注目すべき3つのポイント
- 約9割が応援広告に接触、YouTubeが最多
2026年度の大学1年生450名への調査で約9割が受験期に応援広告を見たと回答し、接触媒体はYouTube(62.3%)がトップ、テレビ・交通広告も過半数を占めています - 約6割が「企業イメージ向上」を実感
応援広告を通じて企業や商品のイメージが良くなった経験がある人は全体の約6割に上り、最大の理由は応援する気持ちが伝わったことです - 理解不足は逆効果のリスクに直結
イメージが悪化した理由の最多は「自分たちを理解していないと感じた」(約4割)であり、共感設計の精度がブランド毀損を防ぐ分岐点となっています
受験生応援広告の接触実態──YouTube・テレビ・交通広告が三大チャネル
スタディプラス株式会社のStudyplusトレンド研究所は、2026年4月7日から4月18日にかけて、学習管理アプリStudyplus上で全国の大学1年生450名を対象に受験と広告に関するアンケートを実施し、その結果を公表しました。

大学受験期に企業の受験生応援広告を見たことがあるかを聞いたところ、88.9%が接触経験ありと回答しています。

接触した媒体ではYouTubeが62.3%で最も多く、テレビ、電車・バスも半数以上を占めました。
勉強系アプリや駅構内広告、Instagram、XなどのSNSも上位に入っており、受験生の生活動線に沿って、複数のチャネルから応援広告が届いていたことがうかがえます。
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好感度向上の決め手は応援する気持ちの伝わり方

受験生応援広告を見たことで企業や商品のイメージが良くなった経験があるかを聞いたところ、よくあった、時々あったと答えた人は全体の約6割にのぼりました。
イメージが良くなった理由として最も多かったのは、企業が受験生を応援する気持ちが伝わってきたからという回答です。全体の6割以上を占めており、単に商品名を覚えてもらうだけでなく、受験生に寄り添う姿勢が伝わることが好感度につながっていると考えられます。

印象に残った応援広告では、長年にわたり受験生応援CMを展開しているカロリーメイトが1位となりました。キットカット、森永ラムネ、inゼリーなども上位に入っており、受験期の気持ちに寄り添うブランドとして記憶されていることがわかります。
逆効果の最大要因は理解されていないと感じること

一方で、受験生応援広告によって企業や商品のイメージが悪くなったことがあるかを聞いたところ、悪い方向に変わることはなかったと答えた人が8割以上を占めました。多くの受験生にとって、応援広告はネガティブに受け止められにくい施策だといえます。
ただし、イメージが悪くなった経験がある層に理由を聞くと、最も多かったのは企業や商品が自分たちのことを理解していないように感じたからという回答でした。
ほかにも、ストーリーに共感できなかった、広告を見たタイミングが悪かったといった声が挙がっています。受験生の状況や心理に合っていない表現は、応援のつもりでも距離を感じさせてしまう可能性があります。
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今回の調査からは、受験生応援広告が単なるブランディング施策ではなく、若年層との関係づくりにおいて企業イメージを大きく左右する接点であることが見えてきます。
特に重要なのは、好感度が上がる理由と下がる理由が表裏一体になっている点です。応援する気持ちが伝わればブランドへの印象は良くなりますが、逆に理解されていないと感じられれば、強い違和感や疎外感につながります。
つまり、受験生応援広告では、何を伝えるかだけでなく、受験生が置かれている状況や気持ちをどこまで理解できているかが問われます。
媒体接触を見ると、YouTubeが最も多い一方で、テレビ、交通広告、駅構内、勉強系アプリ、SNSなど、接点は広く分散しています。
単一メディアだけで受験生に十分リーチするのは難しく、生活動線全体を捉えたクロスメディア設計が重要になります。
また、タイミングが悪かったことがネガティブ要因として挙がっている点も見逃せません。受験直前期や精神的に不安定になりやすい時期は、同じメッセージでも受け止められ方が変わります。受験カレンダーに合わせた配信設計や、学習アプリ、教育メディアなど文脈との相性が高い媒体選びが、リスクを抑えながら効果を高めるうえで重要になりそうです。
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関連リンク
プレスリリース・出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000333.000047308.html









