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公開日:2020年12月18日 更新日:2023年03月22日

Instagram広告の出し方、費用を徹底解説!

Instagram広告の出し方や効果、種類を徹底解説!Instagram広告の出し方や効果、種類を徹底解説!

SNSが普及した今、写真を投稿するだけでなく、検索行動もInstagramで行われています。検索プラットフォームになりつつあるInstagramに広告を出すことで深く訴求することができます。Instagram広告について種類、課金形態出稿方法について本記事では解説します!

Instagram広告とは

Instagram広告とは、誰でも写真や動画を投稿し世界中の人と共有できるSNS「Instagram」上で配信される広告のことです。
現在、Instagramの利用状況は下記のようになっています。

MAU(月間アクティブユーザー数)……20億人(2022年10月時点)
日本国内の利用ユーザー数……4,610万人(2022年1月時点)
Instagram広告 | Instagram for Business

参照:Meta’s Instagram Users Reach 2 Billion, Closing In on Facebook | Bloomberg
参照:2022年11月更新!性別・年齢別 SNSユーザー数(Twitter、Instagram、TikTokなど13媒体)

インスタグラムは匿名性の高いアプリで個人情報の詳細は入力しませんが、詳細な個人情報入力が必須な親会社のFacebookのプラットフォームから配信するため、インスタ広告を配信する際に精度の高いターゲティングが可能です。 インスタグラムには主に20~30代のユーザーが多く、アプリの利用率も半数以上と高いので、このような若年層がターゲットの企業はInstagramの運用・広告掲載が必須となってきています。 インスタ広告の出し方は非常に簡単です。Facebookのビジネスマネージャーを開設後、Instagramアカウントの連携し、Facebook上で広告アカウントを作成することでInstagram広告を出稿できるようになります。
当記事にはInstagram広告に関するサービス資料やマーケティング資料も掲載していますので是非ご参考ください。
Instagram広告の実際の写真
(出典:実際のインスタ上のInstagram広告「@apres_jour」より引用)

Instagram広告のメリット

Instagram広告活用のメリットはどのようなものが挙げられるのでしょうか?
ターゲティング精度やInstagramのUU数など様々な切り口でメリットが挙げられます。

ターゲティング精度が高い

Instagram広告は匿名性の低いSNSであるFacebookと連携しており、精度の高いターゲティングが可能です。
ターゲティング種類はコアオーディエンス、カスタムオーディエンス、類似オーディエンスが挙げられ、「ユーザーの興味関心」「年齢」「性別」「職種」「言語」などの項目でターゲティングができる。

予算・クリエイティブの柔軟性が高い

Instagram広告の料金形態はCPAやCPCから選ぶことができ、1ドル/日で広告出稿ができます。
設定している予算が消化されると広告出稿が停止される仕様となっています。
また、広告運用中の予算変更もクリエイティブの差し替えや更新も可能と成果に応じた広告運用が可能です。

広告フォーマットが多い

Instagramは投稿コンテンツが様々あり、コンテンツ別で広告出稿が可能となっています。
画像や動画を始め、ユーザーのインサイトを計るためのアンケートやECサイトへの誘導ができるショッピング広告など多くの広告フォーマットがあります。
目的に対して適したフォーマットを活用できるのはとてもメリットとなります。

世界中のユーザーへ訴求できる

Instagramの月間利用ユーザーは世界で10億人ほどいると言われています。
Instagramはビジュアルでの訴求がメインなSNSなので、言語が通じない場合でも訴求することが可能です。

リーチできるユーザー層が若年層だけにとどまらない

Instagramは10~20代で7割以上の利用率がありますが、30~40代でも5割以上の利用率があり、若年層だけにとどまらないSNSだと言えます。
Instagram広告の詳細なターゲティングを使えば、若年層だけでなく30代以上のユーザーへも的確に訴求することができます。

参照:総務省「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」表5-1-1

下記、Instagram広告のメリットについての詳細は下記記事よりご覧いただけます。
【関連記事】Instagram広告の9つのメリット!

Instagram広告の資料

より効果的な広告運用をするために、役立つInstagram広告のマーケティング資料を下記に掲載しました。資料にはInstagram運用に関する大きいヒントがたくさん掲載されています。
ダウンロードは無料なので、Instagram広告の出稿や運用を検討・導入されている方は是非お気軽にご活用ください。

【事業主様限定】今日から始められるInstagram広告!|SNS広告|設定事例 | 株式会社Five

【事業主様限定】今日から始められるInstagram広告!|SNS広告|設定事例

※※※事業主様向けの実践的なノウハウについて記載しておりますため、
代理販売、情報収集目的のDLは固くお断りいたします。※※※

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Instagram広告の活用方法【コンセプトラボ】 | コンセプトラボ

Instagram広告の活用方法【コンセプトラボ】

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TikTok広告スタートアップガイド【CTRがInstagram広告の約7倍!】 | SO Technologies株式会社

TikTok広告スタートアップガイド【CTRがInstagram広告の約7倍!】

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広告運用においても世界観が重要となるInstagramにおいて
目的に応じた最適な戦略策定〜クリエイティブ〜運用を支援いたします。
ぜひお気軽にご相談ください!

Instagram広告出稿の事前準備

Instagram広告は広告出稿の前に、アカウントの作成やFacebookアカウントとの連携などが必要となります。 ここでは、Instagram広告の出稿準備について解説します。
出典:Meta-Instagram広告のついて

Facebookページでビジネスマネージャーアカウントの作成

Instagram広告を出稿するためには、まずはFacebookページでビジネスマネージャーアカウントを作成する必要があります。
Instagram広告はFacebookページのみでも出稿できますが、Facebookビジネスマネージャーを用いることで複数のFacebookページ、アカウントを一括管理することが可能です。また、複数の広告担当者に権限を与えることができます。
Facebookビジネスマネージャーの開設には、ビジネスおよびアカウントの名前(会社名)と名前(氏名)、メールアドレスの入力が必要となっています。
Facebookビジネスマネージャーが開設できたら、Facebook ビジネスマネージャーにFacebookページを追加します。 「ビジネス設定」から、Facebook ページの URL を入力することで追加することが可能です。

次のうち、該当するものを全て作成しておきましょう。
● Facebookページを持っていない場合、Facebookページを作成する。
● ビジネスマネージャーのアカウントを持っていない場合、アカウントを作成する。
● 広告アカウントを持っていない場合、ビジネスマネージャーの画面から広告アカウントを作成する。

Instagramをプロアカウントに変更し、Facebookと連携

Instagramアカウントをプロアカウントに変更してFacebookと紐付けします。
Instagram広告を出稿するには、まずFacebookページとInstagramアカウントの連携します。互いに連携せずにFacebook上のみで操作することも可能ですが、Instagramアカウントを連携させることで操作がしやすくなります。その後Facebook上でビジネスアカウントを追加し、広告出稿の準備を整えます。

アカウントなしでInstagram広告を活用する方法

Instagram広告は、Facebookが運営するSNSであるInstagram内に画像や動画形式で出稿できる広告です。その特徴は匿名性が高く個人情報を入力する必要がありません。
Instagramは詳細な個人情報が必要なFacebookのプラットフォームを活用することでユーザーの性別・年齢・趣味・Instagramの行動データをもとにターゲットを設定できるため広告主にとって魅力ある媒体といえるでしょう。
一方でInstagramはSNSのようなシェア機能がないといった側面もあります。しかし、ハッシュタグやアカウントをフォローするなどして特定の好みを持つ人と情報を共有できる強みがあります。
そうしたユーザーの好みや趣味を企業側は分析して商品やサービスの広告を配信することで、よりユーザーに身近に感じてもらえるチャンスがあるといえます。
また、Facebook広告のアカウントとFacebookのページを持っていればInstagramのアカウントを作らなくても広告を出すことが可能です。その際はFacebookの登録情報が利用されます。
Instagram広告ではターゲティング精度が高く、フィールド上やストーリーズに配信できることからユーザー投稿に似て広告っぽくない点もメリットで、受け取る方も嫌悪感なく見ることができます。

Instagram広告のクリエイティブ準備

広告を出稿するためには、広告クリエイティブの作成も必要です。
Instagram広告には、4種類(フィード、ストーリーズ、発見タブ、リール)の出稿面があります。それぞれの出稿面によってユーザーの広告接触態度が異なり、利用できるフォーマット(動画、静止画、カルーセル、アンケート広告など)も異なります。出稿面に適した広告クリエイティブを作成しましょう。

出稿面ごとの特徴

Instagram広告の出稿面は4種類あります。それぞれの特徴について説明します。

Instagramの配信面①フィード

フィード広告は、ユーザーが投稿するフィードに配信する広告です。
自分のタイムライン(フィード)で自分がフォローしたアカウントの写真をスクロールしていると、フォロー外の投稿主の写真が出てきます。これがフィード広告です。自分がフォローしたアカウントの投稿が流れてくるため、ユーザーはフィードのコンテンツに興味が強いです。そのため、ユーザーの目に付きやすい効果があるので、広い認知に繋がります。 フィード画面
画像参照:Krispy Kreme Australia アンケート結果によると、フィードは特に、情報収集や新しい商品やブランドを探すときに利用されています。
そのため、商品やサービスの認知度アップや拡散に適しているといえます。一般ユーザーの投稿の中に表示しても違和感がないクリエイティブを作成しましょう。

Instagramの配信面②ストーリーズ


ストーリーズ広告は、ユーザーが投稿するストーリーズに配信する広告です。
ストーリーズは24時間で消える投稿なので、「今起こっていること」が掲載される傾向があります。そのため、企業の配信するストーリーズにもタイムリーな情報が求められます。そのため、キャンペーンの告知や期間限定セールなど時期性の高い広告に適しています。また、一定期間必要とされる情報の載ったストーリーズはカテゴライズしてハイライトに残せます。日本の毎日Instagramを活用するユーザーの70%がストーリーズを利用しているのでリーチ率が高いです。 ストーリーズ広告において画像の場合は5秒、動画の場合は最大15秒表示できます。画像のみテキスト入力が可能となります。
ストーリーズ画面
画像参照:Instagramの最新情報 広告掲出について、一般ユーザーのストーリーズ投稿の間に表示され、フルスクリーンで画像や動画の広告が表示されます。
アンケート結果によると、ストーリーズは友人や家族とのコミュニケーションの向上に特に効果を発揮していますが、利用者の3人に1人以上がブランドや商品をストーリーズで見たことで関心が高まったと答えています。
そのため、ストーリーズはユーザーとの距離を縮めるのに適しているといえます。また、ストーリーズにはリアルタイム性の高い情報を求めているユーザーが多い傾向があるため、広告の内容に応じてフィードと使い分けるようにすると良いでしょう。

Instagramの配信面③発見タブ


発見タブ広告では、投稿をクリックすることで広告が表示されます。
発見タブの内容は、ユーザーの利用履歴や興味関心に基づき、パーソナライズされて表示されています。発見タブには、発見フィード(フィードと同じように表示される、静止画や動画による広告)と、発見タブ動画(動画広告)の2種類があります。
Instagramのデータによると、毎日発見タブを使用しているアカウントの割合は50%にも上り、発見タブは新しい商品やサービスを積極的に探している利用者へのリーチに適しているといえます。
発見タブ
画像参照:Instagramの最新情報

Instagramの配信面④リール広告」


リール広告とは、15秒~30秒以内のショート動画を共有できる機能を利用した広告のことです。
リールには、音楽やエフェクトを追加した、エンターテイメント性の高い動画が投稿されています。リール広告に対応しているのは、動画クリエイティブのみです。
リールの特徴は、エンターテイメント性の高い動画との出会いを求めて閲覧するユーザーが多いことです。一般ユーザーの投稿の中に表示しても違和感がない広告クリエイティブにすると良いでしょう。

参考記事:Instagramのストーリーズとフィード: イメージと使われ方の違い
発見タブ広告 | Instagram for Business

Instagram広告の種類

Instagram広告はアプリ上の4つの配信面に対して、多くの広告種類あります。配信できる広告フォーマットや入稿規定はそれぞれ異なります。Instagram広告ではテキスト量が増加すると、リーチ数が顕著に下がるため、全体に共通する入稿規定の注意点は画像に対するテキスト量を20%以下に抑えることです。ここでは、Instagram広告それぞれの特徴と入稿規定について解説します。
出典:Meta-Instagram広告の種類について

写真広告

写真広告は、静止画とテキストを表示する基本的な広告です。
Instagramのフィード上に配信されるので、既存のコンテンツに溶け込んで表示されます。

写真広告の入稿規定はjpgかpngで30MBです。画像のサイズは下記のとおりです。
正方形:600×600~1936×1936ピクセル
横長:600×315~1936×1936ピクセル
縦長:600×750~1936×1936ピクセル
画像の下部のCTAの文言を選択できます。
Facebookフィードに配信する「認知度アップ」を目的とする画像広告の仕様 | Facebook広告ガイド

動画広告

動画広告は、動画とテキストで表示される広告です。
動画広告もフィード上に配信され、広告が表示される自動的に動画の再生が始まります。
動画広告の入稿規定は60秒以下でデータサイズは4GB以下です。画像サイズは下記のとおりです。
正方形:600×600ピクセル
横長:600×315ピクセル
縦長:600×750ピクセル
画像の下部のCTAの文言を選択できます。
Instagramフィードに配信する「エンゲージメント」を目的とする動画広告の仕様 | Facebook広告ガイド
【関連記事】Instagramの動画広告とは?

カルーセル広告

カルーセル広告は、複数枚の写真と動画とテキストが表示できる広告です。
画像や動画を複数枚活用できるので、製品やサービスの理解を深めてもらいやすいです。 また、最近では複数枚を組み合わせられるという特徴を活かし、漫画を活用したカルーセル広告も多く見られます。
Facebookフィードに配信する「認知度アップ」を目的とするカルーセル広告の仕様 | Facebook広告ガイド


コレクション広告

コレクション広告は、自社の製品をカタログ形式に表示できる広告です。
メインとなる商品カタログ画像が表示され、それをタップすると詳細が表示されます。 Instagramショッピング機能を活用することでそのまま購買につなげることも可能です。
Facebookフィードに配信する「認知度アップ」を目的とするコレクション広告の仕様 | Facebook広告ガイド

ショッピング広告機能

Instagramショッピング広告は、ショッピング機能を活用し出稿できる広告です。 Instagramに投稿された画像や動画に商品タグを付けることで、表示された広告のタグからそのまま事前にECサイトで購入を促すことができます。写真広告や動画広告、ストーリーズ広告に商品タグを追加すると、タップするとそのまま自社のECサイトに遷移させることが可能です。
Instagramショッピングガイドとシーズンでのベストプラクティス | Instagram for Business

発見タブ広告

発見タブは、Instagramの発見タブに表示される広告です。
情報を能動的に探しているユーザに訴求できるので、見込み顧客の獲得につながりやすいです。 また、発見タブ広告は他の広告に比べて多くの広告が露出されます。動画広告や画像広告だけでなく、カルーセル広告やコレクション広告なども表示されます。
Instagram発見タブ広告について | Metaビジネスヘルプセンター

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告は、Instagramストーリー上に表示される広告のことです。
日本では、Instagramの毎日利用ユーザーの70%以上がストーリーズを利用しており、広告のインパクトも大きいので広告配信場所として注目されています。動画の投稿だけでなく、画像の投稿も可能となっているため、自社のクリエイティブに合わせた広告配信が可能です。また、ストーリーズ広告では、外部遷移させることも可能となっているため、認知拡大だけでなく販売促進にも生かせる広告となっています。

ストーリーズ広告の入稿規定では、画像はjpg、pngでデータサイズは30MB以下、動画はmp4、mov、gifでデータサイズは4GB以下です。
推奨される画像のサイズは1080×1920です。
Instagramストーリーズ: 記憶に残る短いコンテンツを作る | Instagram for Business
【関連記事】Instagramストーリーズとは?ストーリーズ広告の資料まとめ
【関連記事】Instagramストーリーズ広告とは?出し方を解説

アンケート広告機能

Instagramアンケート広告は、Instagramストーリーズ上で二択の質問を行うことができる広告です。 ユーザーは回答することで、回答の割合を見ることができるため、ユーザーの反応を高める効果が見込めます。 また、ユーザーからの反応を得ることができるため、広告効果を高められるだけでなく、自社の商品開発や施策などに活かすことも可能です。

ブランドコンテンツ広告機能

ブランド広告は、インフルエンサーの投稿を自社の広告として配信できる機能です。
インフルエンサーの投稿はクオリティが高いので、訴求力の高い広告を配信することができます。
さらに、インフルエンサーに製品を投稿でPRしてもらうことで、効果を高めることが可能です。

Instagram、ブランドコンテンツ広告の提供開始を発表

Instagram広告の費用相場

自社運用のInstagram広告の費用相場について、1日100円~可能ですが高い宣伝効果は見込めないので、最低でも1日1,000円、月額で30,000円ほど予算を計画しましょう。また、広告運用では「A/Bテスト」のように、複数の広告を打ち出し、どの手法が効果的か分析することも必要です。Instagramで行う際には上記×3形態で月額10万円程予算があると良いです。
どんな広告が最も効果的かPDCAを回しながら模索していきましょう。
【関連記事】Instagram広告の料金・費用について解説

Instagram広告のクリエイティブ制作のポイント

広告用クリエイティブでは、「画像投稿」の場合は、特に広告感を出さないことがポイントです。そして、「画像投稿」「動画投稿」「ストーリーズ」で共通して言えるポイントは、「詳しくはこちら」「お問い合わせ」「購入する」など10種類以上のボタンを使って、アクションを誘導するように設定するのがポイントです。 また、カルーセル広告にすれば、写真を複数掲載できますので、矢印で次を案内する工夫をも必要です。

インスタ映えを意識する

「インスタ映え」とよく言われますが、Instagramでは画像がメインになり、ビジュアルを重視する必要があります。例えば、「ストーリーズ」ではスマホ画面いっぱいに表示されるため、表示に合わせたインスタ映えを意識することもポイントです。 そして、「動画投稿」では、ユーザーの興味を最初の3秒でつかんで、自分ごとのように見てもらえるストーリー性のある情報を投稿するのがおすすめの方法と言えます。

広告クリエイティブの最適化

Instagram広告は、ストーリーズ、フィード、発見タブ、リール、ショップに配置されますが、広告マネージャで広告を作ると、広告を自動配置してくれるのがポイントです。より多くのユーザーにリーチしてもらえるように配置が最適化されます。 ユーザーが検索したり、見たりした興味・関心に合わせて最適化した場所に自動で配置されていきます。タイムライン内のフィールドや、ストーリーズは60分間までの動画広告が可能で、発見タブに広告表示がなされたり、リールは最大60秒表示されたりします。ショッピング広告では、タグを表示してECサイトへの購入を誘導できたりするのがポイントです。

経験的価値を提供する

また、Instagramと言えば、洗練された「インスタ映え」する画像や動画が人気ですが、最近ではあらたに、日常の一コマを切り取ったものや遊び心があるものも効果的となっています。多くの人が自分ごととして、日常に取り入れやすいということが「ストーリーズ」「画像投稿」「動画投稿」などのクリエイティブ作成時に、重要なポイントとなってきています。 経験価値マーケティングがよく言われるようになってきていますが、顧客が製品・サービスを購入する際の経験や体験を意図的に提供することが大事です。ものの紹介ではなく、自分が体験している生活シーンを連想させるような体験が大事なことになっています。

クリエイティブの使い回しをしない

Instagram広告では、最適なクリエイティブを制作することが大事なことです。他の媒体で使ったものをそのまま使うなど、使い回しをしないことも大切なポイントとなります。Instagram広告は他の広告とサイズ形式も異なり、画像広告は正方形画像がおすすめで、動画広告は長方形が良くなります。ストーリーズでは、縦長の画面いっぱいの動画画像で短いテキストなど、それぞれで最適なクリエイティブを作っていくことが必要です。サイズ感が大事になりますので、きれいな見栄えを意識することが大切なポイントです。

Instagram広告の出稿方法

Instagram広告の出稿手順をご紹介します。順を追って丁寧に設定することをお勧めします。

①キャンペーンの作成

キャンペーン作成は、Facebook ビジネスマネージャの管理画面から、キャンペーンの設定をおこないます。
広告マネージャからし、目的と名前を追加し新しいキャンペーンを作成します。 複数のキャンペーンを作成する場合、混同しないように分かりやすい名前を付けると良いでしょう。
また、ここで選択するキャンペーンの目的は、ブランド認知度アップ、リーチ、トラフィック、動画の再生数アップ、コンバージョンなどがあります。自社の広告出稿に合わせた目的を選択してください。
<作成手順>
①作成ボタンを押下
②キャンペーンの目的を下記の中から選択

キャンペーンの目的

属性

フィード上の公開

ストーリーズ上の公開

ブランドの認知度アップ

認知



リーチ

認知



トラフィック

検討



エンゲージメント

検討


×

アプリのインストール

検討



動画の再生回数のアップ

検討



リード獲得

検討



メッセージ

検討



コンバージョン

コンバージョン



カタログ販売

コンバージョン



来店数の増加

コンバージョン



広告セットの設定

次に広告セットの設定を行います。 ここでは国や通貨などの基本情報を入力します。地域・年齢・性別・言語など項目が多岐にわたるので自社のターゲットを細かく設定するのがポイントです。既存顧客であればカスタムオーディエンスや共通項がある顧客なら類似オーディエンスといった選択も可能です。 広告セットの設定には、次の4つが含まれます。
● オーディエンス
● 配置の設置
● 期間
● 予算
これらの4つをまとめて、広告セットといいます。

上限予算の設定

広告予算を設定していきます。予算は「一日の予算」「通算予算」の二つの選択肢から選べます。一日の予算が決まっている場合は特定の金額を入力することが可能ですが、予算に達成した時点で広告出稿がそこでストップします。
日単位での予算が細かく決まっていない場合は、通算予算を設定し様子を見ることをおすすめします。
「通算予算」の場合は配信の時間帯や日時まで設定可能です。
また、「広告スケジュール」ではスケジュール設定もできるのでチェックしてみてください。 Instagramの課金方法は主に「CPC」「CPM」「CPV」「CPI」4種類です。Instagramでは予算や配信時期の設定を自由にできます。予算の設定は、100円から可能です。そのため、大規模な広告費をかけたくない企業でも特定の短期間の広告出稿でも自由度高く広告の配信を行うことができます。それぞれの課金方法の特徴は下記となっています。
CPC(クリック単価)課金
CPCとは、英語で「Cost Per Click(コストパークリック)」の略語で、クリック単価のことです。ユーザーが広告をクリックした回数分、課金されます。
ダウンロードや購入などのコンバージョンが設定されている際に適した課金方法です。
CPM(インプレッション単価)課金
CPMとは、英語で「Cost Per Mille(コストパーマイル)」の略語で、1,000回当たりのインプレッション単価のことです。ユーザーがWeb広告を1,000回表示する毎に課金が発生します。
商品の認知、興味の拡大を目的としている際に適しています。
CPV(広告視聴単価)課金
CPVとは、英語で「Cost Per View(コストパービュー)」の略語で、広告視聴単価のことです。再生時間が10秒以上になる、または最後まで視聴されると課金が発生します。
そのため、最後まで動画を見てくれるコンテンツにより興味が強いユーザーにリーチさせたい場合適しています。
CPI(インストール単価)課金
CPIとは、英語で「Cost Per Install(コストパーインストール)」の略語で、インストール単価のことです。アプリがインストールされると課金が発生するので、アプリのインストールが目的の場合、最適な課金方法です。
Instagramはスマホユーザーが多いのでアプリ広告にも向いています。

関連記事:Instagram広告の費用と予算はどのくらい?課金方法・サービス一覧

オーディエンスの設定

訴求ターゲットの設定は、オーディエンスの設定で行います。訴求ターゲットは、商品やサービスのターゲットや目的に合わせて設定します。
Instagramでのターゲティングはコアオーディエンス、カスタムオーディエンス、類似オーディエンスの大きく3つに分類された種類の中から設定できます。
3つのターゲティング手法については下記記事にて詳細に解説しています。
関連記事:Instagram広告の3つのターゲティングを徹底解説!

配置の設定

配置の設定では、広告の配信先を設定することができます。Instagramを運営するMeta社傘下の下記サービスから選択することが可能です。 「配置を編集」を選択してInstagramをプラットホームとして選んでください。「自動配置」を選択すればInstagramのほかFacebookやAudience Networkをはじめ複数の配信先に広告を送ることができます。
例えば配信先をInstagramだけに絞りたい場合は、「配信を変種」にしてInstagramのみにチェックすればOKです。

・Facebook
・Instagram
・Audience Network
・Messenger

クリエイティブの入稿

クリエイティブの入稿には、静止画・動画などのメディアと、テキストの2つが必要です。
Instagramにおいて、画像内のテキストは20%未満に抑えるほうが広告の効果が得やすいといわれています。なお、入稿の要件は配信面ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。

支払方法の設定

広告費の支払い方法を入力し、準備完了です。

広告の公開

「確認して公開」を押下すればInstagram広告の出稿作業が完了します。

Instagram広告の出稿のポイント

Instagram広告を出稿するときのコツを4つ紹介します。
● 適切なオーディエンス設定を行う
● 出稿面やオーディエンスに適したクリエイティブを作成する
● 出稿目的を明確にする
● アップデートを注視する

オーディエンス設定は適切に

オーディエンスの設定は適切に行いましょう。
Instagram広告では、細かなターゲット設定ができますが、ターゲットを絞り込みすぎることによってCPCやCPUが高騰する、ユーザーの目に触れないなど、費用対効果が低下することもあるため注意が必要です。
さらに、Instagram広告には、効率的に運用するための自動最適化機能(広告を出稿するときに目的を設定することで、より高い効果を発揮できるように自動で最適な配信を行う機能)があります。
広告配信数が少ないと、自動最適化機能の精度も落ちてしまいます。

掲載面やオーディエンスに適するクリエイティブの作成

Instagramは掲載面によってユーザーの接触態度が異なるため、掲載面に適したクリエイティブを作成することが成功のコツです。ユーザーの態度や心理を考慮して、クリエイティブを作成しましょう。
さらに、Instagramはプライベートな空間として認識される傾向が強いため、UGC(一般ユーザーによって作成されたコンテンツのこと)などを活用し、出稿面に馴染む広告クリエイティブを作成する必要があります。
また、動画コンテンツのニーズが高まっているため、Instagramに馴染む動画クリエイティブの作成も検討してみましょう。

広告の出稿目的を明確にする

Instagram広告の出稿目的を明確にしましょう。
Instagram広告は柔軟な広告運用が可能ですが、効果に応じて出稿予算を変更したり、クリエイティブの見直しを行ったりすることでより効果が得やすくなります。
さまざまなクリエイティブや配信面などを試し、効果的な方法を見つけ出しましょう。

プラットフォームのアップデートを注視する

プラットフォームのアップデートも注視しておきましょう。
Instagramでは広告の種類や効果を高めるためのアップデートが行なわれています。
さらに、アップデートによってユーザーのInstagram上の行動パターンや心理に変化が生じる可能性もあります。Instagramのアップデートは、Instagram for Businessのページなどで確認できます。

Instagram広告の入稿規定

Instagram広告の配信面は大きく分けてストーリーズ広告、フィード広告の2つがあります。これらのフォーマットの特徴と入稿規定についてご紹介します。

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告とは、24時間限定で公開される投稿欄に混じって表示される広告のことです。ストーリーズでは1日で内容が消されるという気軽さから、フィード欄よりも頻繁にユーザーによって活用されます。
ストーリーズ広告では画像とテキストを同時に掲載でき、ユーザーが広告画面をスワイプすることによりLPや特定のURLへ遷移します。ストーリーズ広告の特徴は、画面全体を使ってクリエイティブを表示できる点にあります。ただし同時に添付できるテキストの量や表示秒数が短いため、どちらかと言うと短時間でも画像のみでインパクトを与えられるような広告に向いています。




画像広告
<入稿規定>
アスペクト比: 9:16および4:5~1.91:1
最長期間: 5秒
最大ファイルサイズ: 30MB
対応画像タイプ: .jpg、.png


動画広告
<入稿規定>
アスペクト比: 9:16および4:5~1.91:1
最長期間: 15秒
最大ファイルサイズ: 4GB
動画の最小幅: 500px
対応動画タイプ: .mp4、.mov
動画の画質: H.264圧縮、正方形ピクセル、固定フレームレート、プログレッシブスキャン
音質: ステレオAACオーディオ圧縮、128kbps+
音声: 任意 ※キャプションは利用できず、ファイルの一部として組み込む必要がある。


<引用>:Facebook for Business ビジネスヘルプセンター
https://ja-jp.facebook.com/business/help/188477725155524?id=2331035843782460

フィード広告

フィード広告とは、通常の写真や動画が投稿されるホーム画面のことです。Instagramが始まった当初からある表示面で、ストーリーズ広告よりも幅の広い表現方法ができる点にメリットがあります。
表示形式は主に画像と動画で、複数枚写真を投稿できるカルーセル広告や、広告をタップすることで画面が全面表示に切り替わり、商品カタログのような画面で掲載できるコレクション広告など、様々な方法があります。投稿の間に挟まれるようにして広告が掲示されますが、表示形式が通常の投稿画面と似ているため、広告感をあまり出さずに訴求することが可能です。



画像広告
<入稿規定>
正方形
最小解像度: 600 x 500ピクセル
最大解像度: 1,936 x 1,936ピクセル

横型
最小解像度: 600 x 315ピクセル
最大解像度: 1,936 x 1,936ピクセル

縦長

最小解像度: 600 x 750ピクセル
最大解像度: 1,936 x 1,936ピクセル



動画広告
<入稿規定>
動画ファイル: 250MBが最大
フィードで表示:最大60分
キャプションの長さ:2,200文字まで
アスペクト比:正方形 1:1、横型 1.91:1、縦型 4:5


<引用>:Facebook広告ガイド
https://ja-jp.facebook.com/business/help/430958953753149?id=1997185213680277

Instagram広告で成果を出すポイント

Instagram広告は特定の趣味や興味に関する情報を検索するツールとしても利用されています。
そのためどういった趣味嗜好を持つユーザーがアクセスするのか分析すれば自社製品のターゲティングができるのです。
Instagram広告で成功するためにはいくつかポイントがあります。Instagram広告の特徴をよく理解しその特性を活かすことが成功の秘訣といえるでしょう。

ほかのSNSと異なりInstagram広告ではクリエイティブさがキャンペーンの成功に左右する面が強いです。
実際にある調査ではデジタル広告の販促で56%がクリエイティブな設計によるものだそうです。
Instagram広告でおさえておくべきポイントについて解説しましょう。
【関連記事】Instagramマーケティングとは?成功事例や活用手法を解説!
【関連記事】Instagram広告でのフォロワー獲得のコツ

適切にターゲティング設定を行う

  デジタル広告の成功はいかにして最適なターゲティングを行うかです。
Instagram広告の運用でも想定していた配信先とは異なる年齢層にもリーチしていたという事例があり、ターゲティングを見誤るとビジネスチャンスを失いかねないリスクもあるのです。
24時間だけ閲覧できるストーリーズは利用者が若く20〜30代が大半を占めています。
自社製品やサービスがこうした年齢層をターゲットにするならストーリーズを有効活用するのもひとつの選択肢です。
一方で通常の投稿であるフィールドへの広告配信では40〜50代でCVを多く獲得できたという事例もあります。
このようにターゲット設定をする際には詳細なペルソナ設定が大きな鍵を握るといえるでしょう。
また、ターゲットとなるユーザー層の生活サイクルやスケジュールに応じた出稿時間の設定もポイントになります。

例えば、会社勤めの20〜30代女性をターゲットにするなら帰りの時間を狙った癒し効果があるクリエイティブ、専業主婦なら家族を送り出した後のタイミングで配信されるお得な生活情報などです。
BtoB企業においても、どのような企業をターゲティングに設定し、どのタイミングで広告を配信するかも重要なポイントになります。

配信面にあったクリエイティブを用意する

Instagramのユーザーの多くはビジュアル重視の人も多く、好まれる広告もインスタ映えするものが好まれる傾向が強いです。
そうしたユーザーはハイクオリティの画像や動画に慣れているため広告を配信する際はいかにビジュアルが重視されているか認識すべきでしょう。
その上で既存の広告を利用するのではなくInstagram用にビジュアルを作ってはいかがでしょうか。例えばスマートフォン画面ぎりぎりまで表示されるストーリーズではなく表示形式に合わせたデザインがおすすめです。
Instagramユーザーが好んで見る広告サイズを意識して広告を制作しましょう。
画像推奨アスペクト比は配信画面によっても異なり、一般に縦に長いほど画像占有面積が大きいといわれています。正方形は垂直水平錯視という視覚効果から縦長に見えます。
フィールド広告は表示される回数が多く、ストーリーズの3〜10倍です。ストーリーズ広告は9:16サイズが推奨されていますが正方形でも広告配信ができるのでまずは正方形で配信して反応をみることをおすすめします。
ストーリーズでは長さが15秒以下の動画広告がされ、10秒以上の場合はユーザーに合わせて1〜3枚のストーリーに分割されます。これはAIが機械学習に基づいて最適な枚数に分割するからです。そのため必ず何枚かに分割されるというわけではありません。
具体的にはストーリーズ広告なら入稿する画像はjpg、pngでサイズは30MB以下で、動画はmp4、mov、gifが最適でサイズは4GB以下です。推奨される画像サイズは1080x1920となります。
このように配信面にあったクリエイティブを用意することでユーザーの購買意欲を高める効果が期待できるのです。

状況に応じて柔軟な対応を行う

Instagram広告は柔軟な広告運用ができるのも大きな魅力です。具体的には実績に応じて出稿予算を変更したり、クリエイティブをブラッシュアップしたりすることで成果につなげることができます。
Instagram広告は1日100円という低予算から配信でき、状況に応じて予算の変更や配信の中断が柔軟にできるのです。低予算から広告配信ができるため初めから高い成果を狙うのではなく、成果を見ながら施策の改善が可能なのもInstagramのメリットです。
さまざまな配信画を試しながら最適な運用を見つけるのがInstagram広告で成功するポイントでもあります。

事前に計画を立てて実行し検証、改善するPDCAを活用すればターゲットとなるユーザーの関心を引く魅力的なコンテンツに成長していくことでしょう。PDCAでは下記の点に注意してください。

PLAN(計画)
DO(実行)
CHECK(検証)
ACTION(改善)

PLANでは目標達成のためのKPIを設定しましょう。
例えばフォロワー数・アクセス数などです。DOはその目標達成のため計画に沿った施策を考えて実行していきます。CHECKでは施策した効果を検証します。
自社アカウントや投稿を分析してリーチ数・フォロワー数・エンゲージメント率・いいね数・コメント数・クリック数・コンバージョン率などの推移をチェックしながらコンテンツをより良いものに改善していくのです。
ACTIONでは分析を踏まえて改善策を考え、効果が見込めるものは継続、効果がないと思われるものは中止または変更するなど柔軟に対応しましょう。
特にInstagramで重要なのがハッシュタグです。Instagramのユーザーのおよそ6割の女性がハッシュタグを利用して検索するといわれていて、さらにその4割が商品やサービスの購入に至っているそうです。
このようにハッシュタグを上手く活用して売上を伸ばすことがいかに重要かお分かりでしょう。効果的なハッシュタグの使い方を理解して事業展開にご利用ください。
一例をあげると、NTTドコモでは定番キャラクターのドコモダケを使い季節に合わせた投稿をしています。「#ドコモとつながる」のハッシュタグはその代表的なものになります。
このように時間はかかりますがユーザーとの接点であるコンテンツ制作にはいくつかのポイントがあります。一つひとつ丁寧に力を注いだ運用方法が欠かせません。

Instagramのアップデート情報に機敏になる

Instagram広告は精度の高いターゲティングができることが魅力であり、ビジュアルの訴求がほかのSNSと比較して圧倒的といえます。
Instagram広告はユーザーとの双方向性あるコミュニケーションのツールでもあり、アンケート広告やECへ遷移させる広告などいろいろな角度からアプローチが可能です。
こうした便利なInstagram広告ですが、Instagramでは頻繁に機能追加やセキュリティ向上のためにアップデートが行われています。アップデート情報は自動でできるためポップアップさせるように設定しておくことをおすすめします。
Instagramのアップデートには主に2種類あって、不具合やバグの修正に関するマイナーアップデート、新機能実装やUI/UXの変更に関するメジャーアップデートです。
一度アップデートしたら元には戻せないため自動アップデートではなくマニュアルでやる人もいます。また、アップデートで操作画面が変わるため、慣れるまで時間がかかる場合もあります。
アップデートで不具合が生じた場合はInstagramのヘルプデスクに問い合わせしてみましょう。
しかし、古いバージョンのまま使用しているとセキュリティ上問題が発生する恐れや予期せぬフリーズが発生する恐れもあります。利用者の多いSNSには膨大な個人情報があるためハッカーがそうした情報を盗み出そうとするケースも少なくありません。
一度失った信頼を回復するのは容易ではありません。アップデート情報を入手したら機敏に対応することがInstagram広告を運用する際に極めて重要なのです。

クリエイティブの使い回しをしない

Instagram広告はほかの媒体で使った広告の使い回しをしないということが大切です。
Instagram広告のサイズ形式は通常Webディスプレイ広告とはサイズが異なるため、Instagram広告を制作する際はInstagram専用の広告という認識で制作しなければなりません。
サイズ感が違うと感じたユーザーは広告を見た瞬間に違和感を覚え離脱してしまうリスクがあります。そのためInstagram広告で成果を出したいなら、使い回しをせずにInstagramに最適なクリエイティブを制作することを忘れないでください。
ユーザーはほかのブランド広告を多数見慣れているため、比較して違和感があれば受け入れない傾向があります。ほかの媒体で成功したからといってそのままInstagram広告として利用するのはおすすめしません。
Instagram広告を制作する際はどのような見せ方が訴求効果を高めコンバージョンに至るのか改善を繰り返しながら成果を上げていきましょう。
例えばInstagramのストーリーズでは縦長の画像の中に動画素材を入れ短いテキストを盛り込めばユーザーの視覚に訴えかけることができます。
限られたコストで広告制作を進めるあまりせっかく制作した広告がユーザーから見向きもされず成果が出せないで、パフォーマンスが悪くなれば結果的に費用対効果が悪い広告となるのです。

商品紹介ではなく、体験を紹介する

Instagramはビジュアル的な効果を活用して感情や情緒に訴えかけるメディアといえます。
そのためテレビやほかのSNSと異なり、商品のスペックや競合比較に重点を置くのではなく、その商品を通じて体験できることを伝える方がより魅力的です。そうしてその商品を使えばどれだけ生活が豊かになるのかユーザー目線で訴えかけましょう。
Instagramではユーザーが商品を購入し、サービスを利用することでどのようなメリットがあるのか直感的に感情に訴求できる強みがあります。
その点を考えてInstagram広告を制作することが何よりも重要なのです。
Instagramのユーザーの多くはミレニアル世代であり、モノではなくコトに価値観を見出す世代です。そうした世代の特徴を意識した広告づくりがInstagram広告の効果を高めるためには欠かせません。
実際にInstagramを利用するミレニアル世代はFacebook、Twitter、Instagramの利用率が年々上昇しているのです。
特にInstagramはSNSの中でも圧倒的にエンゲージメント率が高いのが特徴であり、企業にはこのエンゲージメント率を高めるクリエイティブが求められています。
そのためには自分が体験している生活シーンの連想させる出稿が重要になります。

Instagram広告をBtoB企業が活用する際のポイント

Instagram広告というとBtoC企業向けのイメージがありますが、BtoB企業でも高い効果が期待できるのです。
Instagramのストーリーズではテキストではなく写真や動画でユーザーに直感的に興味を抱かせることができるため、その特徴を活かしてBtoB企業向け広告に力を入れているところがあります。
BtoB企業がInstagramに注目する理由にはブランディング構築があります。写真や動画で視覚に訴えられるInstagram広告は工夫次第でユーザーの心に刺さる表現も可能です。
その効果を利用すればブランディング構築につながり、認知拡大や企業のイメージアップにもなります。
Instagram広告は国内のみならず海外にもアピール効果が期待できます。海外とのコネクションが直接なくても英語で投稿したり、英語でハッシュタグをつけたりすれば世界中のユーザーにも認知してもらえるでしょう。
また、取引先企業のさらに奥にいるエンドユーザーにもアプローチができるのもInstagram広告のメリットです。
通常ではアプローチできないエンドユーザーにPRできれば取引先企業からの商品購入増が期待できます。

Instagram広告の成功事例

パナソニック株式会社

パナソニック株式会社は、高級トースター「オーブントースター ビストロ」の新モデルを発売する際に、機械学習に基づいたクリエイティブ分析ツール「ガンマシグナル」を活用して消費者をより惹きつけるためのポイントを見出しました。
それを活かして、「サクっと、ふんわり黄金比トースト」というクリエイティブコンセプトのもと、フィード広告やストーリーズ広告などのInstagram広告を配信しました。
この結果、旧モデルと比べて売り上げが2倍に増加しました。

モンスターストライク

モンスターストライクは、ユーザーの休眠復帰と配信効率の改善を目的として、Instagram広告を活用しました。
その結果、既存の広告施策よりも、Instagramフィード広告を加えた広告施策の方が、インプレッション数が51%増加、モバイルアプリユニークセッション数が61%増加し、CPAが38%低下しました。

Instagram広告のハッシュタグ利用事例

Instagram広告にもハッシュタグを利用することができます。しかし、目的によってはハッシュタグ利用が適さない場合もあります。
まず、目的が「認知」の場合はハッシュタグ利用が勧められます。理由は企業独自のハッシュタグを利用することによって自社ブランディングが可能だからです。そのハッシュタグが拡散されて一般人が二次投稿することでさらに拡散認知が促されます。この、ハッシュタグを利用したInstagramの成功例ではアイスクリームの「ハーゲンダッツ」が挙げられます。蓋を開けた際に現れるハート形のクレーターを写真に撮り「#ハーゲンハート」と銘打つことでアイスクリームとハートの可愛いイメージとハーゲンダッツの持つ上品さや高級感を上手にミックスしブランディングに成功しました。


反対に、ハッシュタグ利用が勧められないのは目的が「購入」の場合です。例えば、プロジェクターの購買促進目的のInstagram広告に「#プロジェクター」と入れた場合、その投稿を見たユーザーが他の商品比較をするためにハッシュタグを経由して流出してしまいます。確かに流入は増えますが、ユーザーに比較の選択肢を与えているのでこの利用は適していません。

Instagram広告のまとめ

Instagram広告は画像や動画を共有して楽しむツールであり、デザインが重要です。
そのため企業向けセミナー・メルマガ登録・ビジネス向けサービス紹介などBtoB企業のInstagram広告には最適といえます。 Instagram広告を検討している方はぜひ広告施策のひとつとしてInstagram広告を利用してみてはいかがでしょうか。

また、Instagram広告は運用の目的を明確する必要があります。フォロワーを増やしたいのか#投稿件数を増やしたいのか目的によって講じる施策は異なります。さらにターゲットも明確にしましょう。世代や属性によっても刺さるクリエイティブが微細に変わっていきます。
最初から完璧に運用できる人はいないので、PDCAサイクルを継続して回してコツコツと運用していきましょう。

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ライタープロフィール

メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
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