注目すべき3つのポイント
- 広告非放映枠のコンテンツ活用
NEORTとLIVE BOARDが、デジタルサイネージの広告と広告の間の空き時間にデジタルアートを放映する企画「すき間の美術館」を開始しました。 - 全国DOOHネットワークでの展開
LIVE BOARDが運用・管理する全国のオウンドメディア(デジタルOOH)を放映面として活用し、大規模なリーチを確保しています。 - アートプラットフォームとの連携モデル
NEORTが運営するオンラインプラットフォーム「neort.io」投稿作品の中からキュレーションした静止画を放映する仕組みで、アーティストとOOHをつなぐ新たな協業モデルとなっています。
「すき間の美術館」とは何か
NEORT株式会社と株式会社LIVE BOARDは、2026年4月22日より、全国のLIVE BOARDオウンドメディア(同社が運用・管理するデジタルOOH媒体)にて、広告放映のすき間の時間にデジタルアートを放映する企画「すき間の美術館」を開始しました。
広告と広告のあいだに生まれる短い時間をアートと出会う場として捉え、この名称が付けられています。
NEORTは、デジタルテクノロジーを駆使するアーティストと社会をつなぐ事業を展開しており、本企画では同社が運営するオンラインプラットフォーム「neort.io」に投稿された作品の中から、デジタルサイネージに適した作品をピックアップして放映します。
放映の仕組みと展開規模
放映面は、LIVE BOARDが運用・管理する全国のデジタルOOH媒体です。
LIVE BOARDは、OOH領域において国内で初めてインプレッション(VAC=Visibility Adjusted Contact)に基づく配信を実現した事業者であり、屋外・屋内、電車内、駅構内など多様なデジタルOOHを束ねた独自ネットワークを保有しています。
本企画では、各媒体の広告非放映時間帯にアート作品がランダムに配信されます。
なお、配信面や放映時間は媒体ごとに異なる場合があるとされています。
参加アーティストと作品のキュレーション
初回の放映作品は、NEORT++(馬喰町のデジタルアート専門展示空間)にて開催されたデジタルサイネージ向け展示企画「SCREENS CONTEXTUALIZED」の応募作品の中からNEORTがセレクトしたものです。




参加アーティストは、ayat、Chayapon Puapaiboonwong、Martin Lukas Ostachowski、Nsymeの4名で、キュレーションされた静止画作品が放映されます。

本企画が注目される背景には、DOOH媒体が抱える構造的な課題があります。デジタルサイネージは広告枠の販売を主収益とする性質上、非放映時間は収益に結びつかない「空白」として扱われてきました。
しかし通行者の視点に立てば、広告だけが流れるサイネージよりも、質の高いコンテンツと広告が交互に現れるサイネージのほうが、画面への注目度は高まります。本企画はその非放映枠をアートコンテンツで埋めることで、媒体自体の視認価値を底上げするアプローチといえます。
また、NEORTのプラットフォーム「neort.io」からキュレーションした作品を活用する点も見逃せません。制作コストをかけずに質の高いコンテンツを調達できる仕組みを持つことで、継続的な運用が可能になります。
アーティスト側にとっても街頭での発表機会が生まれるため、双方にメリットのある持続可能なモデルになっています。
こうした「広告枠の間をコンテンツで価値化する」発想は、本企画に限らずDOOH業界全体に広がりつつあります。
例えば、京王エージェンシーが渋谷メガウォールで展開する「マチカドキネマ」は、広告枠の合間に7〜8分の短編映画を放映することで通行者の能動的な視認を促す取り組みです。
この「マチカドキネマ」に関する担当者インタビューはMedia Picksにてご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください。

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プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000041243.html








