注目すべき3つのポイント
- オイシックスが全国約1,000拠点の社食・学食を「広告メディア化」し、本格展開を開始。
- ポップ等の視覚情報と「実際の喫食」を掛け合わせ、視覚と味覚を通じた深いブランド理解を促進。
- デジタル広告でリーチが難しい層に対し、商品認知から体験までを一気通貫でアプローチ可能に。
リテールメディアの新潮流、社食ネットワークを活用した本格展開
オイシックス・ラ・大地グループは、商品の認知から流通拡大までを支援するリテールメディア「Oisix Retail ADs」において、全国の社食や学食を活用した独自のオフライン広告「社食・学食リアルプロモーションメディア」を全国で本格展開します。
本施策は、同社グループのシダックスコントラクトフードサービスが持つ全国約1,000拠点(1日約16万食)の食堂ネットワークと、オイシックスが培ってきたBtoC領域での商品開発力を掛け合わせた広告ソリューションです。ポスターや卓上POPの掲出に加え、管理栄養士監修のオリジナルコラボメニューを開発・提供することで、ターゲット層に「視覚」と「味覚」の両面からアプローチします。

体験型コラボの第一弾、ブルーベリーとアメリカンポークで「食体験」を提案
本格展開の第一弾として、2026年6月より「USハイブッシュブルーベリー協会」や「米国食肉輸出連合会」とのコラボ企画を都内の社食などで順次実施します。日常的な食事シーンの中で、食材の新たな活用法や品質の違いを「体験」として消費者に届けます。
デジタル広告では接触が難しい層に対して、食堂という情報が限定された空間での深い没入感を生み出す本メディアは、食品関連のみならず多くの企業にとって新たなマーケティング手法として期待されます。

近年デジタル広告の「第3の波」として注目されるリテールメディアですが、本施策の特徴は「リアルな喫食体験」をサンプリングとして組み込んでいる点にあると考えられます。デジタル広告の課題とされる「広告の読み飛ばし」に対し、食堂という滞在空間での体験型広告は高い没入感を生み出す可能性があります。自社が持つアセット(顧客接点や空間)をメディアとして再定義し、他社の課題解決に活用するこのアプローチは、多くの企業にとって新規事業やアライアンスのヒントになるでしょう。
なお、オイシックスはオンライン領域でも、購買データを活用した体験型サンプリングを展開しています。ファーストパーティーデータを軸とした同社のサンプリング戦略については、下記のインタビュー記事も参考になるでしょう。

また、今回の検証拠点となった職域食堂「雨晴食堂」は、健康・美容意識の高い都心のビジネスパーソンへのリーチに強みを持つインストアメディアです。社食を活用した広告手法の具体像は、下記の媒体資料で確認できます。
関連リンク
プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001193.000008895.html








