物価高でも動く消費行動「お試し消費」とは?メルカリの最新調査から紐解く新時代のマーケティング

物価高でも動く消費行動「お試し消費」とは?メルカリの最新調査から紐解く新時代のマーケティング

注目すべき3つのポイント

  1. 物価高で6割超が「新規の挑戦」にブレーキ
    最大のボトルネックは「初期費用」と三日坊主への「心理的不安」。
  2. リユースが「失敗コスト」を下げる鍵に
    メルカリ利用者は「合わなかったら売ればいい」という前提で、未経験のジャンルへ能動的に「お試し消費」を始めている。
  3. 渋谷でのリアル連動施策(OOH)を展開
    TV CMと連動し、SHIBUYA109渋谷店で巨大フォトスポットイベントを開催、若年層へのタッチポイントを強化。

挑戦意欲を阻む2つのハードル

サーキュラーエコノミー総合研究所(運営:株式会社メルカリ)が実施した「物価高と新しい趣味や習い事に関する調査」によると、昨今の物価上昇を背景に、66.3%の消費者が新しいことを始める際に影響を感じていると回答しました。新しいことに挑戦したい意欲(54.0%)は高いものの、「初期費用がかかる」「続けられるか不安」といった経済的・心理的ハードルがボトルネックとなっています。

物価高の影響で6割超が「新しい趣味や習い事」にブレーキをかけていることを示すメルカリのアンケート結果。新しいことを始める際の影響について、「強く感じる(31.3%)」と「多少感じる(35.0%)」を合わせて66.3%が影響を感じると回答した円グラフのデータ。
「『三日坊主』『初期費用』『時間の確保』が新しいことをはじめるハードルに」と題したメルカリのアンケート調査グラフ。不安要素の1位は「続けられるか不安(44.6%)」、同率2位は「初期費用がかかる(41.4%)」と「時間が確保できない(41.4%)」であることを示すデータ。

こうした障壁を突破する鍵として注目されているのが「リユースの活用」です。メルカリ利用者の約4人に3人が、新しい挑戦時にメルカリで必要なモノを購入した経験があり、その理由は「初期費用を抑えるため」に留まらず、「合わなかったら売ればいい」「まずは中古品でお試ししたい」という柔軟な消費行動にあります。この「売却を前提としたお試し消費」の定着により、メルカリ利用者は一般層に比べて直近1年以内に新しいことを始めた割合が7.0pt高い数値を示しました。

新しい挑戦に積極的な利用者が集まるメルカリのプラットフォームは、広告媒体としての可能性も示唆されます 独自の購買・検索データを活用して、購買意欲の高いターゲットへ的確にアプローチする手法について解説した、メルカリの広告メニュー「メルカリAds」に関する最新のセミナーレポート記事は、以下からご覧いただけます。

▲記事はこちら

また、メルカリは2026年5月18日より、TV CM「新しいことはじメルならメルカリ」と連動したOOH広告施策「でかミニメルちゃん in 渋谷」をSHIBUYA109渋谷店にて開催。巨大フォトスポットの設置や限定シールの配布を通じて、リアルなタッチポイントから新規の挑戦を後押ししています。

MediaPicks  編集部

物価高によって消費者の財布の紐が固くなる中、「失敗したくない」という心理をリユースで相殺する消費行動は、今後のマーケティング戦略において参考になる視点といえます。

メルカリ利用者の「合わなかったら売ればいい」というマインドは、未経験ジャンルへの購買体験のスイッチを下げています。企業側としては、自社製品の「セカンダリマーケット(二次流通)での資産価値」を逆算した訴求を行ったり、まずはリユースで体験してもらう「お試し層」を新規の見込み顧客として捉え直す視点が有効です。新品・中古の境界線が融解する中、消費者の「始めやすさ」をデザインする施策が、今後の市場開拓の突破口になるでしょう。

関連リンク

プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000534.000026386.html

■調査概要
調査時期:2026年4月30日(木)~2026年5月2日(土)
調査方法:インターネット調査
調査対象:20代~60代の男女1,030人
※一般調査:自然流入の20代~60代の男女515人への調査
※メルカリ利用者調査:「メルカリ」を利用している20代~60代の男女515人への調査

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