クロス・プロップワークス『SNS利用実態調査レポート(2025年11月)』公開

クロス・プロップワークス『SNS利用実態調査レポート(2025年11月)』公開_サムネ

注目すべき3つのポイント

  1. 主要SNSの購入経験率が軒並み上昇
    Instagram(33.6%)を筆頭に、TikTok、X、YouTubeすべてで前回調査から購入経験率がアップ。
  2. プラットフォーム別「購買の決め手」の明確な差
    TikTokは「レコメンド(おすすめ)」、Instagram・X・YouTubeは「フォロー中」の投稿が購入を後押し。
  3. 「暇つぶし」が最大の購買チャンス
    全SNSで利用目的の1位は「暇つぶし」。目的のない閲覧中に偶然出会う商品が、今の売れ筋に直結している。

指名買いか、衝動買いか。SNS経由の購入率上昇が示す、2026年の勝ち筋とは

株式会社クロス・プロップワークスが発表した『SNS利用実態調査レポート(2025年11月)』によると、主要SNSにおける「SNSをきっかけとした購入経験率」が全プラットフォームで前回の2025年8月調査から上昇していることが明らかになりました。特にInstagramは33.6%(前回比+5.7pt)、TikTokは32.9%(同+4.4pt)と、SNSが情報収集の場から「購買の場」へと急速にシフトしている実態が浮き彫りとなっています。一方、LINEでは『企業公式アカウントの配信』(48%)と『クーポン』(38.5%)が上位を占め、ダイレクトなアプローチの有効性が示されています。

本調査で注目すべきは、SNSごとに異なる「購入の決め手」です。TikTokでは「おすすめに表示された投稿」が47.2%と最多であり、アルゴリズムによる偶発的な出会いが売上に直結しています。対照的に、Instagram(50.1%)やYouTube(50.5%)では「フォローしているアカウントの投稿」が約半数を占め、継続的な関係性やファン化が購買の重要な要因となっています。

また、利用目的のトップが全SNSで「暇つぶし・なんとなく」であることも見逃せません。ユーザーは明確な買い物目的を持たずにフィードを眺めており、その「無防備な瞬間」にいかに自然な形で、かつ魅力的な商品提示ができるかが、現在のSNSマーケティングにおける勝ち筋と言えるでしょう。

MediaPicks  編集部

今回の調査結果から見えるのは、「プッシュ型(フォロー)」と「セレンディピティ型(おすすめ)」の使い分けがより重要になったという点です。

InstagramやYouTubeは「既存ファンへの深い訴求」に向いていますが、TikTokは「認知ゼロの状態からの購買獲得」を可能にする構造が改めて証明されました。また、「暇つぶし」が利用目的の主流であることは、広告感が強すぎるコンテンツが忌避される要因でもあります。

これからのマーケターは、ユーザーの受動的な時間に溶け込みつつ、一瞬で「自分事化」させる動画クリエイティブの制作能力や、各プラットフォームのアルゴリズムを味方につける戦略がこれまで以上に求められるでしょう。

関連リンク

プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000212.000071371.html
https://service.kwlg-box.jp/whitepaper/OG_O5Ec6/LLiLGS4H

■調査概要
調査機関(調査主体):株式会社クロス・プロップワークス
調査手法:インターネットリサーチ
調査地域:全国47都道府県
調査対象:男女15歳~79歳、日常的にSNSを利用している方
調査期間:2025年11月19日(水)〜2025年11月20日(木)
有効回答数:2,903名

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