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公開日:2023年01月13日 更新日:2023年01月26日

α世代(アルファ世代)とは?新しい価値観や消費傾向を徹底解説

α世代(アルファ世代)とは?新しい価値観や消費傾向を徹底解説α世代(アルファ世代)とは?新しい価値観や消費傾向を徹底解説

α世代(アルファ世代)とは?

α世代とは、2010年代~2020年代に生まれた人々を指す言葉です。
次世代のトレンドの中心として、α世代の消費行動や特徴、マーケティング手法に注目が集まり始めています。
本記事では、α世代の特徴や他の世代との違いから、α世代マーケティングのポイントを解説します。

α世代の定義は?

α世代の定義は、2010年~2024年頃までに生まれた世代であるとなっています。
Z世代(1990年代後半~2010年前半生まれの人々)の次世代であり、ミレニアル世代(Y世代)の子供にあたる世代のことを指します。
Z世代のZがラテン語の最後の文字なので、次はありません。そこで、ギリシャ数字のαとすることで新しい時代の始まりを表しているようです。
世代研究者であるマーク・マクリンドル氏によって2005年に提唱された言葉で、海外ではジェネレーションα(アルファ)と呼称されています。

他の世代って何がある?

●X世代(Z世代の親世代)
Z世代の親世代にあたる世代です。
幼少期をテレビとともに過ごし、大人になってから携帯電話などに触れたため、アナログとデジタルのバランスよく情報を集める傾向にあります。

●Y世代
α世代の親世代にあたる世代です。
彼らは幼少期の頃にIT革命を経験した、最初のデジタルネイティブと言えます。

●Z世代
X世代の子供にあたる世代です。
生まれた頃からインターネットが普及しており、X世代やY世代と比較して、さらにレベルの高いデジタルネイティブである。
2023年現在、彼らがトレンドの中心となっており、様々なSNSやデジタルデバイスを使いこなしている。


生まれた年代2023年現在の年齢
X世代1965~1980年生まれ43歳~58歳
Y世代1981~1996年生まれ27歳~42歳
Z世代1997~2012年生まれ11歳~26歳
α世代2013年生まれ~10歳以下

α世代とZ世代の違い

α世代はZ世代よりもさらに高いレベルのデジタルネイティブであり、SNSはもちろんのこと、メタバース・バーチャル(VR)へも適応を見せています。
また、コロナ禍後の生活が日常となっているため、リアルとオンラインの境目が曖昧になっている事も大きな違いです。オンラインゲームやVRライブ配信などリアルを介さない楽しみ方を心得ており、これらは大人になった際の消費行動に大きく影響が出てくると思われます。

α世代を取り巻く環境

スマートフォンが発売されたのが2010年なので、α世代は生まれた時からそれらのデジタルデバイスに触れられる環境にありました。2020年代は人類の生活観を一新するような出来事もありました。
これからの人類の消費行動の中心を担っていくのであろうアルファ世代は、どのような環境に身を置き、どのような価値観を形成しているのでしょうか。

親世代はミレニアル世代

α世代の親にあたる世代はミレニアル世代です。
ミレニアル世代の親たちはインターネットやデジタルデバイスの利用に抵抗感が少なく、子供たちにも積極的に利用を勧める傾向にあります。そのため、α世代は幼少期よりスマホやタブレットに慣れ親しむ機会を得ているようです。
当然、SNSやYouTubeなどの動画コンテンツにも早い段階で順応し、楽しんでいることでしょう。
一方で、幼児期のスマホ利用はコミュニケーション能力や視力の低下を招くとして度々問題視されているという事実もあります。

ミレニアル世代

ミレニアル世代とは、1980年~1995年頃に生まれた世代を指す言葉です。
インターネットが身近な存在として育ってきた世代であり、デジタルパイオニアとも呼ばれています。
2023年現在の経済活動の中心はミレニアル世代であり、彼らに訴求するマーケティング施策は大きな注目を集めています。

幼少期をコロナ禍で過ごす

2019年から世界中で猛威を振るったコロナウイルスの影響を最も受けたのがα世代であるとも言えるかもしれません。
α世代のほとんどはコロナ禍後の世界で幼少期を過ごしました。
これはα世代のインサイトを理解する上で非常に重要な要素であり、人類が未だ獲得したことがない価値観への変化をもたらす可能性があります。
ウィズ・コロナでの新しい生活様式で育つα世代にとって、他人との距離感や消費における価値観はどのような形を取るのでしょうか。

α世代への日本の教育環境

教育環境は人間の価値観を醸成する上で、大きな役割を果たしています。
では、α世代における教育環境は私達の時代とどのような違いがあるのでしょうか。

α世代とその他の世代の教育環境の大きな違いとして、タブレットやノートパソコンの存在があります。
現在、多くの教育機関では1人1台デジタルデバイスが支給されており、端末を活用した授業が行われています。
文部科学省によると、2022年度時点でデジタル教科書の発行状況が小・中学校ともに約95%に達する見込みだそうです。

参考:デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議(第11回)配布資料

また、2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修化されています。
2020年度時点での小学4年生以下がα世代と呼ばれているため、α世代は全員プログラミング教育を受けているということです。
文部科学省の発表では、
コンピュータなどの情報機器やサービスとそれによってもたらされる情報とを適切に選択・活用して問題を解決していくことが不可欠な社会の到来に備えてプログラミング教育の導入に踏み切ったとあります。

参考:小学校プログラミング教育の手引

α世代の特徴

急速に様変わりする昨今の環境に適応したα世代はどのような特徴を持っているのでしょうか。
Z世代とはまた一風変わったα世代の趣味趣向や消費行動は、皆さまも気になるところかと思います。
前述のα世代を取り巻く環境を踏まえて、α世代の特徴を解説します。

最先端のデジタルネイティブ

デジタルパイオニアなミレニアム世代を親に持ち、タブレット支給やプログラミング学習必修化の恩恵を受けるα世代は最先端のデジタルネイティブです。
最新技術への情報感度が高く、SNSやゲームなどの娯楽や流行りのアイテムの流行は彼ら発信で普及していくことでしょう。
実際、現在の最先端にいるZ世代はトレンドをいち早くキャッチし、それを拡散していく動きを見せています。
今後、Z世代からα世代への世代交代が起こり、α世代が時代の最前線を進んでいくことが予想されます。

バーチャル(VR)空間への適応能力が高い

α世代特有の特徴として、バーチャル(VR)空間への適応能力が高いことが挙げられます。
これはZ世代にはない特徴です。
VR元年は2016年と言われており、以降でVRゲームやVR体験施設なども多く普及しました。また、コロナ禍によるリモート文化もVR普及の勢いを後押ししました。
5Gにより通信速度高速化やメタバース関連企業の台頭などで、今後さらにバーチャル空間を用いたエンターテインメントやサービスが増えていくことは間違いありません。

メタバース・VR業界の最盛期がいつ来るのか、誰にも予想が付きませんがその流行の波の最先端にいるのはα世代でしょう。

タイムパフォーマンス(時間帯効果)を重視する

タイムパフォーマンスとは、時間帯効果のことを指します。
コストパフォーマンスが費用に対する効果を表しているように、タイムパフォーマンスとはかけた時間に対する効果のことです。
Z世代を中心に拡がっていった考え方であり、若者の間では略して「タイパ」とも呼ばれています。

α世代においてもタイムパフォーマンスを重視する価値観がよく見られています。
SNSや各種デジタルコンテンツなど、大量の情報に触れる際に「最短時間で最高成果」を求める事からこのような価値観が育ったのだと考えられます。
具体例としては、最近のTikTokやYouTubeにおけるショート動画の流行などが挙げられます。

性別や人種への多様な価値観を持つ

若いうちからSNSなどを通して多種多様な意見に触れるα世代は、人に対する多様な価値観を持っています。最近ではLGBTQや同性婚、世界情勢の情報もSNSを通して手に入ります。SNSは今まで孤立していた共通の価値観を持つ人々が繋がる場所となっており、異なる意見を尊重する環境がα世代に影響を与えているようです。

動画や画像を好む

α世代は紙媒体や文章よりも動画や画像を好む傾向にあります。
これは、彼らが日常的に得る情報の多くが動画や画像の形式を取っていることが影響しているようです。
また、ネット社会の情報量の多さもこの特徴の背景にはあると考えられます。
情報量が多いからこそ、手軽に楽しめる動画や画像はα世代に好まれているようです。
TikTokやYouTube、InstagramなどのSNSを通しての情報取得が当たり前となっているα世代にとって、動画や画像は親しみやすいものとなっています。

α世代へのマーケティング手法

前述したようにα世代はこれまでにない新たな特徴や価値観を得て成長しています。
まだ幼いα世代が消費行動の中心となるのは10年ほど先でしょうか。
α世代に対するマーケティング手法はどのようなものがあるかご紹介します。

SNSマーケティング

SNSはZ世代を中心に幅広い層へのタッチポイントとなるメディアです。
α世代への訴求以外にも、親であるミレニアル世代への訴求も可能です。
前述の通り、動画や画像を好むというα世代の特徴もあり、SNSはα世代へのマーケティング手法として必須であると言えます。
今回は中でもα世代に刺さるSNSを3つご紹介します。

TikTokマーケティング

TikTokは当初若者やインフルエンサーがショート動画を載せるSNSとして、Z世代を中心に爆発的ブームを巻き起こしました。

TikTokの特徴は下記となります。
・ショート動画
・繰り返し視聴される
・いいねやコメント、共有などが多い
・トレンドの移り変わりが激しい

最近は、企業がTikTokをマーケティングに活用する動きも活発化してきています。
ショート動画でたくさんの動画を視聴できる点やトレンドの移り変わりスピードが早い点がα世代の感性に合っているのでしょう。

YouTubeマーケティング

YouTubeはTikTokよりも長尺な動画がメインで視聴可能なSNSです。
最近では、YouTube Shortというショート動画を掲載する機能もよく利用されています。

YouTubeの特徴は下記となります。
・動画コンテンツが豊富
・クリエイターが世代を問わず人気(ミレニアル世代にも)
・商品やサービスの使用感なども分かる

α世代は幼い頃からデジタルデバイスを買い与えられているケースが多く、留守番時など家での時間の使い方としてYouTubeを視聴する子が多いようです。
また、α世代の親世代であるミレニアル世代にとってもYouTubeは生活に欠かせないプラットフォームとなっており、YouTubeは親子に訴求できるメディアだと言えます。

Instagramマーケティング

Instagramは、誰でも動画や画像を投稿することができるSNSです。
Instagramの特徴は下記となります。
・自身の日常を気軽に投稿できる
・メッセージ機能がある
・購買の参考にしているユーザーが多数

Instagramでは、自身の日常を動画や画像として簡単に投稿することができます。
コロナ禍でオンラインでの関わり合いが増えたα世代にとって自身の日常を他人に共有するツールとしてInstagramは重宝されています。
また、ネットショッピングも今後さらに取引数を増していくことが予想されますが、その際に多くのα世代はInstagramの商品レビューを参考に購入に踏み切ることでしょう。

ゲーム

コロナ禍以降、オンラインゲームは子供たちにとって、ネット上の公園のような役割を果たしています。
α世代の子供たちはZ世代に比べ、オンラインゲームを実施している割合が多く、
「友達とオンラインで喋りながらゲームする」という遊び方が主流のようです。

オンラインゲームもα世代が多くのまとまった時間を使う娯楽であることが分かります。
小学校でのプログラミング必修化も影響して、ゲームを自作するような子供も増えてきているようです。

参考:Z世代の次「α世代」のメディア生活を大調査! @メ環研の部屋

メタバース(VR)

メタバースは、コンピュータ上に構築されたバーチャル空間やサービスなどの概念を表します。
α世代はメタバースが一般普及し、サービスが進化していく様を最前列で経験する世代であると言えるでしょう。
現在、既にメタバースをマーケティングに活用している企業も多数存在します。
メタバース上でクイズ大会を開いたり、お問い合わせ窓口を設けたり、商品体験ができるようです。
今後、消費の主戦場がメタバースに移ることまで想定する必要があるでしょう。

α世代向けマーケティングのポイント

α世代に対するマーケティング施策のポイントは3点あります。

ミレニアル世代にも訴求する

2023年現在、α世代は12歳以下の世代を指します。
そのため、α世代の消費の主導権を握っているのは、ミレニアル世代の親たちです。
5年後、10年後にはα世代に直接訴求するようなマーケティングが必須となってくることでしょう。
しかし現在においては、α世代だけでなくミレニアル世代の親たちへのマーケティングもα世代マーケティングにおいて有効であると言えます。

Z世代との共通点と相違点を整理する

Z世代とα世代の境目は明確ではないので、彼らには多くの共通点もあります。
共通点と相違点をしっかりと認識し、マーケティング施策を練ることがα世代マーケティングにおいて重要です。

店舗にこだわらない

α世代は最先端のデジタルネイティブであり、買い物はAmazonやその他ECサイトを好みます。
α世代に限らず、科学技術がさらに発展していく今後の世の中においては実店舗にこだわらない事が大切です。
実店舗の事業を思いついても、オンライン上で同じことができないかと一度考えてみましょう。

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α世代の未来と次世代

現時点でα世代は最年長が12歳の子供たちです。
しかし、α世代は全世界で毎週250万人生まれており、続々とその数は増え続けています。
α世代が全員出生する2025年にはα世代の人口は約20億人となり、人類の歴史上で最も多い世代となるでしょう。

参考:Understanding Generation Alpha

α世代の次世代はβ(ベータ)世代?

α世代は2010年から2024年頃までに生まれた世代を指します。
では、2025年以降に生まれた世代は何と呼ばれるのでしょうか。

α世代の由来となったギリシャ文字の順番で考えると、αの次の文字であるβ(ベータ)世代だと予想できます。
しかし、2023年においてα世代の次世代は誕生していないため、それらを表す言葉も定義されてはいません。

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