公開日:2018年11月09日 更新日:2024年01月25日
Twitterキャンペーンツール、サービスまとめ!
Twitterキャンペーンツールまとめ
Twitterキャンペーンとは
Twitterキャンペーンとは、ブランディング、商品認知を目指して実施されるTwitterでの広告キャンペーンです。Twitterキャンペーンでは特定の内容ツイート、アカウントのフォロー、ハッシュタグ投稿に対して商品やクーポンがプレゼントされます。ユーザーが何に関心を持っているのかを考慮し、さまざまなターゲティング方法でモニタリングすることで、潜在顧客の開拓や持続的なフォロワー増加が期待できます。
Twitterキャンペーンツールに関する資料
ここでは、Twitterキャンペーンのツールやサービス資料をまとめています。
資料のダウンロードは無料で出来ますので、Twitterキャンペーンをご検討中の方は、比較や参考に是非ご活用くださいね。
Twitterキャンペーンでできること
ツイッターキャンペーンには「ハッシュタグキャンペーン」「いいねキャンペーン」など様々なキャンペーン、集客、拡散、PRの方法があります。どんなキャンペーンをしたら効果的か、さらに商品をPRできるのかと迷われている方もいるでしょう。そこで、どのキャンペーンを活用するかを検討する場合には、以下の3つのポイントを踏まえることでどのようなキャンペーンをを選定すれば良いのかの判断がしやすくなります。
- 目的に適しているか
- ほしいデータが得られるか
- 景品などにかかる経費など料金が適切か
SNSのキャンペーンであっても景品などある程度の経費がかかります。キャンペーンを行うからには、目的、目標を達成し、効果を出さなくてはなりません。この記事では、Twitterでの各キャンペーンの具体的な方法とメリットなどをまとめてみます。
ハッシュタグキャンペーン
「#ハッシュタグ」をつけて投稿し、そのキーワードに該当する投稿だけを一覧で表示することができます。ハッシュタグキャンペーンはこの仕組みを活用してキャンペーンを行います。
具体的には、アカウントをフォローして、任意で決めたハッシュタグをユーザーに投稿してもらう事でキャンペーン、イベントに応募可能となります。
ハッシュタグキャンペーンのメリットは、認知拡大につながることやどんな口コミ、投稿になっているかを収集できることです。他にも、キャンペーンで集めた投稿は、自社サイトで二次利用が可能です。Twitterで投稿された内容を埋め込み機能によって、自社サイトや広告に掲載します。
いいねキャンペーン
「いいねキャンペーン」は最も参加者を呼び込めるキャンペーンです。方法は、アカウントをフォローした上で対象のツイートを「いいね」することで応募となるキャンペーンです。
応募する人はワンクリックで簡単に応募できることから参加率が高くなり「リツイート」と同等の拡散効果が見込めます。簡単なので、フォロワーの拡大も見込めます。キャンペーンの中でもメインとなるキャンペーン方法の一つと言ってもいいでしょう。
リプライキャンペーン
「リツイートキャンペーン」は対象のツイートに「リプライでコメント」することで応募となるフォロワー向けのキャンペーンです。
ユーザーに結果がすぐに自動返信されるので手軽に参加できる気軽さや運が良ければ当選するという楽しみが参加率を高めます。効率良く集客効果が期待でき、より多くの人に認知してもらえるところが最大のメリットになります。具体的な呼びかけ方としては「Aを希望する人はリツイート。Bを希望する人はいいね!」といった呼びかけ、参加形式が多くみられます。商品やサービスなどについてアンケートをとりたいなどの時には効果的なキャンペーンです。
リツイートキャンペーン
「リツイートキャンペーン」は自社のアカウントをフォローしてもらいます。その後、特定の投稿をリツイートしてもらうことが参加条件となります。 応募して抽選に当たると、プレゼントがもらえるような仕組みになっています。高い拡散力が最大のメリットです。 Twitterはもともと拡散力が高い上、プレゼントを設定することによって参加者が増えることや拡散力が高くなります。また、キャンペーンに参加したフォロワー自体が発信者になるのも特徴です。
カンバセーショナルカードキャンペーン
「カンバセーショナルカードキャンペーン」はハッシュタグの後にイベント名やキャンペーンのタイトルが書かれているリンクをクリック。すると、企業のキャンペーン画像と下部にハッシュタグ付きのボタンが表示されます。メリットは、視認性が高く、ユーザーの目にとまりやすいところです。さらに、高い拡散性を期待でき、ユーザーとコミュニケーションしやすいのも特徴と言えるでしょう。カンバセーショナルカードをクリックして、キャンペーンを拡散してくれたユーザーに対し、特定のメッセージや動画などを直接送ることも可能でマーケティングに適した機能です。
インスタントウィン
抽選したその場で当落がわかる懸賞システムを利用したキャンペーンです。その場ですぐに当落がわかるので、消費者の購買促進に繋がり拡散力を高める効果があります。
昔はアイスの棒や商品の購入時にもらえるスクラッチカードなどがありましたが、レシートやキャンペーンサイトで表示されたシリアルナンバーをPCやスマートフォンの専用応募サイトから入力して参加するパターンが増加しています。
スマートフォンでくじ引きなどを行い、SNSにキャンペーンやその結果を投稿したりすることで、再度くじが引けるなどもインスタントウィンを利用してキャンペーンを拡散していく手法です。
感想投稿キャンペーン+UGC活用
アカウントをフォローして指定のハッシュタグで商品や対象物の感想などを投稿してもらいます。当選ユーザーにサイト掲載の許諾をとり、投稿された感想が自社サイト等に掲載されます。ユーザーの生の声、具体的な感想を収集することができ、製品サイトやECサイトに口コミとして埋め込んで掲載できるのでエンゲージメントを上げる施策に非常に効果的です。UGCは、ユーザーの手によって制作されたコンテンツの総称です。それぞれのSNSなどに書き込まれるなど投稿されたコンテンツや、それらに対する感想、レビューなどのコメントも含まれます。ユーザーの口コミは購買意欲喚起に大きな影響を与えるため積極的に活用する企業が増えています。
Twitterキャンペーンツールの機能
主にSNSで活用されるキャンペーンツールには、一般的に下記のような機能が付いていることが多いです。
機能一覧 | 概要 |
自動抽選機能
| キャンペーンの自動抽選から当選者への通知まで、基本的な抽選の流れを全て自動化する機能です。
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当選者情報の収集機能
| 当選者情報をまとめ、データとして抽出する収集・まとめ機能です。
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効果測定機能
| キャンペーンページにアクセスしたユーザーの属性や流入経路、SNS上でいいねやシェアされた数字など、キャンペーンで得た反応を計測し集積する機能です。レポート機能が付いているものがほとんどであり、次の戦略に活かすことのできるデータも手に入ります。
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Twitterキャンペーンのメリットとは
Twitterキャンペーンには、下記のようなメリットがあります。
キャンペーンによるフォロワー獲得
Twitterキャンペーンの参加条件として、必ずキャンペーン実施アカウントをフォローする必要があることが多いです。
そのため、キャンペーン参加の意思を持ったと同時に、該当アカウントをフォローすることが多く、フォロワーを獲得しやすい特徴があります。
公式アカウント等、日常的にアカウント運用を行いフォロワーを増やしているアカウントでTwitterキャンペーンを行うことによってフォロワーを短期間で増加させることができます。
キャンペーンによる認知拡大効果
Twitterキャンペーンをきっかけに、リツイートやいいねが拡散されて、より多くのTwitterユーザーにキャンペーンそのものやアカウントが発信している内容、企業の商材や業務内容について認知が促進されます。
キャンペーン応募数の増加
キャンペーンの申込について、ボタンを押すだけで完了するので、はがき応募などの手間取る形式のキャンペーンと比較すると敷居が低く、応募総数が増加する傾向にあります。
広告費用を抑えやすい
TwitterキャンペーンはテレビCMなどの広告施策と比較すると、少ない予算に対して、高い広告効果を得やすいので、企業に支持されやすい広告手法となっています。
Twitterキャンペーンツールの選び方のポイント
Twitterキャンペーンツールの選び方にはポイントがあります。
下記で紹介されるポイントを踏まえながら、自社のキャンペーン実施目的に最も適合するTwitterキャンペーンツールを選択しましょう。
ポイント①目的適合性
まず1つ目は目的適合性です。自社の広告戦略上の目的を達成するための手段がTwitterキャンペーンツールの活用です。上記にも記載した通り、そのTwitterキャンペーンツールを用いることで、本当に自社の目的を達成できるのか熟考すべきです。
対応SNSの種類
まずは、そのキャンペーンツールがどのSNSに対応しているか確認しましょう。Twitterキャンペーンのみの実施なのか、それともInstagramやLINEなどの他のSNSも同様にキャンペーンを実施するのかによっても選択するキャンペーンツールは変わっていきます。
キャンペーンに搭載されている機能について
Twitterキャンペーンに搭載されている機能について、導入前に深く知っておく必要があります。
まずはキャンペーンの種類について、どのようなキャンペーンが実施できるか確認する必要があります。インスタントウィンキャンペーンかハッシュタグキャンペーンなのかによってもどのツールを活用すべきか変わってきます。
また、抽選機能や分析方法でも同様にどこまでの機能が搭載されているか確認しましょう。
利用頻度
Twitterキャンペーンツールを本格的に導入するかどうかを事前に検討することを勧めます。初期費用や最短利用期間が設けられていることがあり、1回導入して問題が発生した場合でもすぐに解約することができない場合があります。
データの取得範囲
Twitterキャンペーンの実施につき、どのような項目で広告効果の測定ができるのか事前に知っておく必要があります。実施したTwitterキャンペーンの成否について、数字ベースで検証することができるので、どの数値の範囲までデータを取得できるかが非常に大切になってきます。
管理画面の UI/UX
Twitterキャンペーンツールの管理画面の見易さや使いやすさは、数値分析に大きな影響を及ぼします。キャンペーンの効果測定や分析時に使いやすいUI/UXかどうかを導入前のデモンストレーションなどで操作性を確認する必要があります。
Twitterキャンペーンツール導入時の費用について
Twitterキャンペーンツール導入にはもちろん費用が掛かります。
予算内の費用で導入できるか、費用対効果が高く見込めるか、長期的に使うことで費用を抑えやすくなるかなどを考慮した上でTwitterキャンペーンツールを選択しましょう。
適切な費用感か
Twitterキャンペーンツールを導入する際に、どのような課金形式か確認しましょう。初期費用が必要なのか、サブスク型・従量制か、追加のオプションはあるかなど、料金形態について細かく確認していきましょう。
アップデート頻度
Twitterキャンペーンツールのアップデート頻度についても、事前に確認しましょう。バグがあった際に早急に対応してくれるか、機能面の追加アップデートはどのくらいの頻度であるか聞きましょう。
Twitterキャンペーンツール側のサポート体制
Twitterキャンペーンツールのサポート体制についても企業や利用プランによって変わることが多いので、細かく聞きましょう。
チャットボットや電話で緊急の対応をしているのか、分析なども含めてコンサルや担当者がつくのかで大きく運用が変わります。
Twitterキャンペーンの成功事例
2020年版のTwitterキャンペーンの成功事例をご紹介します。
JFA日本サッカー協会
JFAは「#JFA全日本いまスポーツにできること選手権大会」のハッシュタグをもとにTwitterキャンペーンを行いました。内容はアカウントのフォロー、「Sports assist you~いま、スポーツにできること~」に掲載されている動画やコンテンツの実践とその撮影、そしてその撮影動画をハッシュタグ「#SportsAssistYou」または「#JFA全日本いまスポーツにできること選手権大会」を付けてTwitterに投稿するというものでした。キャンペーンの特典として、参加者の中から抽選で10名に森保一監督&高倉麻子監督のサイン入りジャージがプレゼントされました。
キットカット
キットカットが2020年に行ったキャンペーンの中に、「ブレイクキャンペーン」というものがあります。ブレイクとは休憩、ブレイク不足の人たちへと題しキットカットの新商品を1万人にプレゼントするキャンペーンを行いました。応募は日本公式キットカットアカウントのフォローと投稿のリツイートをすることで完了します。投稿後に多くのリツイートが行われ、新商品の認知拡大へとつながる施策となりました。
ジョージア
ジョージアでは新商品の認知拡戦略として、フォローとツイートを行うことで参加可能なインスタントウィンキャンペーンを行いました。参加応募が完了すればスロット形式の動画視聴がリプライ欄にて可能になり、動画内容内で結果が分かるというものです。スロットのように同じボトルが動画内で表示された人のみが当選となり、無料のジョージアドリンク券が贈られます。ユーザーが楽しみながら参加できるキャンペーン施策によって新商品の販売促進、そして認知拡大へつながる結果となりました。
面白いTwitterキャンペーンの成功事例
面白いTwitterキャンペーンの成功事例をご紹介します。
花キューピット
花キューピットとは生け花の販売を行っている企業で、有名俳優が直接母の日に応募者へ花束をプレゼントしに行くという企画を行いました。参加条件はアカウントのフォローと投稿のリツイートで、企画の実行日までその俳優の名前を明かさないというユニークな企画でした。当日まで俳優が誰かを予想させるヒントを小出しにしていき、応募開始から終わりまでユーザーから注目を集め続けた大成功キャンペーンとなりました。
Twitterキャンペーンツール一覧
Twitterキャンペーンツールを下記にご紹介します。
クロワッサン
クロワッサンは株式会社on the bakeryが提供するオンラインガチャ・診断アプリのノーコード作成ツールです。
Twitterなど各SNS、マーケティングに活用できるコンテンツ(オンラインガチャ、診断コンテンツ、アンケート)を作成することができます。
参考:診断コンテンツ・オンラインガチャ制作なら「クロワッサン」
Twitterアナリティクス
Twitterアナリティクスは、Twitter Inc.社が提供する公式の分析ツールです。フォロワーやツイート分析を無料で行うことができます。Twitterアカウントさえあれば、だれでも無料で使用できるので、Twitterを運用している企業はマストで導入すべきツールです。
SocialDog
SocialDogは、株式会社SocialDogが提供するTwitter分析ツールです。
フォロワー獲得やフォロワー属性、ツイートの分析ができます。
用途に合わせた利用プランが複数あります。
ATERU
ATERUは株式会社コムニコが提供するキャンペーンツールです。InstagramやTwitterなどのキャンペーンに対応しています。キャンペーンの応募状況や当選者がリアルタイムで確認できます。
導入期間によって複数のプランがあります。
キャンつく
キャンつくは株式会社ピクルスが提供するTwitterキャンペーンツールです。
インスタントウィンキャンペーンから、ハッシュタグキャンペーンまで幅広く対応ができます。また、当選者情報を管理しやすかったり、自社運用がしやすかったり、運用面でも使いやすいことが特徴です。
SmartHash
SmartHashは株式会社World Wide Systemが提供するTwitterキャンペーンツールです。
複数アカウントに関して最大10個のキャンペーンを運用することができます。また最低1か月から運用することが可能です。
タカハッシュ
タカハッシュは山陽ファースト株式会社が提供するキャンペーンツールです。TwitterだけでなくInstagramのハッシュタグキャンペーンで使うことができます。ハッシュタグを自動で収集したりレポート機能で分析を行ったりできます!
Belugaキャンペーン
Belugaキャンペーンはユニークビジョン株式会社が提供するTwitterキャンペーンツールです。Twitterキャンペーンに伴う自動返信や分析をAIが実施してくれます。
giftee
gifteeは株式会社gifteeが提供するキャンペーンツールです。
インスタントウィンキャンペーンを実施できるツールで、低コストでキャンペーンを実施できることが強みです。
ギフトの付与も一気通貫で事務局が行っているため、商品発送コストはありません。
Twitterキャンペーンの注意点
Twitterキャンペーンでの注意点は、次に挙げる3つになります。
● 複数アカウントからの応募を禁止にする
● 同じツイートを何度もさせるようなキャンペーン内容にしない
● 投稿の内容とリンクしたハッシュタグを設定する
1.複数アカウントからの応募を禁止にする
キャンペーンに何度も応募しようとして、複数のアカウントを作成するユーザーがいる場合もあります。そのため、複数のアカウントからの応募を禁止することがおすすめです。複数のアカウントを作成した場合には、当選資格を失う旨をルールに明記すると効果的です。
2.同じツイートを何度もさせるようなキャンペーン内容にしない
全く同じ内容やほぼ同じツイートやリンクの投稿はTwitterの規約に違反してしまいます。例えば、リツイートの多いユーザーに商品を提供するなどのキャンペーンは避ける必要があります。同じツイートを何度もすることが有利となるようなルールを設定しないようにしましょう。
3.投稿の内容とリンクしたハッシュタグを設定する
ツイート内容と関係のないハッシュタグを追加することはTwitterのルール違反となる場合があります。そのため、ハッシュタグをツイートに含めてもらうには、「#キャンペーン」や「#企業名」など、投稿に関連した内容になるように設定しましょう。
ライタープロフィール
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ソーシャルメディア 事業部株式会社アイズ
- SNS広告運用代行やSNSを活用したクチコミマーケティングを提供
SNS広告やSNSを活用したクチコミマーケティングの詳細はこちら
https://www.eyez.jp/business/
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