現代のマーケティングにおいて、消費者の「生活導線」に入り込むことは、Web広告以上に重要視されています。特に、特定の属性に絞ったアプローチを求める担当者にとって、部外者が立ち入れない「クローズドな空間」はまさに聖域です。
そんな中、全国の学生寮や複合ネットカフェ業界最大手の「快活CLUB」という、完全プライベートの特殊な環境下で出稿実績のある媒体があります。
今回は、圧倒的な視認性と接触頻度を誇る「ランドリー広告」についての魅力を、ファミリーレンタリース株式会社の齋藤様に伺いました。
なぜ今、このアナログメディアがデジタル全盛期のプランナーに選ばれているのか、その裏側にある戦略的な価値を紐解きます。

ファミリーレンタリース株式会社
齋藤大貴 様
販促・企画部
2015年入社。3年間現場でコインランドリーの設置・修理業務を経験した後、 販促・企画部にて主に宿泊施設、介護施設、寮に設置するコインランドリーの図面作成業務に携わる。
現在は中部営業所に異動しより多くの方にサービスを知っていただけるよう販促活動を行いながら営業アシスタントを行う。
1回の洗濯で3回以上の接触。ターゲットを「待ち伏せ」するランドリー広告の全貌
――まず、御社が展開されている「ランドリー広告」の概要について教えてください。
弊社が提供しているのは、学生寮、社員寮、ネットカフェ、ホテルなどの宿泊施設に設置されたコインランドリー機器を広告媒体として活用する手法です。具体的には、洗濯機や乾燥機のフロントパネルやボディ部分に、大型のステッカー(特殊シート)を貼付して広告を掲出します。

最大の特徴は、ターゲットの属性が100%明確な場所にのみ出稿できる点です。
一般的な路面店のコインランドリーとは異なり、弊社が管理しているのは学生寮やネットカフェなどの、「特定の誰かが住んでいる、あるいは滞在している場所」にある機器です。そのため、性別・年齢・ライフスタイルを極めて高い精度で狙い撃ちすることが可能になります。
ネットカフェなどは、夜間に止む無くご利用される方もいらっしゃるので、ランドリーの利用率も高い傾向にあります。その層に対して社員の採用広告などの出稿を検討される企業様もいらっしゃいます。
――「広告を出す場所」としてのランドリーの魅力はどこにありますか?
何より、広告が「風景」ではなく「体験の一部」になる点です。スマホの画面をスクロールして読み飛ばされるバナー広告とは違い、物理的な実体として存在する広告なので、ユーザーの視界を数秒間、確実に独占することができます。
まず洗濯物を入れるとき。次に洗濯が終わって取り出し、乾燥機へ移し替えるとき。そして最後に乾燥が終わって回収するとき。一回の洗濯で、少なくとも3回以上は至近距離で広告と向き合うことになります。
「1日に何度も、あるいは週に何度も、同じメッセージが目に入る」
この繰り返しが、潜在意識に強烈に刷り込まれます。いざそのサービスが必要になったとき、真っ先に思い浮かぶ「第一想起」を獲得する上で効率的なメディアです。
Z世代のプライベート空間へ。東大ほか全国の学生寮をメディア化できる唯一無二の強み
――特に「”学生寮”への広告出稿」は、他ではあまり聞きませんね。
おっしゃる通りです。学生寮はセキュリティが厳しく、外部の人間がチラシを配ったりポスターを貼ったりすることは困難な傾向にあります。
しかし、弊社では「寮内の洗濯室」という、学生のプライベート空間での広告展開が可能になっています。
また、現在東京大学をはじめとする全国の国立・公立・私立大学、専門学校の寮にネットワークを広げています。

18歳から22歳前後の「Z世代」に、日常に溶け込みながら嫌悪感を与えずにリーチできるメディアは、非常に希少性が高いと自負しています。
ユーザーの「無」の瞬間を捉える。ノイズのない数秒間にメッセージを刻む、ネットカフェ独自の広告体験
――ネットカフェでの広告出稿について、詳しく伺えますでしょうか。
弊社は業界最大手の『快活CLUB』様と深く提携しており、全国の店舗にコインランドリーを導入しています。広告を出稿するには、学生寮と並んで非常に評判がいい環境です。

ネットカフェ、特に弊社が提携している「快活CLUB」様のような大型チェーンでは、滞在時間が長く、ランドリーは生活の一部として定着しています。
利用者は洗濯中に動画を見たり作業をしたりしていますが、機器に向き合う数秒間は「無」の状態であることが多いです。だからこそ、その隙間にパッと飛び込んでくる視覚情報は、ノイズに邪魔されることなく強く記憶に残ります。
月額1万円〜のピンポイント戦略。運用負荷を最小限に抑えたリーチ選択
――具体的な出稿事例や、コスト感について教えてください。
最も多い実績は、地元の自動車教習所様です。「学生寮×周辺の教習所」という組み合わせは相性が抜群で、免許取得検討層へダイレクトに響きます。他にも、卒業を控えた学生への不動産・引越し案内、またネットカフェでは求人広告などで多くの実績があります。
コスト面でも、デジタル広告のように高騰する入札価格に悩まされることはありません。 1台あたり月額1万円前後から、特定の店舗や寮に絞った「ピンポイント出稿」が可能です。「名古屋駅周辺だけ」「東京23区内のネットカフェだけ」といった、エリアを絞り込んだ戦略が立てやすいのも、企業様に喜ばれている点です。
| 掲載機器 | サイズ | 枚数 | 料金 |
|---|---|---|---|
| 共通 | 広告制作費 | 1 | 15,000円/枚 |
| 洗濯機 | 特大 | 1 | 10,000円/枚 |
| 洗濯機 | 中 | 1 | 6,000円/月 |
| 洗濯機 | 小 | 1 | 4,000円/月 |
| 乾燥機 | 特大 | 1 | 10,000円/月 |
――広告デザイン制作などのサポート体制はどうなっていますか?
基本的にはデザインデータを頂ければ、弊社側でステッカー制作から全国の拠点スタッフによる貼付作業まで一括で引き受けます。アナログメディアでありながら、運用負荷を最小限に抑えたパッケージで提供しています。
まずはターゲットとなるエリアの設置状況など、お気軽にお問い合わせください。








