Metaと博報堂が「インフルエンサー施策」を科学する。AIで広告効果を事前予測する新機能を提供開始

Metaと博報堂が「インフルエンサー施策」を科学する。AIで広告効果を事前予測する新機能を提供開始_サムネ

注目すべき3つのポイント

  1. 博報堂×Metaの強力タッグ
    共同ソリューション「AaaS with Meta」の既存機能「インフルエンサー施策の分析・PDCAサイクル」に、プラニングフェーズでの「事前予測」機能を追加。
  2. AIによる最適化
    ブランドや商材への購買影響力が高いインフルエンサーをAIが自動リストアップし、マッチ率を算出。
  3. 勘頼みからの脱却
    予算や人数に応じたリーチ・購買喚起度を数値でシミュレーションし、実施前にROIの透明性を確保。

「インフルエンサー選び」の勘を卒業。MetaのデータとAaaS*のAIで購買影響力を最大化する新手法

博報堂は2026年2月13日、Meta日本法人(Facebook Japan)との共同ソリューション「AaaS with Meta」において、インフルエンサー施策の広告効果を事前に予測する新機能をリリースしました。

これまでSNSマーケティング、特にインフルエンサーを起用した施策は、ブランドイメージへの寄与やUGC(ユーザー生成コンテンツ)の波及効果が期待される一方で、施策前に「どの程度の効果が見込めるか」を定量的に判断することが難しいという課題がありました。

今回の新機能では、Metaプラットフォーム上の膨大なUGCデータと、博報堂の次世代型モデル「AaaS」が保有する大規模調査データ、そして最新のAI技術を統合。具体的には、広告主のブランドイメージや商材に基づいてターゲット層を特定し、AIが購買影響力の高いインフルエンサー候補を自動リストアップします。その上で、予算やアサイン人数といった条件を指定することで、KPIを最大化させる最適な組み合わせをシミュレーションします。KPIを最大化させる最適なインフルエンサーの組み合わせをシミュレーションします。

特筆すべきは、単なるフォロワー数による選定ではなく、AIがブランドや特定カテゴリへの購買影響力を分析し、候補インフルエンサーをマッチ率とともに自動リストアップする点です。その上で、予算や人数などの条件を指定することで、KPIを最大化する最適な組み合わせを選定し、効果を具体的な数値として可視化します。

MediaPicks  編集部

今回の発表は、インフルエンサーマーケティングが「キャスティングの時代」から「運用の時代」へ完全に移行したことを象徴しています。

これまでインフルエンサー施策は、ブランドの世界観に合うかどうかの感性や、フォロワー数という指標で語られがちでした。しかし、本機能はMetaの広告配信データとAaaSのAIを掛け合わせることで、施策を「予測可能な投資」へと昇華させています。

他企業がこの動きから学ぶべきは、「UGCをいかに資産化し、予測モデルに組み込むか」という視点です。自社でここまでのシステムを構築できずとも、データに基づいたマッチングや、過去の施策結果をKPIに紐づけてデータベース化する姿勢は、今後のSNS運用において必須の要件となるでしょう。

関連リンク

プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001119.000008062.html

*AaaSについて
広告業界で長らく続いてきた「広告枠の取引」によるビジネス(いわゆる「予約型」)から「広告効果の最大化」によるビジネス(いわゆる「運用型」)への転換を見据えた、博報堂が提唱する広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル。<AaaS®は博報堂の登録商標です。>

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