公開日:2023年11月10日 更新日:2023年11月10日
Instagramでタイアップ投稿をする方法とは?
Instagramでタイアップ投稿をする方法とは?
Instagramのタイアップ投稿とは?
Instagramのタイアップ投稿は、ブランドとインフルエンサーが提携し、製品やサービスを宣伝するための効果的な手法です。
インフルエンサーは製品を使ったり体験した内容を写真や動画で投稿します。
企業は、宣伝したい商品やサービスに適したインフルエンサーに紹介してもらうことで、マスマーケティングではアプローチできないターゲットに情報を届けられます。
ブランドコンテンツ広告との違い
ブランドコンテンツ広告は、企業がブランドに沿って制作したコンテンツで、情報提供の要素とエンターテイメント性を兼ね備えた広告です。
一方で、タイアップ投稿は第三者であるインフルエンサーがブランドと提携し、自身のアカウントでブランドの製品やサービスを宣伝します。
それぞれ異なったアプローチが可能となるため、目的に応じて使い分けることが重要です。

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Instagramでタイアップ投稿するメリット
Instagramのタイアップ投稿は一般的な広告に比べて、様々なメリットがあります。
効果的な施策となるよう、ポイントを把握しましょう。
タイアップ投稿から企業のアカウントに移行できる
Instagramのタイアップ投稿は、インフルエンサーが投稿するクリエイティブにタグ付けすることで商品やサービスを提供する企業アカウントへ移行できます。
インフルエンサーのフォロワーが投稿を見て気になったタイミングを逃さず、より詳細情報を届ける自社アカウントに誘導できるので、効果的な送客が期待できるでしょう。
広告として活用できる
タイアップ投稿は、広告クリエイティブとしても活用できます。
まずは商品やサービスのターゲット層に親和性のあるインフルエンサーを選び、特徴やメリットを理解した上で投稿を行ってもらいましょう。
また、投稿によってどんなアクションに繋げるかを明確にすることで、投稿クリエイティブや閲覧者に与える印象を統一することができます。
インフルエンサーとの関係を明示できる
Instagramでタイアップ投稿を行うことで、インフルエンサーと商品やサービスの結び付きを明らかにできます。
特にインフルエンサー自身が商品を使っていたり、サービスの利用者であれば、より閲覧者への説得力も増すでしょう。
また、ブランドイメージと親和性が高いインフルエンサーを起用することで、Instagramでの投稿以外のプロモーション活動も行うなど施策の相乗効果が期待できます。
投稿の分析ができる
Instagramのタイアップ投稿は、インフルエンサーと協力することで投稿分析を行うことができます。
投稿のインプレッションはもちろん、各エンゲージメントの情報と自社アカウントでのコンバージョンなどのデータを突き合わせることで、精度の高い分析が可能です。
特に、複数のインフルエンサーにタイアップ投稿を依頼する場合は効果をきちんと把握することで、インフルエンサーの選定にも役立ちます。
企業が主導権を握ることができる
Instagramタイアップ投稿では、企業がしっかりと主導権を握ることが重要です。
インフルエンサーへ商品やサービスの世界観をしっかりと理解してもらい、ブランドを毀損しない内容かを投稿前に確認しましょう。
一方で、企業のイメージをインフルエンサーに押し付け過ぎることも避けるべきでしょう。
ブランドイメージとインフルエンサーのイメージがマッチする案件を依頼することで、双方にとってメリットのある施策となります。
Instagramでタイアップ投稿依頼時の注意点
Instagramでタイアップ投稿を依頼する際には注意点があります。
施策をスムーズに進めるためにも、チェックすべきポイントを確認しておきましょう。
投稿内容をインフルエンサーのみに任せない
タイアップ投稿の注意点として、インフルエンサーから投稿内容を事前にもらい、チェックすることが挙げられます。
理由としては、インフルエンサー自身も気づかないマイナス印象に繋がる表現や、ブランドのトンマナに合わない言葉などを使っている可能性があるからです。
依頼時に注意点を伝えたから大丈夫と考えず、きちんと事前確認を怠らないようにしましょう。
ステマに注意する
タイアップ投稿では、ステマ(ステルスマーケティング)になっていないかを注意する必要があります。
具体的には、企業案件であることを明示せずタイアップ投稿を行うことがステマに当たるため、ハッシュタグで「PR」等を記載してもらうよう伝えましょう。
最近、ステマに対する規制が厳しくなり仮にインフルエンサーがステマをした場合、広告主に罰則が及ぶ可能性もあります。
フォロワーの属性を調査しておく
インフルエンサーとタイアップする際には、インフルエンサーが抱えるフォロワー属性を把握して案件を選定する必要があります。
紹介してもらう内容がフォロワーの興味を惹かなければ拡散もされずプロモーションの費用対効果が合いづらくなるでしょう。
フォロワー数やエンゲージメント率だけではなく、親和性が高いかを見極めて、効果的な活用かを判断しましょう。
タイアップ投稿導入の方法
インフルエンサーとのタイアップ投稿を実施する場合は、いくつかのステップを踏んで実施します。
後でトラブルにならないためにも、充分に注意してください。
インフルエンサーと企業の契約締結
タイアップ投稿を行う場合は、まずインフルエンサーと企業で契約を交わす必要があります。
投稿内容やクリエイティブの方向性はもちろん、NG文言や投稿タイミング、回数なども明示しましょう。
また、トラブル対応のフローも共通認識を準備しておくと仮に炎上したとしてもスムーズな一次対応により最小限に被害を抑えられます。
企業の承認
企業サイドはタイアップ案件の契約締結と共に案件依頼の承認を行いましょう。
また、インフルエンサーへの対応するための社内体制構築も重要です。
インフルエンサーも多忙なため、コミュニケーションがうまく取れなかったり、対応が遅ければスムーズなプロモーションが出来ません。
連絡がスムーズであれば好印象にも繋がり、タイアップではないタイミングでも自発的な紹介も期待できます。
インフルエンサーによるタイアップ投稿準備
インフルエンサーは案件を受け、契約を交わしたらタイアップ投稿の準備を行います。
紹介する商品やサービスの情報を把握し、クライアントから希望された内容に応じたクリエイティブの作成を進めて、事前確認も取ると進行がスムーズです。
クライアント側の希望で投稿内容を修正する場合もあるため、ある程度余裕を持ったスケジュールで投稿準備を行いましょう。
投稿・成果確認
インフルエンサーのタイアップ投稿が実施された後は、投稿内容や成果を確認します。
依頼した方向性での投稿内容になっているかはもちろん、インプレッションやエンゲージメント、自社アカウントへの誘導数や投稿を見たユーザーのコメントや返答内容もチェックすると効果的です。
また、インフルエンサーと企業で相互にフィードバックし合うことも、プロモーションの改善に繋がります。
タイアップ時のインフルエンサー選考ポイント
タイアップ投稿を依頼するインフルエンサーを選定する際には、4つのポイントでチェックすることをおすすめします。
インフルエンサーの投稿
選定ポイントの1つ目はインフルエンサーの投稿内容が案件とマッチするかです。
どれだけフォロワー数が多く、エンゲージメント等が良くても案件とマッチしなければプロモーション効果も薄く、インフルエンサー自身のイメージも損なう恐れがあります。
企業とインフルエンサー双方にとってメリットがある投稿になるよう、充分に検討を行ってください。
インサイトデータの確認
インフルエンサー選定の2つ目のポイントは、アカウントや自社のインサイトデータです。
インフルエンサーが持つ影響力を図るためにもインサイトデータのチェックは必須で、また自社アカウントとの整合性も改めて確認しましょう。
自社アカウントで充分に集客出来ている属性がある場合、よりその属性を強化するか他のターゲット層にアプローチするかを目的に応じて考える必要があります。
ターゲット層の確認
インフルエンサー選定の3つ目のポイントは、タイアップ投稿でアプローチできるターゲット層が挙げられます。
その為にはタイアップ投稿の目的やユーザーに与えたい印象を明確にし、その為にはどのインフルエンサーが最適かを判断することが重要です。
タイアップ投稿はインフルエンサー次第でプロモーション効果が大きく変わるので、様々な面から検討しましょう。
過去のPR投稿の確認
インフルエンサー選定の4つ目のポイントは、過去の企業案件の投稿内容です。
同業他社のタイアップ投稿を実施していた場合、フォロワーの反応など参考にできる情報が把握しやすくなるでしょう。
ただし、同種の案件の投稿が続くと、ユーザーは広告色を強く感じてしまい、タイアップ投稿の特徴である自然な印象を与えられない場合も考えられます。
期待できる効果やターゲットに加えて、ユーザーにどんな印象を与えるかを想定し、選定を行いましょう。
ライタープロフィール
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