注目すべき3つのポイント
- 高い接触率
生活者の6割以上(66.1%)がほぼ毎日ポストを確認し、そのうち約7割がチラシに目を通している。 - 行動のトリガー
閲覧後のアクションは「WEB検索」よりも「実店舗への来店」や「保管」といったオフライン行動が先行。 - 脱・一斉配布
読まれない最大の理由は「興味がない」こと。特典の付与に加え、ターゲットの趣味嗜好に合わせた「パーソナライズ」と「信頼性」が鍵。
WEB検索よりも、来店や保管に繋げるポスティング
株式会社アトが20~60代の男女1,009名を対象に実施した調査によると、デジタル化が進む現代においても、ポスト投函広告(ポスティング)が生活者との強力な接点であり続けている実態が明らかになりました。
調査結果では、回答者の約66%が「ほぼ毎日」ポストを確認しており、そのタイミングは「夕方から夜(約60%)」に集中しています。

特筆すべきは、投函されたチラシに対する接触率の高さです。約7割のユーザーが「ほぼすべて見る」「ある程度見る」と回答しており、ポスティングは「見ずに捨てられる」というネガティブな先入観に反し、日常的なスクリーニングの対象となっていることが分かります。

一方で、チラシを見ない理由の第1位は「興味がないから(72.3%)」であり、次いで「内容を信用できないから(22.3%)」が挙げられました。
生活者は「自分に関係があるか」を瞬時に判断しており、この選別を突破する要素として「クーポンや特典(49.9%)」や「パーソナライズされた内容(26.0%)」が求められています。


デジタル広告の単価高騰やターゲティング精度の変化が激しい今、生活圏内に直接アプローチでき、かつ「物理的に手元に残る」という紙媒体特有の保存性を活かしたポスティングは、地域密着型マーケティングにおいて再評価すべき施策と言えるでしょう。

今回の調査で興味深いのは、チラシを見た後の行動として「WEB検索」以上に「来店」や「保管」が選ばれている点です。
これは、ポスティングが単なる宣伝ではなく、生活者の「今すぐ動く理由」を物理的に手元に残せる強力な武器であることを示しています。
これからのポスティングに求められるのは、「誰にでも届く100枚」ではなく「必要としている10枚」を届ける工夫です。
データを用いて「このエリアにはファミリー層が多いから教育系のチラシを」「このマンションは単身者が多いから家事代行の特典を」といった具合に、届ける相手に合わせて内容を絞り込む。そのような「自分に関係がある!」と思わせる一工夫が、チラシをゴミ箱行きから救い、来店へとつなげる鍵となります。

関連リンク
プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000127039.html










