注目すべき3つのポイント
- 心理的ハードルを超えるIPタイアップ
限定グッズをフックに、クレジットカード新規入会というハードルの高いコンバージョンを後押し。 - 熱量と購買力が高い「推し活層」の獲得
ホロライブファン特有のエンゲージメントを活かし、自社サービスへの熱狂的なアクティブユーザーを呼び込む。 - ファンの消費サイクルに合致したプラットフォーム選定
グッズを売り買いするメルカリの決済環境はファンの行動と合致。特典や還元率が次の消費を促す好循環を作る。
「メルカード × ホロライブ」がキャンペーンを開始
株式会社メルペイは、同社が発行するクレジットカード「メルカード」において、人気VTuberグループ「ホロライブ」との初のコラボレーションキャンペーンを2026年5月20日より開始しました。
本キャンペーンでは、ホロライブ所属の百鬼あやめ、AZKi、兎田ぺこら、白銀ノエルの4名を起用。期間中に「メルカード」を保有・新規入会し、特設ページからエントリーしたユーザーを対象に、限定描き下ろしイラストを使用した「BIGアクリルスタンド」などの限定グッズを抽選および先着でプレゼントします。


VTuber起用×メルカリの決済環境がもたらす「推し活消費」の好循環
近年、Z世代や若年層を中心に圧倒的なエンゲージメントを誇る「VTuber」の起用は、単なる認知拡大に留まらず、ファンの「推し活」消費を強烈に刺激するマーケティング手法として定着しています。特にホロライブファンは、限定グッズに対する熱量や購買意欲が高く、クレジットカード入会という比較的心理ハードルの高いコンバージョンを突破させるための起爆剤となっています。
ベースとなる「メルカード」は、フリマアプリ「メルカリ」の利用実績に応じて限度額が決まり、アプリ内で管理が完結する柔軟な決済インフラです。メルカリは日常的な「売る・買う」が行われる、消費行動に直結したプラットフォームであり、ここに熱狂的なファン層が流入することで、単なるカード発行に留まらない「継続的な決済利用」へと繋がる点に大きな特徴があります。

今回の施策は、「IPタイアップによる動機形成」と「メルカリの持つ決済・広告機能」が見事にシナジーを生んでいる好例です。金融系や会員登録系のサービスにおいて、新規獲得の壁を壊すために「ホロライブ」のような熱狂的ファンコミュニティを持つIPの起用は今や欠かせないトレンドとなっています。
さらに一歩進んだマーケティング視点として、この熱量を一過性のものにせず、「メルカリAds」をはじめとするアプリ内広告と連動させることで、顕在顧客へのリターゲティングや類似ユーザーへの効率的なアプローチが可能になります。「強力なIPで認知を獲得し、高精度なアプリ内広告で購買へ転換する」という立体的なプロモーション設計は、認知から獲得・ファン化までを一気通貫で狙いたいBtoCマーケターが今すぐ応用すべき有効なアプローチと言えるでしょう。
関連リンク
プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000535.000026386.html









