公開日:2019年04月18日 更新日:2023年09月14日
コンビニ広告の費用比較と媒体概要|大手4社を比較解説!
コンビニ広告の費用比較と媒体概要|大手4社を比較解説!
コンビニ広告とは
コンビニ広告とは、コンビニの店内や店頭に出稿出来る広告の事です。
コンビニは全国に5万件以上あり、幅広い年齢層に訴求する事が出来ます。
店内放送、レジ前モニター、チラシやフリーペーパーの設置、バウチャーへの広告掲載など、様々な広告掲載が可能です。
また、リーセンシー効果(直前に見た広告が購買に影響を与える効果)も期待出来ます。
コンビニ広告の費用の比較
コンビニ広告出稿にはどの程度の費用が掛かるのでしょうか?基本的に各広告メニュ―の料金は各社の媒体資料に記載されています。
そこで、下記にコンビニ広告の媒体資料を掲載しています。
大手コンビニ各社のコンビニ広告の費用の比較の際には下記媒体資料をダウンロードしてご活用ください。
資料のダウンロードは無料で無制限に可能なので、お気軽にご利用下さい。
セブンイレブンのコンビニ広告
セブンイレブンはコンビニエンスストア最大手の店舗であり、業界内で1位の売上高とシェア率を誇っています。国内だけではなく海外でも事業展開を進めているグローバルな企業でもあります。しかしこれまで広告を大々的に打つことはしていませんでしたが、広告事業に参入しました。約1,900万人が登録するスマートフォンアプリ内で、購買履歴を基に顧客1人ひとりに合った商品の広告や割引クーポンを提示する手法をとります。セブンイレブンの広告展開には「どのような広告事業を展開していくのか気になる」「セブンがまだやっていなかったのは意外」「セブンはなかなか大事なポイントを抑えている」という意見など今後の展開に注目が高まっています。
セブンイレブンのコンビニ広告について|東京報道新聞
ファミリーマートのコンビニ広告
コンビニ業界の広告事業は、これまでファミリーマートが業界内をリードしてきました。伊藤忠商事・NTTドコモ・サイバーエージェントとともに2020年に広告事業に関する会社「株式会社データ・ワン」を設立。設立、広告事業の展開の背景は、「インターネット広告費が2019年に初めてテレビメディア広告費を上回った」「米国での新たな潮流として収益の多角化を実現している」という理由からです。現代のメディア展開をいち早くキャッチした結果といえるでしょう。
ファミリーマート広告について
店内放送・レジ前サイネージ広告
ファミリーマート店舗内、レジの上部に大画面のデジタルサイネージが設置してあるのをご存知でしょうか。商品・サービスの広告や、エンタメ情報、アート、ニュース等、様々な魅力あふれる映像コンテンツを配信。店内がさらに明るい雰囲気になりました。
2022年6月に3,000店舗へサイネージを導入し、月間延べ8,200万人以上と接触可能なメディアを構築しています。
チラシ・フリーペーパー設置
店内什器を使用してチラシやカタログの配布を行っています。全国一斉展開からエリアセグメントまで予算に応じた展開が可能です。保険商品や有名デパートのギフトカタログ、求人用のフリーペーパーから年賀状制作のカタログまで幅広く展開を行なっています。
タイム枠 番組提供メニュー
顧客の平均的な店内滞在時間に合わせ、音楽を中心とした店内放送を利用したミニ番組の提供メニュー。商品訴求メッセージを旬の音楽と共にお届けするスペシャルプログラムが展開可能です。ロングタームの広告、販促、商品や企業のブランディングなどにオススメの広告枠です。
ローソンのコンビニ広告
ファミリーマートが顧客全体に訴求する広告に対して、ローソンのコンビニ広告の展開は、顧客個人に訴えかける、訴求する広告を行なっています。具体的には、これまで会員データの購買履歴や性年代・価値観から、対象となる商品に興味を持っていただけそうなお客様を推測して割引券などを印字し宣伝広告を行なってきました。しかし、今回からは従来の情報にAIを加えることで対象商品に興味を持っていただく可能性が高い会員と価値観特徴を抽出し、個々の顧客の価値観に沿った広告のデザインやキャッチコピーを用いたレシートを発行し訴求を行います。購入確率予測モデルを使って広告クーポンの対象者を抽出するなど、顧客に合わせエンゲージを高める手法です。
ローソンのコンビニ広告について
ローソンCSほっとステーション
ローソンCSほっとステーションとは、ローソンで放送されている店内放送です。ローソンの店内放送ではそれぞれ、楽曲枠、CM枠の二つがあります。楽曲枠ではもうすぐリリースされるアーティストの楽曲やアルバムの紹介、そしてCM枠では商材のニーズに合った希望の時間帯やエリア指定での広告出稿が可能となっています。
商品購入の有無を問わず、すべての来店客や店舗従業員に対して自然にリーチすることが可能です。
POSレジ画面広告
POSレジ画面広告とは、POSレジに表示されるサイネージ広告のことです。商品を購入する際、利用者が必ず目にすると言って良いほどのレジ画面広告は当然、高い広告効果が期待できます。それぞれ、動画広告と静止画広告の二つが用意されており、エリア指定での広告出稿も可能です。
ローソンの年間におけるレジ通過客数は約25億人にも及ぶことからも、高い費用対効果を期待できると言えるでしょう。
月刊ローソンチケット(ローチケ)/月刊HMV &BOOKS
月刊ローソンチケット(ローチケ)及び、月刊HMV &BOOKSとは、全国のローソン店頭で配布されているフリーペーパーです。毎月15日に約100万部が発行されており、その記事広告(タイアップ広告)としての広告掲載だけでなく、Book in Book形式での出稿も可能です。
ミニストップのコンビニ広告
コンビニエンスストアとファストフードを組み合わせたコンボストアという独自のスタイルを持つことが特徴のミニストップは、コンビニエンスストア初の専用ディスプレイを設置するなど、積極的にコンビニ広告事業に取り組んできました。
ミニストップビジョン広告
ミニストップビジョン広告とは、店舗全体から見通すことができる出入り口付近設置型のサイネージ広告です。とても目立つこのビジョン広告は一週間で約780万人の目に触れられるため、高い費用対効果を得られるでしょう。時間指定やSNS、アプリとの連携などプランも豊富に用意されています。
POSレジ液晶CM
POSレジに表示されるミニストップのサイネージ広告は一週間で約837万人の目に留まります。都道府県別や時間帯別配信はもちろん、より細かいところでは市区町村別まで配信が可能であることも大きな特徴です。もちろん、こちらも商品の購入の際、多くの人の目に留まるため、高い費用対効果が見込めます。
店内BGM
ミニストップの店内BGMは一般CMと楽曲CMの二つがあり、一般CMの場合、一週間で約62万回再生されます。こちらも店内放送であることから、すべての来店客や店舗従業員に対して自然にリーチすることが可能です。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
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