注目すべき3つのポイント
- 広告費ゼロで応募“214件”獲得
「ギャル人事」という個人のキャラクターにファンをつけるブランディングで、オーガニック運用のみでの直接応募を実現。 - 「認知・興味・訴求」の3段設計
単なるバズ狙いではなく、視聴者が求職者に変わるまでのカスタマージャーニーを動画構成に落とし込んでいる。 - TikTok×InstagramのSNS回遊
TikTokで認知を広げ、Instagramでリアルな社風を伝える「チャネルの役割分担」が、ミスマッチのない採用を加速。
広告費0円で応募214件。採用コストを30%削減したSNS採用の設計
SNSマーケティング事業を展開する株式会社Leading Communicationは、自社運営の採用特化TikTokアカウント「ギャル人事はバズらせたい」の運用実績を公開しました。2024年7月の開設から約1年9ヶ月、広告費を一切かけないオーガニック運用のみで累計応募数214件を記録し、採用コストの30%削減を実現しています。なお214件は、2025年1月にプロフィールへ採用フォームのリンクを設置して以降の累計です。

同アカウントの成功要因は、徹底した「人へのファン化」と「アルゴリズムに基づいた企画設計」にあります。動画の冒頭1秒でユーザーの足を止める「窓をカンカン」という独自のフォーマット開発や、特定の個人だけでなく複数の社員を登場させることで、入社後のイメージを立体的に伝える手法を確立。最高再生回数は66万回を超え、フォロワー1.6万人を獲得するメディアへと成長しました。

特筆すべきは、TikTokを単独のツールとして完結させず、Instagramと連携させた点です。TikTokで広く認知を獲得し、Instagramでより深い社内文化を提示するという「SNS回遊型」の導線設計により2025年1月以降、TikTok経由の累計応募は214件、月間最高36件に達しました。求人媒体に依存しない、自社独自の採用チャネル構築のモデルケースを示しています。

今回の事例は、採用活動を「人事の仕事」ではなく「SNSマーケティングの縮図」として捉え直した点に本質的な勝因があります。
従来の求人媒体が「スペックの比較」であるのに対し、TikTok採用は「感情の共鳴」をトリガーにしています。
特に注目すべきは、「認知向け」「興味関心向け」「応募喚起」と動画の役割を明確に分類している点です。
多くの企業アカウントが「バズ(認知)」か「宣伝(訴求)」のどちらかに偏る中、同社は認知から訴求までをカバーするフルファネル型の制作設計を取っているといえます。これは採用に限らず、SNSを通じたリード獲得やD2Cブランドのファン形成にも応用し得る視点といえるでしょう。
「誰が発信するか」というパーソナルブランディングの重要性は今後さらに高まるでしょう。
関連リンク
プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000046021.html









