公開日:2023年08月17日 更新日:2023年08月25日
コンテンツマーケティングの成功事例9選!参考にするべき重要なポイントもご紹介
コンテンツマーケティングの成功事例9選!真似したい重要なポイントとは?
コンテンツマーケティング成功事例9選!
コンテンツマーケティングの成功事例について9選して紹介します。コンテンツを充実させることで、効果的なマーケティングが可能になりますので、成功例を参考にしてみませんか。
ユーザーに価値のあるコンテンツを提供することで、潜在客を呼び起こし、売上に繋げることができておすすめです。ブランディングをして、ファンを作るなど、中長期的な成果も見込めていい方法です。
オウンドメディアや自社Webサイト、Instagramブランドコンテンツ広告などを活用したり、オウンドメディアで充実したコンテンツを配信したり、YouTubeでの動画配信を活用したりする方法がありますので参考にしてください。
経営ハッカー
「経営ハッカー」は、「クラウド会計ソフト freee (フリー)」を販売しているfreee株式会社が運営するオウンドメディアです。ビジネスを立ち上げ、運営する経営者や個人事業主に役立つ情報提供をしていて成功しています。
編集部で多くの新着記事を更新。活躍する企業の取締役や社長による、組織づくりや資産形成、人材育成などの役立つ情報コンテンツをたくさん掲載して充実させています。
「会計」「会社設立」「経理・財務」「人事・労務」「上場企業」「働き方改革」などそれぞれに詳しい情報記事を作り、ニーズに応えているのが特徴です。
その結果、「クラウド会計ソフト freee (フリー)」を数多くの個人事業主や数百人規模の中小企業に利用してもらえるようになっています。会社の管理業務にまつわる様々な情報コンテンツを充実させたことで、信頼性も勝ち得ていると言えます。
参考:
経営ハッカー土屋鞄製造所
「土屋鞄製造所」のWebサイトには、バッグや財布のこだわりの写真がメインに掲載されていて、ほとんど商品紹介などの説明書きがありません。
商品の画像をきれいに見せることで、多くの信頼を得ようとした作りになっています。
「時を超えて愛される価値をつくる」というこだわりが表現された写真中心の構成で、シンプルで、美しい作りです。そんな美しい画像を見ていると、つい商品をクリックしてみたくなるでしょう。
また、メールアドレスを登録すると、さらに読み物コンテンツとして商品へのこだわりや選び方などが紹介されますので、店舗側からの専門的なアドバイス記事が読めるようになります。
登録制にすることで、ユーザーとのコミュニケーションをさらに深めることができるものになっていると言えるでしょう。
参考:
土屋鞄製造所Binggrae
「Binggrae」は、韓国で歴史のあるバナナ牛乳、Yoplait、Togetherなどの商品を販売している企業です。Instagramのブランドコンテンツ広告を行って成功しています。
Instagramストーリーズで投票制にし、多くの反響があるように、アンケート機能のスタンプで投票を可能にしました。ユーザーが情報を受け取るだけでなく、参加している意識を持てる工夫をしています。
スタンプとリール動画を活用して、「ssitgobayu」(お風呂上がりにバナナ牛乳を飲もう)というメッセージを発信し、ユーザーとのインタラクティブなコミュニケーションを実現。ブランドのファンになれるような楽しい試みをしたことで、その結果、バナナ牛乳の売上アップ、ブランドの好感度を上げることに成功しています。
参考:
BinggraeESTÉE LAUDER TURKEY
「ESTÉE LAUDER TURKEY」は、トルコでファンデーション商品を宣伝するため、Instagramのインフルエンサーが作成したブランドコンテンツを活用しています。商品を先に宣伝して見せるのではなく、まずインフルエンサーをカメラで追い、最後に「ESTÉE LAUDER」のブランドを見せるやり方で成功しました。
そのため、通常の広告よりも多くの成果を挙げ、ブランド認知度と売上のアップを可能にしています。
地域で有名人となっているインフルエンサーの画像を流し、注目を集めることで、憧れる商品となり、ブランディングができた例です。ユーザーに響く説得力のあるコンテンツマーケティングができています。
参考:
ESTÉE LAUDER TURKEYFUJIMI(フジミ)
パーソナライズビューティケアブランド「FUJIMI(フジミ)」では、Instagramの「ブランドコンテンツ広告」を活用して様々なジャンルのクリエイターとコラボレーションして成功しています。
透明性の高いクリエイターを活用して、著名人やインフルエンサーがブランドコンテンツを作ってアピールしたことによって、新規顧客の獲得を実現。著名人やインフルエンサーを活用することで、フォロワーではない多くのInstagram利用者にも訴求できているのがメリットです。ブランディングを目的とした広告となっています。
著名人やインフルエンサーを活用し、ブランドの価値観を共有することを目的に、コンテンツを充実させた広告が成功に繋がっています。
また、Twitterでの広告も盛んに行っていて、商品画像などを紹介しながらフォローしたり、リツイートしたり、「いいね」したりするとプレゼントがもらえるキャンペーンも実施して成功しています。
参考:
FUJIMI(フジミ)オーマイグラス株式会社
メガネのオンライン販売会社としていち早くスタートした「オーマイグラス株式会社」は、オウンドメディア「Omg Press」を作り、ソーシャルメディアを駆使してオンライン販売
を行っています。
早くからコンテンツマーケティングを展開して成功しています。
オウンドメディアを拠点に、ソーシャルメディアを駆使しながら、オンライン販売から店舗販売、店舗販売からオンライン販売へとの販路を繰り広げているのが特徴です。
オウンドメディアには顔の形やファッションを考えたメガネの選び方を紹介するなど、とても詳しい記事が掲載されています。目の健康などユーザーが知りたい情報がいっぱい詰まっていて、人気となり成功しています。
参考:
オーマイグラス株式会社コクヨ株式会社
コクヨのオウンドメディア「KOKUYO MAGAZINE」は、工作やノートを活用したリスティングの方法など、文房具を活用して、学んだり、働いたり、暮らしたり、子育てをしたりするノウハウをたくさん紹介していて人気です。見ているだけでも楽しく役立つ記事コンテンツが豊富です。
文房具との出会いを豊かにすることをコンセプトに作られていて、ユーザーが文房具によく触れることを目指した作りとなっています。
このオウンドメディアによって、文房具をもっと活用したい、楽しみたいという人が増えるため、様々なニーズを発掘しています。文房具のファンを発掘し、育てているコンテンツとして成功しています。
参考:
コクヨ株式会社Sansan株式会社
「Eight(エイト)」は、取り込んだ名刺から、プロフィールを作成し、名刺管理やキャリア形成に活用できる無料のキャリアプロフィールアプリです。そして、これを紹介するため、YouTubeを作って、キャリアプロフィール「Eight」を制作して成功しています。
YouTubeによって、名刺管理による有効なコミュニケーションの方法などを紹介し、注目を浴びています。また、「すべての仕事を10分で片付ける究極の方法」などを紹介するなど役立つコンテンツが満載です。
名刺交換して相手の名刺を登録することで、これまでの自分の人脈を管理、「Eight」で相手と繋がることで、異動や昇進などの情報もお互いに共有し合えるものです。
また、こうした多くのデータを匿名で分析した特別コンテンツ「キャリアパス」も制作し、プレゼントするキャンペーンなども展開していて人気となっています。
参考:
Sansan株式会社Blendtec
アメリカのユタ州の「Blendtec社」は販売しているブレンダーの動画コマーシャルとして「Will It Blend?」をYouTubeで公開しています。
ミキシング博士と呼ばれている人物によるインパクトのある映像を制作。いろいろなものを容赦なくブレンドする内容のため話題性があって人気です。
ブレンダーの機能を紹介するため、実験的とも言える動画広告コンテンツを制作しています。楽しんで見られる、ユニークな作りで、かつブレンダーの強度や性能がよくわかるコンテンツとなっているのが魅力です。
潜在層も面白がって見始め、そのうち性能の魅力を知るという動画広告コンテンツで成功しています。
参考:
Blendtec
コンテンツマーケティングに関連する資料まとめ
ここでは、コンテンツマーケティングに関する媒体資料をいくつかまとめています。気になるものがございましたら、ぜひご活用ください。
資料ダウンロードはいくつでも何度でも無料です。お気軽にお試しくださいませ。

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コンテンツマーケティングのポイント
コンテンツマーケティングを考える上で、成功するためにはどうしたらいいのかということも気になります。成功事例を紹介しましが、これらに共通することをもとにポイントを紹介していきますので、参考にしてください。
違和感のない宣伝
まず、コンテンツマーケティングで、コンテンツ記事や動画などを作る際は、違和感のない宣伝をすることが大切です。コンテンツは多くの人に視聴してもらう必要があります。最初から「広告だ」と思われて身構えられてしまうと見られない確率が高まるでしょう。
広告というスタイルでなく、ユーザーが必要としていることを提供するコンテンツ作りが大切です。
Instagramブランドコンテンツ広告で著名人やインフルエンサーを活用する方法も、単なる広告ではなく、より身近な人、有名で憧れる人に紹介してもらうことで説得力があり、違和感なく受け入れられます。
効果測定と改善を繰り返す
コンテンツマーケティングでは、記事や動画を制作したら、その効果測定を毎回チェックして改善を繰り返すことがポイントです。
ユーザーに役立つ新しいコンテンツなどを次々と更新していくといいでしょう。そして、実際にユーザーに読まれているコンテンツとなっているのか、必要とされている記事や動画なのか、効果測定をして改善していくことが重要です。
コンテンツマーケティングでは、フォロワーを増やすというよりも、その商品や会社のブランド価値を高めることが大きな目的のことが多くなります。そのコンテンツによって、ブランドのファンが増えたのかなどを重点に分析をして改善をしてください。見込み客になっていく層を多く育てることが大切なポイントです。
良質なコンテンツを作る
コンテンツマーケティングでは、コンテンツが良質でなければ、まず視聴されません。コンテンツの質が重要です。ユーザーにどれだけ寄り添っているのか、どんな疑問や情報を知りたがっているのかをしっかり分析して作ることが大切です。
時には、著名人や専門家、成功している人たち、憧れの人物などにインタビューしたり、記事を書いてもらったりして、質の高い情報提供をすることで、頻繁に視聴してもらえるでしょう。
また最近では、次のコンテンツを活用して、良質なコンテンツを作ることが増えていますので紹介します。
コンテンツ例①動画
コンテンツマーケティングのコンテンツ例としては、最近では動画を活用したものが増えています。動画の方が視覚から来る効果が大きくなって人気となっています。
Web広告でも動画広告が増えてきていますし、オウンドメディアでも動画を入れることで、より商品の魅力や使い方を丁寧に解説することが可能です。
Instagramでもストーリーズを活用したり、YouTubeなどを活用して、動画コンテンツのオリジナルなものをいろいろ作ったりする方法も増えてきています。こちらも、ユーザーのニーズに応えるように、様々な場面を想定した動画を作って質のいい動画を紹介してみるといいでしょう。他にはない動画で、ニーズの高い動画配信を目指してください。
コンテンツ例②ホワイトペーパー
コンテンツ例として、ホワイトペーパーを活用する方法も増えています。商品などの魅力や機能について詳しく、ホワイトペーパーで説得力のある記事をしっかり書くことで、よく読まれます。
製品・サービスに関する説明、技術などの情報を伝える他、ユーザーの課題や悩みを解決するまた、基礎知識となるようなホワイトペーパーも多く作られています。見込み顧客、リードを獲得することが目的ですので、ニーズにかなった質のいい記事を掲載してみてください。
特にBtoBなどでは、ホワイトペーパーは有効なコンテンツマーケティングの手法です。資料としてホワイトペーパーがダウンロードできるようにしたり、プレスリリースやメルマガで配信したり、セミナーの参加者へのプレゼントにもできておすすめです。
コンテンツ例③セミナー
コンテンツマーケティングのための一つの方法として、セミナーを企画するのも人気です。ユーザーにとって役立つセミナーを開催して、マーケティングに活かしてみるといいでしょう。
著名人や専門家を呼んだり、具体的な商品の活用法、新しい商品の機能紹介セミナー、業界の消費者動向についての解説セミナーを企画したり、様々なセミナーを開催することができます。
セミナーをやることで、専門的な情報を伝えることができます。また、大きく目立つことができますので、コンテンツマーケティングとしてはとても有効です。継続的に行い、企業のブランド価値を高めていくといいでしょう。
継続的に配信を続ける
また、コンテンツマーケティングのポイントとしては、継続的に配信や発信を続けることも大事です。
常にユーザーが求めている情報、また課題の解決ができる、有効なコンテンツを提供していくことが重要です。古い情報では役に立たないことも多く、ユーザーのニーズもその時々で変化していきます。それらを分析しながら、常に新しい情報、ニーズのある情報や知識などを継続的に配信、発信し続けることが必要です。
そして、コンテンツマーケティングではしっかりブランディングができているかを確認しながら、継続していくことがポイントと言えます。
ペルソナとコンテンツ内容を照らし合わせよう
コンテンツマーケティングでは、最初にどんなターゲットに向けてコンテンツを作るのか、ブランディングをする相手を確定させることもポイントです。
商品やサービスを提供する際に、主にどんな顧客を対象にするのか、具体的な人物像を設定するのがペルソナです。性別、年齢、学歴、職歴、年収、ライフスタイル、家族構成、価値観、趣味や嗜好、特技などをできるだけ詳しく設定して、そのターゲットに向けた記事や動画を作ることで、よりその相手に有効なものが提供できるでしょう。
コンテンツがどこに向けたものになっているのか、有効なものになっているかをいつも見直しながら、継続的に行う必要があります。
まとめ
コンテンツマーケティングについて紹介しました。最近では、多くの人々がたくさんの情報をWeb上やセミナーなどで得ることが増えてきています。
コンテンツマーケティングは、ユーザーのニーズに合わせて、疑問や問題解決や提案などを記事や動画などで提供しながら、売上や集客アップを目指すものです。結果に直結しないということがあるかもしれませんが、商品や企業のブランディングができ、見込み客を積極的に作れる方法としておすすめです。
これからは、見込み客に積極的に働きかけていくコンテンツマーケティングの手法はますます大事となるでしょう。継続的にコンテンツを配信、発信していくことで、より効果的なマーケティング手法になりますので、ブランディングを目指して行っていくのがおすすめです。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
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