月間平均約2000万人が「自然に使っている」メディア――「おでかけ検索」の結果を独占する、ウォーカープラスのメディア戦略

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「今度の週末、どこに行こう?」と「大阪 イベント」「イルミネーション 東京」
――そんな検索をしたとき、あなたが辿り着いたページは「ウォーカープラス」かもしれません。​

月間平均約1.5億PV、月間平均ユニークユーザー約2000万人、繁忙期には3000万人に達するこのメディアは、日本の人口のおよそ4分の1から6分の1人がアクセスする巨大プラットフォームでありながら、多くのユーザーが「知らずに使っている」という非常にユニークな立ち位置を持つ存在です。

本記事では、株式会社KADOKAWAの鎌田様に、ウォーカープラスが持つ独自の広告価値と、2026年3月開催予定の大型イベントについて詳しくお話を伺いました。​

2006年入社。ウォーカーブランドの雑誌、WEB広告のセールスを経て企業や行政のプロモーション施策を数多く担当。
2015年~2019年にグループ会社のドワンゴにも籍を置き、「niconico」を中心として生放送や動画に加えてイベント事業にも携わり、KADOKAWAグループ全体のアセットを活かした企業のマーケティング支援を行ってきた。
現在はインサイドセールスチームの責任者も兼任。新規開拓から企業へのソリューション提案~実行までワンストップのマーケティングに従事。

目次

全国お出かけ情報メディア「ウォーカープラス」–雑誌「東京ウォーカー」から始まった

ウォーカープラス概要

―― まず「ウォーカープラス」について教えてください。

ウォーカープラスは、トレンド情報を届けるメディアで、その中でも特におでかけ領域に強いWebメディアです。

元々は雑誌「東京ウォーカー」からスタートして、東京を中心としたおでかけの最新情報を紙媒体で紹介してきました。それが全国に広がって、横浜ウォーカー、関西ウォーカー、東海ウォーカー、北海道ウォーカー、九州ウォーカーと展開され、各エリアの情報を深掘りして届けるシリーズになっていきました。

「週刊 東京ウォーカー」リニューアル号(1990年10月)画像

「週刊 東京ウォーカー」リニューアル号(1990年10月)


現在、雑誌は読者ニーズがある関西と東海に絞りながら、47都道府県のトレンド情報はWebで収集して紹介していく形に移行しました。それがウォーカープラスです。

規模感で言うと、月間平均約1.5億PV、ユニークユーザーは月間平均約2000万です。花火大会などのおでかけ需要が高まるタイミングでは、3000万近くまで伸びることもあります。

―― 月間平均約2000~3000万人という数字を聞くとかなりインパクトがありますが、どのようにユーザーを集客しているのでしょうか。

外部配信や検索流入など、幅広く集客しています。メディアですので、広告による集客は行っていません。

検索流入の面では「おでかけ」が特に強く、「東京 イベント」「大阪 イルミネーション」というように「エリア名×イベント」「エリア名×季節の大型イベント」で検索をかけたときに、ウォーカープラスが検索結果の上位に表示されます。たとえば、「ディズニーランドに行く」と決めている人は公式サイトを見ますが、行き先を探している人にその時々の最適な選択肢を提供するようなイメージですね。

こうした「おでかけ×エリア」の掛け合わせキーワードから自然流入しているため、ユーザー自身がウォーカープラスだと意識せずに使っているケースもあるかと思います。月間平均約2000~3000万人という規模は日本の人口の4分の1から6分の1に相当し、まだ行き先が決まっていない人が検索したときに、ウォーカープラスが検索結果の上位に出てきます

―― 行き先が決まっていない人を取り込める強みを、広告主にどう提供しているのでしょうか。

ウォーカープラスは、この導線設計を重視しています。検索から入ってきたユーザーに対し、タイアップコンテンツを通じて広告主の情報を確実に届ける構造を作っています。

広告メニューもPV保証で担保していますし、広告主には効果が上振れすることで満足いただいています。

ニュースコンテンツに加え、行き先を探している人に対して、商業施設、温泉、公園、サービスエリア・パーキングエリアなど約1万2000件の登録スポットデータベース、日々更新されるイベントデータベースから適切な情報を提供できる点が強みです。

さらに外部メディアやクライアント様のオウンドメディア向けにもこのデータを販売しています。実際、自治体が特設サイトを作る際に、セグメントしながらこのデータを提供したこともあります。

「広く浅く」が生む価値――カジュアルな入り口だからこそ届く

ユーザー属性詳細画像

―― どのような方々が見ているのでしょうか。

ユーザー層は20代から50代と非常に幅広く、男女比はほぼ半々です。

特徴的なのは、トレンド情報や季節系のワードに敏感な層です。流行り物に敏感な、いわゆるちょっとミーハーな人たちも含めて、ウォーカープラスをご利用いただいています。あえて絞っていないメディアなので、マスメディアに近い考え方かもしれません。

――どのようなユーザー層が利用しているのでしょうか?

ユーザー層は20代〜50代と非常に幅広く、男女比もほぼ半々です。特定の層に絞らない「マスメディアに近い」立ち位置が特徴です。

その中でも特に、トレンド情報や季節のキーワードに敏感な層に支持されています。「流行り物がいち早く知りたい」という好奇心旺盛なユーザーが、日々ウォーカープラスを訪れています。

専門グルメサイトのようなディープ情報というよりも、「気軽に読める入りやすさ」を重視しています。おでかけを考え始めた人が最初に触れる入り口としての役割を担っているため、広く浅くライト層に楽しんでもらえる、カジュアルで親しみやすい立ち位置がウォーカープラスの強みです。

専門メディアはコアな層には刺さりますが、まだ具体的に何をしたいか決まっていない層には届きにくい課題があります。一方で、ウォーカープラスは「週末何しよう」「デート どこに行く」といった意思決定の入り口に立っている潜在層に自然とリーチできる設計です。

この接触の間口の広さが、月間平均約2,000万人という圧倒的なリーチを生み出している理由です。

―― クライアント企業の業種や出稿目的を教えてください。

おでかけに関連する企業が多く、商業施設、テーマパーク、あとは、流行という観点でも飲料メーカーなどが中心です。

認知拡大を目的にするクライアント様がほとんどです。獲得や販促となるとWebメディアとしては追うのが難しいため、おでかけやトレンドという文脈に沿った認知を広げることを重視しています。​

他のメディアにはない独自性――「テーマウォーカー」と「編集部が試してみた」と「年間7つの季節特集」

テーマWalkerラインナップ画像

「テーマウォーカー」で、オウンドメディアの流入課題を解決

―― 他社メディアと比べた際の強みや特徴を教えてください。

いくつかありますが、強みとして挙げられるのは「テーマウォーカー」と呼ぶ取り組みです。

元々は「キャンプウォーカー」や「ショッピングウォーカー」といった、編集部がコロナ禍から開始したテーマ企画として立ち上げたものでした。最近では、このメディアの中で特集を自分たちで作りたいという企業が増えてきています

当メディアはユーザー層が幅広く、コンテンツも全体網羅的な構成ですが、個々のユーザーはショッピングやドライブといった特定テーマに強い関心を示す傾向があります。

そこでテーマごとにカテゴライズした特集をメディア内で展開しています。ユーザーニーズとの相性が良く、現在も拡大を続けています。

代表例が星野リゾートとお取組みさせていただいた「星野リゾートウォーカー」です。サイト内にオウンドメディアのような枠組みを提供し、記事を配信してブランディングを強化する取り組みになります。オウンドメディアは流入が少ないという課題をよく聞きますが、当メディアであればトラフィックが担保されているため確実に閲覧される点も大きな強みの一つです。

―― 他にどのようなテーマウォーカーがありますか。

JTと一緒に立ち上げた「喫煙所ウォーカー」や、映画の公開に合わせた「嘘つきウォーカー」(原作KADOKAWA)など、多様な業種・テーマで展開しています。オリジナルタイアップは500万円から特設サイトの立ち上げが可能で、こうした中長期的なお取組みを希望する企業が増えています

サウナWalker媒体資料画像

今一番売れているメニュー–「編集部が試してみた」シリーズ

「編集部が試してみた」イメージ画像

―― 現在、特に反響の大きい広告メニューについて教えてください。

編集部が実際に体験を行う企画です。編集部員自身が被写体となり、現地を訪れたり、商品を飲食したりといった体験を通じて、編集視点で内容を深掘りしながら紹介しています。ユーザーからの反応も良好で、広告メニューでありながら、当メディアらしい切り口として提案できている点が特徴です。

―― ユーザーの反応は、どのような指標で確認されているのでしょうか。

PVやUUといった基本的な指標に加え、記事の平均滞在時間も重視しています。記事がしっかり読まれているかを確認するため、滞在時間が長い点を評価指標として広告主にフィードバックするケースが多くあります。特に体験型の記事では、滞在時間が長くなる傾向が顕著に見られます。

年間7つの季節特集でユーザーニーズを先取り

季節特集ラインナップ画像

―― おでかけメディアとして、季節ごとのトラフィック変動も大きそうですね。

その通りです。7つの大きな年間特集を構成しています。通常のウォーカープラスの中に、季節特集が立ち上がることでトラフィックが伸びます。そのため、この7つのキーワードと親和性の高い広告主であれば、特集に合わせた出稿を検討いただきやすい傾向があります。

特に、おでかけスポットやイベント、グルメといったテーマとの関連性が高い場合、出稿による効果も期待できています。

ウォーカープラスGW情報特集広告メニュー画像

「ウォーカーフェス」で実現する街ぐるみのおでかけ体験

ウォーカーフェス概要画像

―― オフラインの取り組みについても教えてください。

ウォーカープラスがおでかけ情報に強みを持つメディアである点を活かし、自らおでかけ先そのものをプロデュースし、ユーザーが集まる場を創出する取り組みとして立ち上げたのが「ウォーカーフェス」です。いわゆるフードイベントに位置づけられます。

ウォーカーフェスが選ばれる理由についての画像

ウォーカープラスでは全国47都道府県の情報を扱っているため、地方自治体や商店街とのネットワークが構築されています。これを活かし、商店街と連携した街ぐるみのフードイベントとして展開している点が、大きな特徴の一つです。

また、街全体を会場とする形で、謎解き企画も実施しています。単に飲食を楽しみに来る人だけでなく、親御さんがお酒やフードを嗜むだけでなく、子供たちも一緒に謎解き企画などで遊べる。そういう全世代が楽しめるイベントを目指しています。​

自社メディアを保有しているため、ステージコンテンツ決定や協賛スポンサー決定といった節目ごとに記事を掲載し、継続的な告知を展開できる点も強みです。

―― これまでの開催実績を教えてください。

これまで関東エリアを中心に、東京で6回、埼玉で1回開催しています。地方創生の観点から、東京の店舗だけでなく、地元の飲食店や、ウォーカープラスが全国ネットワークを通じて発掘した地方の名店にも出店してもらい、多様な出店者を組み合わせたイベントとして展開しています。

キッチンカーや地元で人気のコロッケ店、地方から招致したキッチンカーなど、幅広い出店者が参加しています。

2026年3月開催「ウォーカーフェス」――初のレタスクラブとのコラボ、協賛企業募集中!

お花見ウォーカーフェス2026概要画像

――広告主にとってのメリットはなんでしょう。

一番大きいのは、実際に商品を体験してもらえることです。飲料メーカーなら試飲してもらえますし、お菓子メーカーなら来場者に配れます。デジタルではできない直接的なアプローチが可能です。

それから、ウォーカープラス本体での告知記事や特集ページ、SNSでの発信など、イベント前後を通じてオンラインでも露出できます。会場での体験とメディアでの情報発信を組み合わせられるのが強みですね。

お花見ウォーカーフェス2026協賛メニュー画像

イベント協賛、出店、サンプリングなど、複数の参加メニューを用意しています。これまでにも、アルコールメーカーや菓子メーカーをはじめ、多くの企業に協賛・出店いただいています。

―― 次回の開催予定について教えてください。

2026年3月には、8回目となるウォーカーフェスの開催を予定しています。今回は初めて「レタスクラブ」とのコラボレーションを実施し、来場者数は約20万人規模を見込んでいます。これまではウォーカープラス単体で開催してきましたが、他メディアとの連携は今回が初の試みとなります。

なお、協賛の締め切りは2026年2月末までとなっています。ご興味のある企業様は、ぜひお早めにお問い合わせください。

ウォーカーフェス協賛メニュー画像

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