公開日:2022年08月08日 更新日:2025年03月03日
SmartNews Ads(スマートニュース広告)とは|媒体資料・費用・配信面について解説
ニュースアプリで知名度の高いSmartNewsは、5,000万人以上のユーザーが利用しています。ニュースサイトで属性を問わない利用者層のため、広告配信先としても人気の媒体です。この記事では、SmartNews Ads(スマートニュース広告)の出稿方法や特徴を紹介します。
SmartNews(スマートニュース)の特徴
SmartNews(スマートニュース)とは、スマートニュース株式会社が提供しているニュースアプリです。 国内最大級のニュースアプリでもあるスマートニュースは、5,000万以上のユーザー数を抱えています。
スマートニュース(SmartNews)に出稿できる広告は、運用型のインフィード広告であるSmartNews Standard Adsと、動画広告のSmartNews Premium Video Adsがあります。運用型フィード型広告は、ネイティブ広告ネットワークのため、スマートニュースだけでなくその他のメディアにも広告配信することが可能です。また、動画広告はSmartNewsのフィード画面上部など、プレミアムポジションとされる配信面に広告配信を行うことができる広告となっています。
1.さまざまな「No.1」のアプリ
SmartNews(スマートニュース)は、ニュースアプリユーザー数No.1です。総ダウンロード数 5,000万以上(2019年10月末時点、日米合算)です。ユーザーの月間利用頻度もNo.1となっていて、「毎日の習慣メディア」として、1日に何度も利用されているのが特徴です。掲載メディア数もNo.1となっています。
2.高所得のユーザーが多い
SmartNews(スマートニュース)のユーザーは、平均年収が高く、20〜50代のユーザーが多いのが特徴です。働く世代の経済活動が活発なユーザーが多い傾向です。ニュースに敏感な現役世代を中心にターゲットにした広告が届けられます。
3.生活に身近な媒体である
生活に身近なニュースアプリに広告が配信できることで、情報の信頼性が高く感じてもらえるのも特徴です。配信する広告も「ユーザーの生活に役立つ情報の1つとして捉える人が30%と高い割合になっています。広告を実際にクリックすると答えたユーザーの割合も41%程度と高い傾向です。
4.インターネットと親和性が高い
通信販売サービスの利用頻度・購入額が高いユーザーが多いのも特徴の一つです。月1回以上ほど、年間11回~30回利用する人が最も多くなっていて、半年間で10,000円以上の通販利用金額が多い結果となっています。
そうしたターゲットに広告を届けられることで、効果的な広告ができていいでしょう。
SmartNews Ads(スマートニュース広告)の配信面・ターゲティング
SmartNews Adsではどんな面に配信されるのか、またどんなターゲティングができるのかについても次に見ていきますので参考にしてください。
運用型広告と予約型広告では、配信面とターゲティングの方法に違いがあります。
運用型広告の場合
運用型広告では、インフィード広告、動画広告、バナー広告を掲載することが可能です。多くの記事の中に予算に応じて様々な形の広告を掲載することができます。
また、年齢、性別、都道府県、時間帯や、ユーザーの興味関心、オーディエンス、配信回線など詳細なターゲティングが設定できておすすめです。
予約型広告の場合
予約型広告では、トップチャンネルの最上部に動画またはバナー広告を掲載可能です。トップチャンネル以外のチャンネルの最上部にも動画またはバナーを掲載できます。
スポーツ&アクティブ、コラム&ライフスタイル、エンタメ&芸能、ビジネス、IT&テクノロジー、グルメ、クーポンなど様々なチャンネルがありますので、ターゲティングをしながら掲載することが可能です。ターゲティングをした層への認知度拡大やブランディングに効果的に役立ちます。
SmartNews Ads(スマートニュース広告)の種類・費用
SmartNews Adsの種類としては、運用型広告と予約型広告の2種類があります。運用予算に応じて行う広告と、様々なチャンネルのファーストビューを予約して広告する2つの方法があって効果的です。
目的や費用に対する効果について考えて2種類から選ぶといいでしょう。
運用型広告/Standard Ads
運用型広告/Standard Adsでは、サイトへの誘導数やアプリインストール数の増加、コンバージョン数、アプリエンゲ―ジメントなどを考えて、予算に応じて利用することができます。目的やゴールを設定して、予算を決めて、運用できる広告の種類です。
費用は、クリック課金(CPC)方式となっていて、配信の期間は1日~制限なし、1日の予算も1円~制限なしまでできます。またそれだけでなく、配信期間中の合計予算も設定して運用できるため便利です。様々な配信期間で運用を試すことができていいでしょう。
予約型広告/Premium Ads
予約型広告/Premium Adsは、トップチャンネルや多様なチャンネルのファーストビューで目立つディスプレイ広告が配信可能です。配信箇所を予約して、注目度の高い位置での認知獲得が期待できるのが大きな魅力です。ファーストビューに掲載することで、企業や商品のブランドへの認知・興味関心が高まる効果があっておすすめです。
また、費用はインプレッション課金(CPM)で、要望に応じた配信プランを予約・購入を行うメニューとなっていて、配信期間または配信量が保証されています。
スマートニュース広告の入稿規定
スマートニュース広告では、広告の誘導先で次のような点に注意をする必要があります。また、掲載できない業種もありますので、参考にしてください。
誘導先
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チェック項目
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全てのLP
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広告主体者の正式名称の表示
主体者の所在地、問い合わせ先表示
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ECサイト
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特定商取引法に基づく表示やリンクの表示
プライバシーポリシーの表示やリンクの表示
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個人情報を取り扱うサイト
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プライバシーポリシーの表示やリンクの表示
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記事風LPの場合
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ファーストビューのクレジット表示
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スマートニュース広告の入稿手順
スマートニュースの広告の入稿手順について実際の画面と共に紹介します。
スマートニュース広告を出稿するには、まずスマートニュース広告を取り扱う代理店を経由して申込が必要です。また、企業アカウントの開設も必須となっているので、広告出稿を検討し始めるタイミングで開設手続きを済ませることをおすすめします。
下記サイトでは、企業アカウントの申請・開設方法が紹介されています。
新規取引申請方法(企業アカウント発行)
1.広告アカウントの作成
スマートニュースの広告アカウント開設には、下記の情報が必要です。
フォームでの申請となるので、事前に内容を整理しておきましょう。
・
広告主体者の情報(正式名称/会社情報WebページURL)
・訴求予定の商材情報(商材名/カテゴリ)
・アプリインストールキャンペーンの実施有無(アプリインストールを促す場合のみURL設定)
・訴求情報(想定遷移先URL/商材概要URL)
・管理画面ログインID(メールアドレス)
・紐付け希望のメールアドレス(自社以外に設定する場合は会社情報及び操作権限に関する同意)
・本申込みに関する自社の連絡先
2.キャンペーンの目的設定
広告アカウントの開設が完了したら、広告キャンペーンの作成・目的設定を行います。
①キャンペーンの作成
管理画面にログインし、左に配置された
「+キャンペーンを作成」を押します。
②キャンペーンの目的設定
作成ボタンを押すとこのような画面に移ります。4つの中から適したものを選択すると、右下の「続行」が押せるようになります。
3.予算と入札方法設定
ここでは、キャンペーン名・予算・出稿期間・入札方法を設定していきます。
①キャンペーン名
キャンペーンは表に出ない部分のため、担当者がどの広告かわかりやすいものにすると良いでしょう。
②予算
1日の平均予算を入力します。日によって費用の増減が起こる可能性がありますが、「月平均×日数」の金額を超えることはありません。そのため、月予算を日数で割った金額を入力するのがおすすめです。
③出稿期間
開始日時を設定します。
一度開始したら終わることはないので、必要に応じて終了日時の設定をしましょう。
④入札方法
「クリック数最大化(自動)」「任意で入札価格を設定(手動)」の2種から適したものを選択します。
設定できたら、「保存して続行」を忘れずに押して完了です。
4.ターゲティング設定
3で作成した広告キャンペーンに、広告グループを設定していきます。
①広告グループ名
グループ名も表に出ない部分のため、担当者がわかりやすいものにすると良いでしょう。
②ターゲティング最適化方法
配信先のターゲティングは「SMARTターゲティング」「標準ターゲティング」の2種から選択できます。
「SMARTターゲティング」は設定したターゲットから拡張し、自動的にターゲティングの最適化を行いながら配信する方法です。
新たなオーディエンスセグメントを発見したい場合におすすめです。なお、拡張しないユーザーの指定も可能で、「年齢」「性別」「配信OS」「地域」の4項目で設定できます。
設定したターゲティングのまま配信したい場合は「標準ターゲティング」を選択しましょう。
③ターゲティング設定
スマートニュースでは下記7項目でのターゲティング設定が可能です。
・年齢
・性別
・地域
・興味・関心
・配信OS
・通信キャリア
・配信面

それぞれターゲティング設定をしたら、右下「保存して続行」を押して完了です。
5.広告配信内容の設定
4が完了したら、実際に配信する広告クリエイティブを設定します。
こちらは画面の内容に沿って、アップロードや詳細設定を進めましょう。
6.審査申請
5で設定が完了したら、最後に広告の審査申請を行います。
入稿した広告を「On」にし、審査状況の下にある「審査申請」を押したら完了です。
これでスマートニュース広告の入稿は完了です。
SmartNews Ads(スマートニュース広告)運用のポイント
ペルソナに合わせたクリエイティブを用意する
SmartNews Adsで配信する際には、ターゲットのペルソナを決めた上でクリエイティブを用意することが大切です。
様々なターゲティングができますので、使用するOS、性別、年齢、地域、配信時間帯、docomo 、 au、Softbankなどの配信キャリアなどを選んでください。
ユーザーの興味関心・オーディエンスなど詳細な設定までできるのが魅力です。それらに応じたクリエイティブを用意することで、効果的な配信ができるようになります。
また、ユーザー属性や興味関心によるターゲティングだけでなく、特定の語句が含まれる記事内で広告掲載するキーワードターゲティングもできます。商材と関連性の高いクリエイティブを掲載していくことも可能です。
成果を確認する
SmartNews Adsを活用した場合には、成果を分析して確認することも大切です。
レポートで確認でき、クリエイティブごとのレポート確認や配信面やOSごとのレポート確認ができます。
SmartNews Adsでは記事LPの成果がよいとされていますが、記事LPの遷移先でも違いがあります。LPの遷移先についてもテストを行って、導線全体の最適化が図れることもポイントです。
SmartNews Ads(スマートニュース広告)の注意点
掲載禁止商材
SmartNews Adsでは、広告主アカウントを開設する際に、広告主体者や訴求商材等の審査が行われます。審査によって、掲載禁止商材となってしまわないように注意してください。
公式サイトのSmartNews Adsヘルプセンターの「広告掲載基準」の「4.掲載できない広告」を事前に確認することも必要です。薬機法等の広告規制に抵触しないように、医薬品、医薬部外品、医療機器、化粧品、健康食品などは注意が必要です。
他にも、性的な商品、サービス、児童ポルノを連想させるもの、たばこ、電子たばこ、無限連鎖講(ねずみ講)へ勧誘したり、紹介したりするもの、連鎖販売取引(マルチレベルマーケティング、ネットワークビジネス)へ勧誘したり、紹介したりするもの、クレジットカードのショッピング枠現金化サービスなど様々な掲載禁止商材がありますので、チェックしておいてください。
商材ごとにアカウントが必要
1商材、1アカウントが必要で、カテゴリーの違う商材を1つのアカウントで運用することができません。例えば、異なるカテゴリーの「医薬品」「化粧品」「健康食品」を1つのアカウントで運用できないことも注意してください。また、同じ商品で複数のアカウントを作成することも原則できないようになっています。
また、広告アカウント開設申込の際の開設の判断基準としては、法令に抵触または抵触のおそれがないこと、ユーザーの不利益のおそれや利用規約に抵触していないこと、SmartNews Adsの定める広告掲載基準を満たしていること、SmartNews Adsの信用やイメージをそこなうおそれのないことなどで判断が行われています。
アカウント審査・クリエイティブ審査
アカウント開設ができるかどうかのアカウント審査と、クリエイティブの内容についての審査が掲載前に事前に行われています。
アカウントの審査はSmartNews Ads申込後に最大3営業日かけて、企業情報と商材情報の確認が行われます。アカウント審査では、専用フォームで依頼する必要があり、その後審査を通過したら、アカウントが発行され、入稿の流れになります。
クリエイティブ審査sでは、広告を配信の際に事前審査として最大3営業日かけて、クリエイティブやLPのキャンペーン審査が行われます。広告主、商品・サービス、クリエイティブ、ランディングページ(LP)等が総合的に審査されます。広告掲載可否は、SmartNews Adsの個別の判断により決定されます。
面倒な場合は、代理店を通してSmartNews Adsを利用するのもいい方法です。審査にスムーズに通る方法を教えてもらうことができておすすめです。
スマートニュース広告の運用代行会社
スマートニュース広告を行う場合は、運用代行に頼む方法もおすすめの方法です、代行している企業を一部紹介しますので、参考にしてください。
1.株式会社グローバルマーケティング
東京でデジタルマーケティング全般を行っている会社です。スマートニュース株式会社が提供する広告事業「SmartNews Ads」の認定代理店です。広告の提案や運用を行っています。
また、リスティング広告やSNS広告やディスプレイ広告、動画広告など数百に及ぶWEB広告媒体の経験を持っています。
Web広告コンサルティングから広告運用までを一貫して担い、クリエイティブの制作やスピーディな運用も可能な会社です。
【30万円~配信可能】SmartNews広告のご提案/代理店様歓迎 | 株式会社グローバルマーケティング
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2.プライムナンバーズ株式会社
プライムナンバーズ株式会社は、東京のWeb広告戦略運用代理店です。リスティング広告をはじめWeb広告のコンサルティングサービスを行っています。
広告運用とクリエイティブ制作の2軸でデジタルマーケティングを支援。新しい運用型広告として、スマートニュース広告にも力を入れています。
「Web広告運用代行サービス」紹介(事例集付き) | プライムナンバーズ株式会社
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3.株式会社デジタリフト
株式会社デジタルリフトは、東京に本社があり、広告配信設計からレポート・分析まで一貫して運用しています。トレーディングデスク事業、デジタルマーケティング活動、コンサル事業を行っています。
スマートニュースの認定代理店制度「SmartNews Ads パートナー プログラム」 で 「Silver」ランクに認定され、スマートニュースの広告商品販売代理店の上位23社に選定されている企業です。
SmartNews広告で爆発的な獲得数アップ!効果を出す運用ポイントをご紹介! | 株式会社デジタリフト
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4.株式会社アイズ
弊社、株式会社アイズでもスマートニュース広告の運用代行を行っています。Google国内上位3%のパートナー認定をはじめ多くのSNS広告認定パートナーとして広告運用をしており、2021年6月にはSmartNewsの正規代理店となりました。
また、広告運用の担当者と直接連絡が取れる体制を取り入れているので、広告運用代行への依頼が初めての方でも安心してご依頼いただけます。
詳細:SmartNewsの正規代理店となりました
詳細:スマートニュースの認定代理店制度 「SmartNews Ads パートナー」に認定
【事例掲載あり!】運用型広告資料(リスティング広告、SNS広告etc) | 株式会社アイズ
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SmartNews Ads(スマートニュース広告)の資料
下記では、紹介しきれなかった運用代行会社の資料をご紹介しています。

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ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
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