注目すべき3つのポイント
- 「85%」という圧倒的な再現性
検証したタイアップ広告の85%(20件中17件)において、配信後の店頭売上リフトを実証。 - 価格競争からの脱却
売上増した施策の75%は値引きを伴わないものであり、コンテンツの質が「指名買い」を創出。 - 若年層の行動変容を促進
20代女性の売上リフト率は142%に達し、SNS視聴が購買に影響している可能性がある。
値引きに頼らず売上増。ブランド価値を高める『指名買い』のメカニズム
株式会社エブリーが運営する日本最大級のレシピ動画メディア『デリッシュキッチン』は、首都圏大手小売チェーンのID-POSデータを活用し、SNSショートタイアップ広告が店頭売上に与える影響を調査しました。その結果、実施した広告施策の85%(20件中17件)において、配信後の売上向上が確認されたことを発表しました。
「食品×タイアップ」の広告事例は、こちらでもご紹介しています。
今回の調査で特筆すべきは、売上が向上した案件の多くが「特売」によるものではないという点です。売上リフトが確認された案件のうち75%は、配信前後で商品単価が維持、あるいは上昇しており、純粋に動画コンテンツが消費者の購買意欲を刺激したことが分かります。また、70%の案件で該当カテゴリ全体の伸長率を上回る結果となっており、競合他社ではなく「そのブランド」が選ばれる「指名買い」の状態を作り出しています。
特に20代女性層では142%という高いリフト率を記録しており、SNSでのレシピ視聴から実店舗での購買に至るまでの導線が非常に強力であることが浮き彫りとなりました。再生数とPOSデータの動きには明確な相関関係(r=0.50)も確認されており、多忙なマーケターにとって、SNS施策を「認知」で終わらせず「売上」に直結させるための強力なエビデンスといえるでしょう。

これまでSNS広告の効果計測は、再生数やエンゲージメントといった「画面の中の数値」に留まりがちでしたが、本施策は小売のID-POSと紐付けることで、マーケターが最も求める「実売への投資対効果」を可視化しました。
単なる商品紹介ではなく、プロが考案したレシピという「生活者の課題解決」の中に商品を組み込むことで、値引きに頼らずとも購買を促せることを示しています。今後はSNS単体の運用だけでなく、本事例のような「店頭を動かす力」を持つメディアを戦略的に活用することが、販促コストの最適化における鍵となるでしょう。
関連リンク
プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000454.000018729.html









