注目すべき3つのポイント
- 未活用だった公共設備を広告媒体化
無電柱化で増え続ける路上変圧器を、都市美化と企業プロモーションを両立する新OOH媒体へと転換 - エリア特化型の認知拡大に最適
設置場所を厳選できるため、特定のエリアやターゲット層(ビジネス街・観光地等)にダイレクトにアプローチ可能 - DOOHへの拡張性
今後は静止画のラッピングだけでなく、デジタルサイネージによる情報発信も予定されており、動的な訴求も可能に
路上変圧器が担う次世代OOH媒体としてのポテンシャル
株式会社ダイヘンは、大阪市が2025年1月に全国で初めて策定した「路上変圧器活用に関するガイドライン」に基づき、市内の路上変圧器を活用したラッピング広告の掲出を開始しました。
この取り組みは、関西電力送配電株式会社が実施する「情報発信サービス」の一環であり、街の景観に配慮しながら、歩道環境の改善や地域社会の価値向上を目指すものです。
ダイヘンは2025年10月6日より大阪市北区堂島にラッピング広告を設置しており、現在大阪市内には同社を含め計12台(企業広告6台、公共広告6台)が設置されています。

路上変圧器とは、無電柱化に伴い地上に設置される、電気を変換するための不可欠な設備です。これまで単なる設備として存在していましたが、これを「メディア」として活用することで、企業広告と公共情報を同時に発信する新たなタッチポイントに変化させています。
今後は、ラッピングによる静止画広告にとどまらず、路上変圧器上に電子掲示板(デジタルサイネージ)を設置する計画も進められています。

画像出典:大阪市北区「路上変圧器を活用した公共的取組」より(CC-BY 4.0)
これにより、リアルタイムでの情報更新や視認性の高い広告展開が可能となり、都市空間における新たなOOH(屋外広告)のスタンダードとして期待が寄せられています。

この施策の最大のポイントは、「公共インフラのメディア化」にあります。
本取り組みは自治体のガイドラインに沿った「景観との調和」を前提としているため、ブランドイメージを損なわずに地域貢献とプロモーションを両立できる、極めてクリーンな広告手法と言えます。
また、マーケター視点では、ターゲットが歩行する「目線の高さ」に設置されている点に注目すべきです。
ビル壁面の巨大看板とは異なり、歩行者のパーソナルスペースに近い位置で接触できるため、QRコードを用いたWeb誘導や、エリア限定のキャンペーン告知との相性が抜群です。
株式会社ダイヘンの2026年2月13日の発表によると、関西電力送配電が今後路上変圧器上に電子掲示板(デジタルサイネージ)を設置し、企業広告と公共情報を静止画で発信する予定です。
今後、ますます路上変圧器のDOOH化が進めば、時間帯や人流に合わせたエリアマーケティングが高精度で可能になるかもしれません。
\六本木エリアで見つけた路上変圧器ラッピング広告についてはこちら/
-2.png)
関連リンク
プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000174053.html







