令和JKのトレンドは「自分磨き」と「思い出づくり」――フリュー調査から読み解くZ世代の最新価値観

「令和版・JKのうちにやりたいこと」調査のサムネイル画像

注目すべき3つのポイント

  1. 「アカ抜け」がやりたいこと第1位
    髪型やメイクの研究を通じた「自分磨き」が、恋愛や遊びを抑えて最優先事項に。
  2. 「思い出の可視化」への強いこだわり
    プリ撮影、TikTok動画、JKケーキなど、体験を「形に残す」ことが学校生活の核となっている。
  3. 推し活がライフスタイルに浸透
    「自分磨き」の項目に推し活がランクインしており、単なる趣味を超えた自己形成の手段となっている。

令和JKの最優先事項は「自分磨き」――SNS時代の“アカ抜け”戦略

プリントシール機事業の最大手であり、Z世代の動向を長年追い続けているフリュー株式会社の社内調査機関「ガールズ総合研究所」が、最新の調査レポート「令和版・JKのうちにやりたいこと」を公開しました。

本調査では、高校1〜3年生の女子高校生を対象に、「学校生活・行事」「遊び・課外活動」「恋愛」「自分磨き・夢」の4テーマでアンケートを実施。そこから見えてきたのは、令和のJKたちが「今この瞬間を最大限に楽しみ、かつそれを美しく記録に残したい」という非常に戦略的でポジティブな姿勢です。

全体のTOP3には、1位「メイクや髪型を研究してアカ抜ける」、2位「告白される」、3位「制服でテーマパークに行く」がランクイン。特に注目すべきは、自分磨きを象徴する「アカ抜け」への関心の高さです。SNSを通じて日常的に美容情報に触れている彼女たちにとって、理想の自分に近づくプロセスそのものが、高校生活における重要なプロジェクトとなっています。

また、遊びの面では「制服テーマパーク」や「プリを撮る」といった定番に加え、「JKケーキづくり」や「TikTok動画撮影」など、令和ならではのクリエイティブな活動が上位に。単に遊ぶだけでなく、その体験をコンテンツ化し、思い出を「可視化」することが彼女たちの満足度に直結していることが伺えます。

一方で、恋愛に関しては「告白される」が上位に来るなど、やや受け身の姿勢が見られるのも興味深い点です。自分自身のアップデート(自分磨き)には能動的ですが、対人関係においては「選ばれる自分でありたい」という承認欲求と慎重さが共存している様子が浮き彫りになりました。

このレポートは、移り変わりの激しいティーン市場において、彼女たちが何に価値を感じ、何に時間とエネルギーを投資しているかを知るための貴重な指標となるでしょう。

Media Picks  編集部

今回の調査結果で最も注目すべきは、「自分磨き」と「思い出のコンテンツ化」が、消費の強力なドライバーになっている点です。

マーケターが学ぶべきは、彼女たちにとっての「体験」は、その場限りの消費では終わらないということです。例えば、1位の「アカ抜け」は、SNSでの自己表現を前提とした投資であり、3位の「制服テーマパーク」は、プリやSNS投稿という「アウトプット」があって初めて完結する施策です。

企業がZ世代向けのキャンペーンを企画する際は、単に「楽しい場」を提供するだけでなく、「いかに可愛く、自分らしく記録に残せるか(=UGCの発生装置)」を設計に組み込むことが不可欠です。また、「推し活で自分の世界を広げる」という回答が自分磨きの文脈で出ている点からも、ブランドが彼女たちの「自己実現を助けるパートナー」としてポジションを築くことが、ファン獲得の鍵となるでしょう。

<調査概要>

■令和版・JKのうちにやりたいことに関する調査

調査対象者           :高校1~3年の女性 各学年150名分(重み付け集計)
調査方法              :インターネットリサーチ(国内リサーチ会社パネル)
調査時期               :2025年11月20日~2025年11月25日
フリューかわいい研究所調べ

関連リンク

プレスリリース・出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002199.000005167.html

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