公開日:2024年11月12日 更新日:2024年12月24日
イベント協賛を依頼するときの企画書とは?作成のメリットやポイントなど解説
目次
企画書を書くメリット
コンセプトが明確化される
協賛を依頼する際に、企画のコンセプトをまず書くことで、コンセプトが明確になり、協賛を依頼しやすくなります。企業に依頼する際には、コンセプトに共感してもらうことが大切です。企画書を書くことで、より明確に伝わりやすい内容にしておくことがメリットとなります。
企業にとって価値があるイベントであることを知ってもらえる
企画書を書くことで、企業にとっても、価値があることを知ってもらえることも大きなメリットです。企業のブランド価値を高めたり、地域での知名度を上げたり、様々な価値があることを具体的に書くことができます。
企画を立案する際にも、企業にとってどんなメリットがあるのかも考えて計画しておくのもいい方法です。
企画書を書くときに重視するべきこと
協賛のメリットを伝えられているかどうか
企画書を書く時は、具体的な企業のメリット、協賛メニューを詳細に明記しておくことが大切です。協賛の方法とそのリターンを書くことが重要です。
ターゲットとなる参加者や地域や社会に対する影響がよくわかるようにメリットを書いてください。
企業にとって魅力的なメニューになっているか
様々な種類の多くの企業から協賛を集めるためには、協賛メニューも数パターン用意しておくことがおすすめです。
パンフレットに企業広告を出せること、企業のロゴを配置する場所や、企業のSNSへ誘導する方法、会場での企業展示ブースや告知タイムの設置などのメリットを具体的に書き、費用対効果があると感じてもらう必要があります。
一目で企画の全体像が把握できるようにする
また、企業から見ても、企画の全体像が把握できるようにすることも大事です。企画の目標、方向性を明確にし、目指すゴール、企画がもたらすインパクトがはっきりわかるようにしてください。企画の全体像がぼやけないように、統一した内容の企画書を書くことが重要です。
企画書を制作するときの意識するべきポイント
目的とゴールを明確にする
企画書を制作するときには、目的とゴールを明確にして、何を目的に、どういう風になることをゴールにしているのかをわかりやすく書くことがポイントです。そうしないと、企業に企画のインパクトが伝わりにくくなります。
目的やゴールに企業は賛同しますので、より明確に言語化し、図解などしてイメージしやすくすることが大切です。
ターゲットを確定する
企画書では、ターゲットを明確にしておくことも大切です。ターゲットの年齢層や男女比、地域、どんな趣味嗜好の人を対象にするのかなどを確定しておいてください。
これまでの実績があれば、どんなターゲットが実際に多かったのかなども具体的に提示してください。
効果測定の方法を決めておく
企業にとっては、協賛による効果がとても重要です。どのようにターゲットに協賛の効果があったのかを測定できる方法なども最初に提示しておくといいでしょう。
具体的に効果があったことを分析できることを提示しておくことがおすすめです。
予算を決めておく
企画書を作る際には、協賛金を募る際の予算を決めておいてください。協賛の内容によって、協賛企業のランクをいくつか設定した上で、企業を募るといいでしょう。
それぞれのランクでいくつの企業を募集するのかを決めておけば、予算も達成しやすく、また、企業が協賛する際も企業自身が選択しやすくておすすめです。
担当者の役割分担をしておく
協賛企業を募る際の役割分担もしておくといいでしょう。どんな分野の協賛企業を募るのか、また誰がどの分野の募集を担当するのかを分担しておいてください。
そして、協賛の問い合わせ窓口に関しては、一本化しておくといいでしょう。
企画書に書くべき内容
表紙
企画書に書くべき内容としては、まず企画書の表紙を書きます。タイトルを大きく明記してわかりやすくしておいてください。
・宛名(相手企業名)
・企画のタイトル(例 〇〇協賛のご提案書)
・サブタイトル(必要に応じて)
・企画の作成者
・企画の作成日時
イベントの概要・目的
イベントの概要や目的は、企業によく伝わるように次のことを書いてください。それぞれの項目に分けてわかりやすいように書くことが必要です。
・企画のターゲット、顧客層
・企画のコンセプト
・企画の目的、狙い
・企画の最終的なゴール
・企画のスケジュール
協賛が必要な理由
協賛が必要な理由を明記し、具体的な協賛の種類を書きます。
・企画を実施するために必要な資金や物資
資金や物資面で支援をしてほしいことを具体的に明示します。金額や物資の使い道を紹介しながら掲載することがポイントです。
・協賛を依頼したい項目
技術的な支援や協力してほしい内容を書き、活用したい内容についても記載しておくといいでしょう。
協賛メニュー・メリット
協賛メニューでは、次のような協賛の種類別に書いてください。
・資金協賛
資金協賛では、協賛の口数と金額を書きます。
・物品協賛
必要な物品のリストを一覧にします。
・広告協賛
広告料金と広告掲載箇所を図や写真などで紹介します。
協賛メリットは、具体的に広告掲載した際のイメージを紹介したり、過去のプロモーション例、これまでの協賛企業の方からの声などを紹介したりすることがおすすめです。
問い合わせ先
協賛に関する問い合わせを明確にし、企画団体の協賛窓口をしっかり設けておく必要があります。
メールアドレスや電話番号など、問い合わせ先、担当者名などを載せてください。
イベントをスムーズに進めるためには?
前倒しで動く
イベントでは、協賛企業を集めるのに時間がかかることが多くあります。予定通りに進まないことも多いために、前倒しで動くことが大切です。
企画書は早く作り、協賛募集を行う際は早めに動くようにしてください。
企画書は誰もが理解できる内容にする
また、企画書には専門用語や略語などは使わないように気を付けてください。様々な企業に協賛を依頼することが多いため、誰が見てもわかりやすいようにすることが大事です。
特に、コンセプトや目標、ゴールなどはわかりやすくイメージしやすくして共感してもらうことが大事です。
資料の添付
企画書には、別途資料を付けるのもおすすめです。企画を行うに至った経緯を裏付けるものなど、客観的な情報資料などがあれば、協賛してもらいやすいでしょう。
また、これまでの協賛企業のコメントや参加者のコメントなども別資料でできるだけ細かく多く紹介することがおすすめです。

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ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
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