてマナーを意識させるタッチポイントを創出しています。

本施策の真髄は、「作品の盛り上がり」と「公共マナー」の鮮烈な対比にあります。
この「作中の熱量」と「現実のルール」の落差(ギャップ)をユーモアとして提示することで、説教臭くなりがちなマナー啓発を、ファンが思わず笑ってしまうような「良質なコンテンツ」へと転換しています。
キャラクターを起用するだけにとどまらず、「ファンなら分かるシーンの文脈」を逆手に取ったこの手法は、SNS時代のコミュニケーション設計として高度な、まさに「漫画広告の底力」と言えます。
公共性の高いプロモーションにおいて、IP活用はもはやアイキャッチではなく、社会課題を解決するソリューションとしても機能してきています。
関連リンク
プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000008310.000001719.html









