公開日:2024年06月12日 更新日:2024年06月13日
広告代理店の選び方とは|メリットやデメリットなども併せて解説
目次
広告代理店の選び方は?
費用体系がしっかりしているところを選ぶ
代理店の選び方としては、費用体系がしっかりしているところを選ぶことが大切です。
どこまでの費用が含まれているのか、どんなことまでやってもらえるのかがわかりやすい費用体系になっている所を選ぶことがおすすめです。
初期費用、運用手数料、最低運用金額などが明確になっているかを確認してください。
最新の事例があるか
広告代理店の実績として、最新の事例があるのかも大事です。どのような媒体・形態での運用実績があるのかなども、最新の事例を紹介してもらうといいでしょう。業種や要望、課題でどのような広告媒体や形態がいいのかを最新の事例から見られる代理店がいいでしょう。
サービス内容を確認する
広告代理店のサービス内容としては、広告出稿や分析などの代行が多くなります。具体的なサービス内容を事前に確認しておくことが大切です。
分析はどこまでしてもらえるのか、分析後の改善なども継続的に行ってもらえるのかなどを確認しておいてください。
提案・共有をしてくれるかどうか
広告代理店を選ぶ場合は、広告運用に関して代理店側からどんな提案をしてくれるのかも確認してみるのがおすすめです。
一般的なWeb広告代理店の広告運用代行サービスの場合には、広告運用に関連したLPやWebサイト制作にのみ対応しているケースもあります。広告運用だけでなく、SEO対策やサイト自体の検討などWebマーケティング全般の提案をしてくれる所を探すのもいい方法です。
広告代理店に依頼するメリット
時間短縮になる
広告代理店に依頼するメリットとしては、広告運用などの時間短縮になる点がメリットです。広告担当者の時間短縮になります。
また、自社にノウハウを持つ人材がいなければ、広告運用チームを作り、育成していく必要があるでしょう。クリエイティブ作成から広告出稿までのスキルを培って継続していくためには多くの時間が必要なため、大きな時間短縮になります。
広告代理店の持つノウハウを利用できる
広告代理店に依頼することで、代理店がこれまで多くの企業から広告出稿の依頼を受けてきた実績やノウハウを利用できるのもメリットです。
様々な業種からの依頼実績があり、マーケティングや広告についての専門知識や経験を持っています。それを活かした広告運用が可能です。専任アドバイザーがいる所もあり、専属で付いて、サポートをしてくれる場合もあるのがメリットです。
最新情報に合わせた広告配信を行える
広告代理店は、マーケティングや広告についての最新情報を常にキャッチしています。業界によってどんな広告が今効果的なのか、また動画広告が人気となっている状況など、業界ごとに異なる広告の最新情報を知っています。最新トレンドに合わせた最適な広告が可能となる点がメリットです。
また、業界ごとにコンバージョン率やクリック単価も異なり、効果的な広告運用をアドバイスしてもらえます。
広告代理店に依頼するデメリット
コストがかかる
代理店に依頼する際のデメリットとしては、外注しますのでコストがかかります。
広告運用手数料は通常広告費の20%程度必要です。また、初期費用がかかったり、広告クリエイティブの作成も依頼したりした場合にはさらにコストがかかります。
しかし、実績のある広告代理店に依頼することで、コスト以上の成果が得られることも多く、費用対効果を考えてお願いしてみることも大切です。
社内ノウハウがたまらない
広告代理店に依頼することで、社内で広告運用に投じる時間や人材が減らせますが、一方で社内にノウハウがたまらないデメリットがあります。
社内での広告運用のスキルが上がっていかないため、ずっと代理店に依頼する可能性もあります。社内で人材育成を目指したい場合には向いていません。
認識の齟齬が出る場合がある
社外に広告運用を任せるため、相互の認識に齟齬が出る場合があります。どのような目的で広告を行いたいのか、どんなイメージの広告にしてほしいのかなどをしっかり事前に打ち合わせて共有していないと、うまく広告運用がなされない場合があります。
広告代理店が、企業や商品に対する深い理解をしていなければ、異なったイメージで広告がなされる場合もあるでしょう。企業のブランドイメージを損ねることもあります。
広告代理店の種類
総合広告代理店
広告代理店の種類としては、まず総合広告代理店があります。テレビ・ラジオ・新聞・Webメディア・動画投稿プラットフォーム・SNSなど多くの広告媒体を扱っていて、企画から効果測定まで一貫してサポートする代理店です。
クリエイティブ制作会社や動画制作会社を持っていることも多く、専門広告代理店というものを子会社にしている場合もあります。
総合広告代理店の場合は、業界に合った戦略的なアドバイスなども受けられておすすめです。また、様々なメディアをまたいだプロモーションできる点が魅力です。広告媒体が決まっていない場合、複数の媒体で出稿したい場合にはおすすめです。
ハウスエージェンシー
ハウスエージェンシーは、特定の企業を広告主とする広告代理店となっています。新聞社や鉄道会社、大手メーカーを親会社に持つなど、親会社の提供する商品・サービスの広告を請け負って広告枠を扱っています。
株式会社ジェイアール東日本企画や株式会社東急エージェンシー、株式会社読売ISなどが例としてあります。独自の広告メディアを持っているのが特徴です。総合広告代理店のような形態で様々な企業と契約を結ぶハウスエージェンシーもあり、多くの企業が活用しています。
専門広告代理店
専門広告代理店は、特定のメディアや媒体への広告出稿を代行する代理店です。SNS広告、リスティング広告などWeb広告専門の代理店や、屋外広告や交通広告を専門にする代理店などがあります。
専門広告代理店は、特定の分野に特化したノウハウを持っているのが特徴です。広告を出稿する媒体を決めている場合には、専門分野で多くの実績を持つ専門広告代理店に依頼することで、多くの知識と経験を活用することができます。
インターネットの発展に伴い、Web広告に特化した専門広告代理店も増加。分析にも長け、費用対効果の測定をしっかり行っている代理店が多くなっています。
広告代理店を選ぶ時のポイント
希望に沿うメニューはあるか
広告代理店を選ぶ際には、自社がどんな広告運用をお願いしたいのか、希望する広告メニューがあるかどうかをまず確認することがポイントです。テレビCM広告、雑誌広告、リスティング広告、SNS広告、ディスプレイ広告、イベントプロモーション広告などの広告メニューをまず確認してください。
また、広告運用だけでなく、クリエイティブの制作もお願いしたいのか、広告運用の分析をどこまでお願いできるのかなどを確認するようにしてください。Web制作専門のチームがいてバナーやLPの作成も行ってくれるなども、必要であればチェックしておくといいでしょう。
出稿実績はあるか
広告代理店を選ぶ時には、どんな業種の広告出稿実績があり、豊富なのかをチェックすることもポイントです。
どのような媒体・形態で出稿実績があるかも確認してください。様々な媒体・形態での豊富な出稿実績があれば、似たような企業のこれまでの実績を参考にしながら、最適な広告出稿が可能となるでしょう。
途中解約できるか
広告代理店と契約をしていて、成果が出なくて途中解約をしたい場合もあります。広告運用がスムーズに行かなくて途中解約したい場合もあるでしょう。
多くの広告代理店では1ヶ月~6ヶ月の契約期間となり、それ以降は双方の申し出がない限り、契約期間が自動延長されることが多い傾向です。
途中解約できるのかを事前に確認してから、契約することが大切です。また、解約できても違約金が発生することがあるため、契約前にしっかりした確認が必要です。
アカウントの開示はあるか
リスティング広告運用などを代理店に依頼する際には、運用開始後に広告アカウントの開示が可能かも確認してください。自社でアカウントにログインできるようになれば、広告アカウントが適切に運用されているかをチェックしたりもできます。
アカウントのIDやパスワードの権限を渡してくれる代理店は、信用できる代理店と言えることも多いでしょう。
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ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
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