注目すべき3つのポイント
- 信頼度向上に寄与
関西圏の生活者の58.5%が「電車内広告は企業の信頼度向上に良い影響を与える」と回答。 - WEB広告の2.1倍の影響力
信頼度への影響力はWEB・SNS広告の2.1倍。公共の場での掲出が審査を通過した安心感に直結。 - 静止画の再評価
動画広告が増える中、内容を吟味できる静止画(中づり等)ならではの価値が信頼醸成に寄与している。
株式会社オリコムが2025年11月から12月にかけて実施した「電車内広告が企業の信頼度に及ぼす影響」に関する調査(関西編)によると、関西6府県(京都・大阪・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)在住で週1回以上電車を利用する15~69歳の624人を対象とした調査の結果、電車内広告が生活者の「企業に対する信頼感」を醸成する強力なチャネルであることが浮き彫りになりました。
直近1週間の接触率87.2%、最も多い印象は「親しみを感じる」
調査結果によると、直近1週間で電車内広告に接触した人は87.2%にのぼり、その印象として最も多かったのは「親しみを感じる」という回答でした。電車内広告は日常的に反復接触できる特性があるため、生活者に親しみを感じさせる効果があると考えられます。

電車内広告が企業の信頼度向上に寄与すると回答した割合は58.5%
「電車内広告が企業の信頼度向上に良い影響を与えると思う」という設問に対し、「非常にそう思う」「ややそう思う」の合計は58.5%となりました。対して、「全くそう思わない」「あまりそう思わない」の合計は10.6%に留まります。各電鉄による審査を通過した広告だけが掲出されることが信頼性に影響していると考えられます。
注目すべきは、企業の信頼度向上に寄与する媒体として「電車内の広告(43.0%)」を挙げた割合が、「WEB広告・SNS広告(20.5%)」の2.1倍のスコアを記録した点です。この結果は2026年1月に発表された首都圏調査(電車内広告43.4%、WEB広告・SNS広告19.6%で2.2倍)とほぼ同様の傾向を示しており、都市部における電車内広告の信頼度向上効果の高さが実証されました。

自由回答では、信頼を感じる理由として「公共の場に掲出されており、審査を通過しているはずだ」というメディアの公共性への評価や、「反復して目にするため安心感がある」「長時間接触するから」「じっくり見ることができるから」といった声が目立ちました。また、動画メディアが主流となる中で、あえて自分のペースでじっくりと情報を確認できる「静止画」の方が、内容を吟味しやすく信頼につながるという、マーケターにとって見逃せないインサイトも示されています。
MediaPicks編集部コメント

デジタル広告の配信面が多様化し、フェイクニュースや不適切なコンテンツへの隣接リスクが懸念される今、広告の掲出場所が持つコンテキストの価値が再評価されていると感じました。
この調査結果の肝は、交通広告が認知拡大だけでなく、ブランドの背後にある「実体性」や「社会的なお墨付き」を補完している点にあります。
特にBtoB企業や高価格帯の商材を扱うマーケターは、リード獲得のためのWEB広告と、信頼の基盤を作るOOHを組み合わせるメディアミックスの設計が、CVRを間接的に高めるヒントになるのではないでしょうか。
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関連リンク
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000055037.html
出典:株式会社オリコム『「電車内広告が企業の信頼度に及ぼす影響」に関する調査【関西編】』2025年11月~12月
調査概要
調査名称:「電車内広告が企業の信頼度に及ぼす影響」に関する調査【関西編】
調査期間:2025年11月20日(木)~12月10日(水)
調査方法:インターネット調査『Knowns消費者リサーチ』
調査対象:京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県居住かつ、調査回答時に電車利用頻度が週1回以上と回答した15~69歳のモニター
調査人数:624人
調査主体:株式会社オリコム
モニター提供元:ノウンズ株式会社







