注目すべき3つのポイント
- 駅ナカが新たなリテールメディア化
Osaka Metroの本町・なんば・西梅田・谷町九丁目の4駅に、サイネージ搭載型IoT自販機「AIICO」を設置。物販と広告配信を一体化した次世代タッチポイントが誕生 - 「あってよかった」を捉える商品設計
ばんそうこう・マスク・フェイスパックなど、移動中に「今すぐ整えたい」需要に応えるラインナップを展開。今後はコスメも検討され、衝動的なセルフケア需要の取り込みに期待 - アンケート連動で1stパーティデータを獲得
55インチ大画面とアンケート機能により、非対面で商品体験とインサイト収集を両立。購買意欲の高まったタイミングでの追客施策にもつなげられる設計
駅ナカに登場した「AIICO」とは何か
株式会社アドインテは、2026年4月1日より、Osaka Metro(大阪市高速電気軌道株式会社)の御堂筋線 本町駅・なんば駅、四つ橋線 西梅田駅、千日前線 谷町九丁目駅の主要4駅において、サイネージ搭載型IoTマーケティング自動販売機「AIICO(アイコ)」の提供を開始しました。
本取り組みは、Osaka Metroが推進する「109駅サービス拠点化プロジェクト」の一環で、駅利用者への新たな価値提供と企業のデジタルマーケティング支援を同時に実現することを目的としています。
AIICOは55インチの大画面デジタルサイネージを搭載し、商品告知・販売・サンプル配布・リマーケティングをワンストップで提供する次世代型の販促プラットフォームです。

最大の特徴は単なる物販機能にとどまらず、アンケート機能を備えている点であり、利用者に商品のトライアル機会を提供するのと同時に、消費者のインサイトを収集することが可能です。
また、ライブ配信やコメント機能も搭載しています。
取得したファーストパーティデータは、購買意欲が高まるタイミングでの追客施策にも活用可能で、タッチポイントの提供からデータに基づいたリマーケティングまで一気通貫で行うことが可能です。
取り扱い商品は、ばんそうこうやマスク、フェイスパックなどのヘルスケア・日用雑貨を中心に、今後はコスメアイテムの導入も検討されています。移動の合間や目的地への到着前に「今すぐ自分を整えたい」というニーズを的確に捉える商品構成です。
「移動中に自分を整えたい」という生活者ニーズを捉えた品揃えは、Osaka Metroが推進する「109駅サービス拠点化プロジェクト」のコンセプト「駅にあったらいいな!」「駅にあって良かった!」「駅で新たな発見を!」と合致しています。
オフライン空間DXとリテールメディアの新たな可能性
駅構内での「AIICO(アイコ)」の展開は、多くの人々が行き交う公共空間である駅構内を、単なる物販の場ではなく「体験と購買が連動するマーケティング空間」へと再定義する試みです。
アドインテは今後、国内主要都市の地下鉄ネットワークへの展開も視野に入れており、駅ナカのタッチポイントをリテールメディア化していく構想を示しています。
ライブ配信やVtuberとのコラボ、ふるさと納税×IP自販機といった応用領域も広がっています。

IoTマーケティング自販機「AIICO」は、交通インフラを単なる広告枠ではなく、体験型リテールメディアかつデータ取得拠点として活用する新しい取り組みです。
サードパーティCookie規制の強化によって自社で顧客データを直接収集する重要性が増す中、駅という人流が多く、また移動動線上で自然な形でファーストパーティデータを獲得できる点は大きな利点です。
従来のWeb施策では取得しづらいリアルなインサイトを得られるため、新商品のテストマーケティングの場として活用し、その結果を商品開発や広告ターゲティングに反映することも可能です。
マーケターにとっては、オンライン施策を補完するオフラインの重要なタッチポイントとして捉え、交通広告とリテールメディアを掛け合わせた新しいマーケティング戦略を構築するうえで、非常に参考になるアプローチと言えます。
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プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000227.000007452.html
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