注目すべき3つのポイント
- Z世代の約7割が「ファンではない」キャラクターや作品のIPコラボ商品を購入した経験を持つ
- IPの介在により広告が「コンテンツ化」し、Z世代の35%以上が広告と気づかずに視聴
- 「ビジュアル買い」と「同調消費」が、自社単体ではリーチできないライト層の獲得を後押し
株式会社フラッグのZ世代プロジェクト「FLAG Z Lab.」は、これからのSNS時代の購買行動とIPコラボレーションの有効性を分析したホワイトペーパー『【2026年最新版】IPコラボが叶える Z世代×ファンマーケティング白書』を公開しました。Z世代344名を対象にした意識調査をもとに、デジタルネイティブ世代の購買行動とIP活用の有効性を読み解いた内容となっています。
SNSは「インタレストグラフ」の時代へ、広告のコンテンツ化が鍵に
現在のSNSは、フォロワーからの情報を中心とする「ソーシャルグラフ」から、興味関心に合わせて自動配信される「おすすめ・発見タブ(インタレストグラフ)」中心へと移行しています。デジタルネイティブ世代は、フォロー外のおすすめ欄から積極的に新しい情報を収集する傾向が強く、企業の宣伝文句は「ノイズ」として弾かれやすくなっています。
こうした環境下で、アニメやキャラクターなどのIPを活用した「IPコラボ」は、企業の発信をユーザーにとって有益な「コンテンツ」へと昇華させる手法として存在感を増しています。

調査では、SNS上で流れてくる広告が自分の好きなIPとのコラボだった場合、約半数が「他の広告よりも興味を引く/見入ってしまう」と回答。さらにZ世代では35%以上が「広告だと気づかずに見てしまう」と答えており、IPというフィルターが広告の押し付け感を払拭していることがうかがえます。
Z世代の約7割が「ファンではない」コラボ商品を購入
調査でとくに注目すべきは、Z世代の約7割が「自分が『ファンではない』キャラクターや作品のコラボ商品を買った経験がある」と回答した点です。「IPコラボはコアファンに向けた施策」という従来の認識を更新するデータと言えます。

「ファンではない」層が購入する理由として全世代で最も多かったのは「パッケージやデザインが自分好みだった(ビジュアル買い)」。
Z世代ではこれに加えて「SNSや周囲で流行っていたので購入した」「インフルエンサーや友人のおすすめを信頼した」といった理由が目立ちます。未接触の商品でも、IPを通じた周囲の熱量や流行のムードに後押しされる「同調消費」の傾向が強く、IPコラボが自社単体ではリーチできなかったライト層の新規獲得に有効であることが示されました。
多彩なIPでマーケティング施策を強化したい方へ
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「同調消費」を起こすには、Z世代の生声を起点にした企画設計が鍵
「ビジュアル買い」と「同調消費」を実際の購買行動に結びつけるには、Z世代自身が「自分たち向けだ」と感じられる企画設計が欠かせません。同世代が関わったコンテンツや、SNSで共感を呼ぶ仕掛けこそが、ライト層を動かす起点になります。
MediaPicks編集部の視点

本調査が示す「広告のコンテンツ化」は、広告忌避が強まる現代において見逃せない視点と言えるでしょう。
IPの熱量を借りてアルゴリズムの壁を越え、「同調消費」の波を起こすアプローチは、認知拡大や新規リード獲得に課題を抱える企業にとって応用可能性が高いと考えられます。話題作りに留まらず、ライト層まで巻き込む戦略的なIP活用が、今後さらに求められていくでしょう。
関連リンク
プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000003202.html









