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更新日:2023年05月17日

マーケティングの4Pとは?3C/4Cとの違いや、分析事例の紹介

マーケティングの4Pとは?3C/4Cとの違いや、分析事例の紹介マーケティングの4Pとは?3C/4Cとの違いや、分析事例の紹介

企業のマーケティング担当になると、避けては通れない言葉として4P分析というものがあります。マーケティングに興味を持った方であれば必ず耳にしたことがあるかと思います。
そもそも、マーケティングとは広告を出稿したりキャンペーン訴求を行ったりといった販促に限ったものではありません。自社の商材やサービスといった製品の開発から、顧客に購入いただくまでのプロセスにおいて、全てマーケティングが関わってきます。
マーケティングをそのまま販促のことと認識している方はまだまだ多くいますが、それぞれの立ち位置に応じたマーケティングの概念や特徴をふまえ、効果的に展開していくことが重要となります。今回は、マーケティングには欠かせない4Pに関する概要と4Pをふまえた効果的な分析手法について紹介していきます。
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マーケティングの4Pとは?

マーケティングの4Pとは、1960年にアメリカの経済学者であるジェローム・マッカーシーによって提唱されたマーケティングを行う上で基本的なフレームワークのことを指します。マーケティングを実施する際には、単に販促だけを意識するのではなく、多種多様な領域に対してキチンと理解しておく必要があります。これに対してジェローム・マッカーシーの提唱した4Pでは、様々な領域に応じたマーケティング要素を4つの工程に分類して見える化したことで、より理解しやすいものとなりました。そのため、1960年の概念となりますが、現在でも多くのビジネスシーンで活用されています。

マーケティングの4Pの概要

ではこのマーケティングの4Pの概要を詳しく紹介していきましょう。
4Pとは、生産する製品やサービス、ブランディングなどを意味する「Product」、製品やサービスの価格や支払い方法などを意味する「Price」、製品やサービスを販売する場所や流通させるルートを意味する「Place」、そして広告出稿や宣伝、販売促進などを意味する「Promotion」のそれぞれの頭文字を指しています。
4Pは、マーケティングの戦略を企画・実行するためには欠かせないフレームワークの一部になります。この4つを組み合わせながら、ターゲットに応じて最適なマーケティング戦略を考えることが重要になります。

4Pのマーケティング活用におけるポイント

4Pの考え方を自社のマーケティングに活用していくためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
まず一つ目は、あくまでマーケティングの4Pとは、先ほどふれた4つのPの概念をふまえることで効果につながるフレームワークであるという点です。プロモーションだけを行えばいいというものではなく、1つでも欠ければ効果を最大限発揮することはできません。
また、「Product」から「Price」、そして「Place」、「Promotion」という流れも重要です。価格を決めてから製品を作成しても上手くいかず、販売経路を想定しないでプロモーションを行っても失敗につながるだけでしょう。このように、4Pの各項目はマーケティング領域において非常に密接に関わっていますので、それぞれのPの項目ごとに戦略を練るとともに、全体の流れを意識しておくことが重要になります。
更に、4Pの概念とともに重要になるのが「ターゲット」です。4Pはあくまでマーケティングにおける基本のフレームワークとなりますので、自社の想定するターゲットをふまえて戦略を考えると効果的です。

4P分析の重要性

ここまでマーケティングにおける4Pという枠組みについて紹介してきましたが、ではなぜマーケティング戦略において製品やサービス、価格、流通、プロモーションの4P分析が多くの企業で重宝されているのでしょうか。
4P分析は、マーケティングの枠組みの一つであるため、特に企業によって差異が生まれるものではありません。逆に言うと、どの企業でも当てはまる万能の考え方にもなります。マーケティングという言葉の扱いは広く、先ほど紹介したようにプロモーションと同意語として認識してしまう方も多くいます。企業のマーケティング担当者になり、右も左も分からないような方にとって、漠然とマーケティングを考えるよりは、ある程度道しるべとなる指標がある方が現状や今後の戦略を立てやすくなります。この道しるべとして非常に分かりやすい概念が4P分析となります。4P分析を効果的に活用すれば、自社のどこに問題があるのか、今の立ち位置は何で、何を今後考える必要があるのかといったことが、体系的に可視化して分かり、対処や戦略も立てやすくなります。
このような点から、多くの企業においてマーケティングを行う上で4P分析は重宝されています。 では続いては、先ほど紹介した4つのPについて、1つ1つ具体的にどういった意味合いを持つのか、どのような特徴があるのか、その要素について紹介していきます。

4P分析の重要性 ‐①Product(プロダクト)

「Product」とは、企業における製品やサービスのことを指します。
利益拡大につなげるためにも、売るものが無ければ始まりません。自社のターゲットの特性を活かし、充実した機能だけでなく、品質にもこだわることが重要です。そのためには、市場調査や競合分析などをしっかり行った上で企画していく必要があります。また、Productには製品自体のデザインやパッケージ、サービス名称やロゴデザインなどのブランディング要素も含まれます。アフターサービスや保証などのサポート機能も同様にProductの一部となります。

4P分析の重要性 ‐②Price(プライス)

続いて「Price」は、①で構築した製品やサービスの価格、支払い方法などのことを指します。
金銭に関する内容がメインとなりますが、製品やサービスの値付けは非常に重要な項目になります。ここでもターゲットの層を意識した値付けが必要になります。
また、Priceで決める値付けは、この先のPlaceやPromotionにも関わってきます。高級製品と低価格製品では販売場所も異なりますし、広告宣伝手法も異なります。企業にとって利益を出すことが一番重要ですが、さらにこの後紹介する点もふまえ、4P分析の全体像を意識した値付けを行うとより効果的です。

4P分析の重要性 ‐③Place(流通)

「Place」とは、製品やサービスの販売場所や、流通させるルートを指します。
販売場所は実店舗を構えて行うのか、インターネット上で販売するのかによって集客や利益面でも異なります。更に、全て自社内で完結させるのか、代理店を介して販売してもらうのかという点も考慮する必要があります。製品やサービスの特性を活かし、ターゲット層と接点を増やすにはどういった場所でどう展開するのが効果的か意識するといいでしょう。

4P分析の重要性 ‐④Promotion(販促)

最後に「Promotion」とは、広告出稿や宣伝、販売促進などのことを指します。
紙のチラシやTVのCMなど、広告手法は多岐に渡りますが、こちらも③の流通と同様に、製品やサービスの特性を活かし、ターゲット層を意識した訴求を行うことが重要です。更に、昨今ではインターネットの発展やスマートフォンの普及などもあり、インターネット上での広告手法が目覚ましく増加してきています。
動画を活用した広告や、SNSを活かしたアプローチなど、多様化した広告の中から自社に合う訴求方法を見つけ出すのは非常に困難でもあります。ただ、そのような中でも4P分析を上手く活用し、ターゲットと合わせて戦略を練ると効果的です。

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他の分析手法との違い

4Pの各項目について紹介してきましたが、冒頭でもふれたように、4Pは各項目で押さえるべき要素は異なりますが、個々に意識するのではなく4P全体を意識した戦略を考えることが重要になります。このような4Pを組み合わせながら戦略を練る手法は、マーケティングミックスとも呼ばれています。マーケティングミックスを行う上で、4Pとあわせて重要な指標でもある4Cについても紹介します。

マーケティングにおける4Pと4Cの違い

マーケティング4Pと合わせ、よく似た言葉としてマーケティング4Cというものがあります。
これは1990年代にアメリカの経済学者ロバート・ローターボーンによって提唱されたものになります。4Pの考え方を顧客目線で捉えた表現が4Cとなります。そのため、4Cの概念は4Pと対になり表されています。
具体的には以下になります。

①「Product」 ⇒ 「Customer Value」顧客の感じる価値
②「Price」⇒ 「Cost」顧客にとっても価格
③「Place」⇒ 「Convenience」顧客が感じる利便性
④「Promotion」⇒ 「Communication」顧客とのコミュニケーション

マーケティング4Pではあくまで企業目線でのマーケティングの捉え方をフレームワーク化したものとなりますが、これに対して顧客・消費者の目線で見直したフレームワークが4Cとなります。 また、4Cとあわせ混同しやすいフレームワークの一つとして、「3C」と呼ばれるものがあります。これは「Customer(顧客)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」の位置づけや状態を分析するために表すものになります。4Cとの関連性はあるものの、Cの表す意味合いは異なりますので注意が必要です。

マーケティングミックスと4Pの関係性

4Pと4Cは視点の違いこそあれ、基本的にはどちらもマーケティングの戦略を立てる上で参考となるフレームワークとしては同じ考え方になります。ただ、この4Pも4Cも、あくまでマーケティング手法の一つでしかありません。4Pや4Cを組み合わせたマーケティング戦術は、マーケティングミックスとも呼ばれています。
マーケティングミックスとは、マーケティング戦略において自社の望む効果を引き出すためにマーケティングツールを組み合わせることを指します。4Pや4Cを意識し、マーケティング戦略を立てつつPDCA(効果検証)を回していくことで効果的なマーケティングミックスにつなげることが可能になります。

4P分析を活かしたマーケティング事例

マーケティングの4Pをはじめ、4Cやマーケティングミックスの概要について紹介してきましたが、より具体的に4P分析を活用し、効果的なマーケティング戦略を立てるためには、次の3つのステップを意識して行うことが重要です。

STP分析を行う

まず1つ目は、STP分析を行うことです。STPとは、Segmentation(セグメンテーション)Targeting(ターゲティング)Positioning(ポジショニング)の略で、マーケティング戦略を立てる上で最初に取り組む指標になります。自社の製品やサービスの利益拡大につなげる上で具体的にどのような市場で、どのようなターゲットにアプローチするのか、ペルソナ分析とともに市場調査や競合分析を行い明確にしていきます。

4Cと4Pに当てはめて検討を重ねる

続いては、STP分析した内容をもとに、4Pや4Cをふまえて具現化していきます。各要素において、現時点で考えられる項目を書き出し、不足点や矛盾点がないか確認していくと効果的です。書き出した項目において、立ち位置が分からなくなるようであれば、3Cやターゲット層に立ち返りながら整理するといいでしょう。

実行で終わらず効果検証も行う

分析が終われば、その戦略に応じて実行のフェーズに入ります。ただ、実行で終わるわけではなく、その後の定期的な効果検証も欠かせません。時流や流行のスパンが短くなりつつある昨今において、現時点の状況と数ヶ月後の状況が大きく変わることもあり得ます。消費者のニーズを図りつつ、マーケティングの4P分析も定期的に見直すことが必要です。一度決めたマーケティング戦略に捉われすぎず、日々ユーザーニーズとともにブラッシュアップしていくことが重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 今回は、マーケティングには欠かせない4Pに関する概要と4Pをふまえた効果的な分析手法について紹介してきましたが、4Pとともに4Cや3C、さらにそれらを組み合わせたマーケティングミックスと呼ばれる戦略立てが重要になります。マーケティング担当者からも「分かりにくい」といわれることも多いマーケティングミックスですが、慣れてくればマーケティング活動をより有効に展開できるようになります。今回紹介した一つひとつの項目や要素をふまえ、全体像として捉えながら効果的なマーケティング戦略に活かしていきましょう。

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ライタープロフィール

メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
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