TikTokは「全世代の生活インフラ」へ。2026年最新調査が示す、マーケターが陥る“若年層限定”の誤解

TikTokは「全世代の生活インフラ」へ。2026年最新調査が示す、マーケターが陥る“若年層限定”の誤解_サムネ

注目すべき3つのポイント

  1. 全世代で「毎日利用」が定着
    10〜20代の約7割、40〜50代でも約半数が「ほぼ毎日」視聴する日常メディアへ。
  2. 「レコメンド型」消費の加速
    特定のフォローを追うより、アルゴリズムによる「予期せぬ発見」を楽しむ視聴スタイルも。
  3. 隙間時間を埋める「生活動線」への浸透
    就寝前や休憩時間だけでなく、家事や移動中など、あらゆる生活シーンに分散して接触。

TikTokアルゴリズムが変える、全世代の新たな情報接触行動

hotice株式会社が2026年2月に発表した「日本人528名のTikTok利用実態レポート」によると、TikTokはもはや「若者の流行」を脱し、全世代の生活に深く根ざしたインフラへと進化を遂げています。

調査結果で最も注目すべきは、利用頻度の高さです。全体の52.84%がほぼ毎日視聴しており、特に20代では7割を超えています。驚くべきは中高年層のデータで、40代・50代でも約半数が毎日利用している実態が明らかになりました。利用シーンは「就寝前(43.39%)」や「休憩時間(39.21%)」が中心ですが、移動中や家事の合間など、1日のあらゆる行動の切れ目にTikTokが入り込んでいます。

また、視聴態度は「レコメンド型」が主流です。10分〜30分程度の短時間視聴がメインであり、特定の誰かを追いかける「フォロー型」以上に、アルゴリズムが運んでくる新しいコンテンツとの出会いを重視する傾向が強まっています。男性は情報収集、女性はエンタメ・リラックスと、性別によっても利用目的に明確な違いが出ています。

MediaPicks  編集部

今回の調査から、TikTokは検索や交流の補完ではなく、テレビに代わる「受動的インフラ」としての地位を確立してきています。マーケターが学ぶべきは、ユーザーが「明確な目的なく、何か面白い発見を求めて開いている」という心理状態です。

これからの施策では、フォローを前提としたファン作りだけでなく、アルゴリズムに乗るための初動の引きと文脈の親和性がより重要になります。特に、50代以上にも日常的にリーチできる現状を鑑みると、高単価商材やBtoBの「きっかけ作り」としての活用も、2026年の定石となっていくでしょう。

関連リンク

プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000062299.html

■調査概要
調査主体:hotice株式会社
調査協力:合同会社RASA JAPAN
調査手法:インターネット調査
調査実施日:2025年1月20日
調査対象:日本国内在住の一般ユーザー
有効回答数:528名

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