「狙ったターゲットに情報が届かない」「Web広告だけでは限界を感じている」……ファミリー層向けマーケティングにおいて、多くの担当者が抱える共通の悩みです。
そんな中、0歳から6歳の園児とその保護者、いわゆる「子育てファミリー」へダイレクトに訴求できる手法として注目を集めているのが、ブックマークジャパン株式会社が展開する幼稚園・保育園ルートメディアです。
今回は、同社で長年このメディアを牽引してきた三木克之様に、独自のネットワークと反響を生み出す秘訣を伺いました。

ブックマークジャパン株式会社
三木 克之 様
取締役 経営企画部 部長
2008年ブックマークジャパン株式会社入社
2026年3月 同社取締役に就任
幼稚園・保育園ルートメディア「なかよしようちえん・ほいくえん」、調剤薬局インストアメディア両事業において、媒体の運営管理から、企画立案、広告営業まで業務全般を担当。
先生から園児、そして保護者へ――手渡しで届く『家庭直結型』ルートメディアとは
――まず、御社が提供している保育園ルートメディアの概要について教えてください。
弊社が展開しているのは、全国約21,000園の幼稚園・保育園ネットワークを活用し、「先生から園児へ、園児から保護者へ」と手渡しで情報を届ける特化型のルートメディアです。

最大の特徴は、広告への接触機会が限られる「家事や育児に多忙な現役ママ・パパ」に対し、お子様という世界で一番大切な存在を介して、家庭内のリビングまで広告を到達させられる点にあります。
――通常のチラシ配布とは、何が違うのでしょうか?
単なるチラシ配布に留まらず、塗り絵や知育コンテンツを絡めることで、「広告」を「親子で楽しむ体験」へと昇華させている点です。
ブランドへの深い共感と信頼を獲得できる独自のプラットフォームとなります。
独自の「コンテンツ融合型」で、園・園児・親の三者を動かす
――多くのルートメディアがある中で、御社ならではの強みはどこにありますか?
一番のこだわりは、配布物に必ず「園児が楽しめるコンテンツ」を掲載している点です。

通常の広告チラシは、園側としても配布に抵抗感が生じがちです。しかし、弊社の「基本型(チラシ/冊子配布)」メニューでは、紙面内に塗り絵、迷路、間違い探しといった知育コンテンツを掲載しています。これにより、園児は楽しみながらそのコンテンツに取り組み、先生は知育の一環として配布しやすくなり、親御さんは「子供が持ち帰ったもの」として必ず目を通す、という理想的な循環が生まれます。
このひと工夫があるからこそ、捨てられずに家庭内まで確実に届き、親子のコミュニケーションの中でブランドが浸透していくのです。
給食・イベントを活用したプロモーションメニュー
――配布型プロモーション以外にどのようなプロモーションが可能なのでしょうか?
給食プロモーション
最近非常に増えているのがJA(農協)様による「給食プロモーション」です。

これは単なる試供品の配布に留まらず、食材を園の給食に提供し、併せてその食材に関する体験授業やお絵描き会などを実施するものです。
実際に「食べる」という体験を通じることで、お子様の食育に貢献しつつ、その体験を家庭でお話しすることにより親御さんの購買意欲を自然に高めることができます。
イベントプロモーション
さらに、玩具メーカー様との取り組みでは、人気キャラクターが園を訪問する「キャラクターグリーティング」といった大型イベントのコーディネートも行っています。

大好きなキャラクターと直接触れ合うという、お子様にとって一生モノの思い出を作ることで、ブランドへの圧倒的な好意度と信頼を醸成することができます。
最近ではこうしたステージイベントのブッキング依頼も増加傾向にあり、単なる配布メディアの枠を超えた「イベントプラットフォーム」としての活用も広がっています。
20年の実績が支える「フレンドリー園」への精緻なセグメント
――エリアの絞り込みや、配布先の質についてはどのようにお考えですか?
弊社では全国 約21,000園の配布が可能ですが、エリアセグメントには柔軟に対応しています。住宅や車(カーディーラー)、習い事などは地域密着型の商材ですので、希望のエリアに絞って園を抽出することが可能です。
| 都道府県 | 園数 | 配布数 |
| 東京都 | 2,250 | 151,837 |
| 神奈川県 | 1,374 | 102,775 |
| 大阪府 | 998 | 92,765 |
ーーとても細かなセグメントが可能なのですね。データ管理などされたうえでこのようなセグメントが実現できているのでしょうか?
仰る通りです。弊社には20年近い運営実績があり、定期的なアンケートや電話調査を通じて、園側の協力体制(フレンドリー度)をデータ化しています。配布NGの園を除外した「信頼度の高い21,000園」のリストがあるからこそ、サンプリングやイベントプロモーションなどの複雑な企画もスムーズに実行できるのが強みです。
デジタル時代だからこそ、オフラインの「接触」が価値を持つ
――様々な魅力がある中で、どのようなお悩みを解決できるのでしょうか?
子育てと仕事に忙しい現代のファミリー層へどう到達させればいいのか、既存メディアで限界を感じているなら、ぜひ一度ご相談ください。
昨今、主婦・ママ層へのリーチはWeb広告が主流ですが、情報の波に埋もれやすいという課題もあります。お子様の手を通じて家庭に届く「物理的な配布物」は、デジタルにはない温かさと確実な視認性が強みのコンテンツです。お子様と一緒に楽しめる、新しい接点の作り方を一緒に考えましょう。







