「聖地」を狙い撃つOOH×SNS戦略。トレカアプリ『カドラバ』に学ぶ、趣味層の熱量を最大化させるマーケティング手法

トレカアプリ『カドラバ』のOOH広告画像
目次

注目すべき3つのポイント

  1. 「聖地」へのピンポイント出稿
    秋葉原や日本橋(オタロード)など、ターゲット(トレカファン)が集まるエリアを中心としたOOH展開。
  2. UGCを誘発する参加型キャンペーン
    屋外広告を「撮影」しSNSへ投稿させる導線設計により、オフラインからオンラインへの拡散を自然に実現。
  3. KOL(インフルエンサー)との立体的な連携
    専門ジャンルのインフルエンサーが現地を訪れ発信することで、広告の到達率と信頼性を補完。

トレーディングカード(トレカ)のオールインワンアプリ「カドラバ」を運営するトリシューラ株式会社は、東京・大阪の計5か所にて、大規模な屋外広告(OOH)の展開を開始しました。錦鯉・長谷川雅紀さんと髙橋ひかるさんを起用したビジュアルは、トレカファンにとっての「聖地」を軸にした戦略的なプロモーションとなっています。

購買導線をジャックする「エリア特化型」の露出

今回の広告掲出先には、秋葉原駅西側広場や大阪日本橋のオタロードなど、トレカファンが集まるエリアに加え、渋谷ハチ公口や大阪駅などの主要駅も含まれています。これは、単なる「通行客」ではなく、明確な目的を持ってその場を訪れる「アクティブユーザー」への接触を意図したものです。カードショップを巡る道中で広告に触れさせることで、アプリの利用シーンを直感的に想起させる設計になっています。

OOHをデジタル拡散の「素材」へ昇華

本施策は単なる掲出に留まらず、SNSを絡めた参加型施策「#カドラバ見つけた」キャンペーンを同時並行させています。屋外広告を「撮影」し、X(旧Twitter)へ投稿することを条件に景品をプレゼントする仕組みは、オフラインの体験をデジタル上の熱狂へとシームレスに繋げています。広告自体がコンテンツとなり、ユーザー自らが拡散を担う「メディア化」を実現しています。

■ ハッシュタグキャンペーン内容

【期間】
2026年1月16日(金)~2026年2月15日(日)23時59分まで
【応募方法】
①屋外広告を撮影
②#カドラバ見つけた のハッシュタグをつけてXに投稿
【当選プレゼント】
応募いただいた方の中から、抽選で3名様に拡張パック「ムニキスゼロ」1BOXをプレゼント。

KOLとの連携によるコミュニティへの定着

さらに、トレカジャンルで高い影響力を持つKOL(Key Opinion Leader)との連携を強化。インフルエンサーが実際に掲出場所を訪れる様子を発信することで、ファンコミュニティ内での信頼性と親近感を高めています。タレントによる「認知」と、専門家による「推奨」を両立させた、立体的なプロモーション構造が特徴です。

MediaPicks  編集部

今回の施策の秀逸さは、「特定のコミュニティにおける移動導線の的確な把握」にあります。現代のマーケティングにおいて、マス向けの広いリーチよりも「熱量の高いコミュニティへの深い刺さり」が重視されています。
カドラバは、ユーザーが「カードを買いに行く」「対戦しに行く」という具体的な目的を持って訪れる場所をジャックすることで、広告を単なる情報からカルチャーの一部へと昇華させています。

他業界のマーケターにとっても、自社製品のターゲットが「どの瞬間に、どこで、どんな文脈で」そのジャンルに触れているかを再定義し、その場所にデジタル(SNS/KOL)を掛け合わせるこの手法は、ニッチトップを狙う上での勝ち筋となるでしょう。

関連リンク

プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000163294.html

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