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公開日:2021年10月20日 更新日:2021年12月23日

マーケティングのフレームワーク一覧

マーケティングのフレームワーク一覧マーケティングのフレームワーク一覧

マーケティングとは?

マーケティングとは、簡単にいうと、販売をしなくても売れる仕組みを作ることです。
そのためには、ターゲットとなる市場の顧客のニーズや、消費者の行動心理などを分析する必要があります。
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マーケティングの基礎

マーケティングの基礎は「誰に」「どのような価値を」「どのようにして提供するか」を考えることです。

セグメンテーションとターゲティング

まず、市場の顧客を絞るために、「セグメンテーション」「ターゲティング」をおこないます。

セグメンテーションとは、市場の細分化により、市場の構造を把握することです。
例えば、顧客の年齢や性別、年収などの評価軸によって細分化をします。

ターゲティングとは、細分化された市場のどのセグメントをターゲットとするか決めることです。
ターゲティングの際には、自社の強みを活かせることや、競合他社に対して優位性を示せるようにすることが重要です。

ベネフィットと差別化

ターゲットとなる顧客の絞り込みができたら、次は顧客のニーズに対してどのような価値を提供するのかを決めます。
この段階で考えるのが、「ベネフィット」「差別化」です。

ベネフィットとは、顧客にとっての価値です。
例えばダイエット食品を顧客が購入するのは、ダイエット食品が欲しいためではなく、痩せられることが理由でしょう。
この「痩せられる」というのがベネフィットに該当します。

差別化とは、自社が提供するサービスや商品が競合他社とどのように異なるのか明確にすることです。
もし差別化ができていなければ、顧客は価格の安い商品を選ぶため、価格競争に巻き込まれてしまいます。
そうならないためにも、差別化は重要なのです。

4P

ベネフィットと差別化ができたら、顧客に対して価値をどのように提供するかを考える必要があります。
その手法の1つが、「4P」です。

4Pとは、以下の4つの単語の頭文字を取ったものです。
・Product :製品やサービス
・Price :価格
・Promotion :広告などを含めた販売方法
・Placement :販路

これらの要素は、先述のセグメンテーションとターゲティング、ベネフィットと差別化で得られた「対象とする顧客」「提供する価値」を具体化したものである必要があります。

マーケティングの種類

マーケティング手法の代表的なものには、以下の3種類があります。
1.マスマーケティング
2.ダイレクトマーケティング
3.ゲリラマーケティング

では、それぞれについて解説します。

マスマーケティング

マスマーケティングとは、大衆向けのマーケティング手法のことです。
不特定多数の消費者に対し、統一的・画一的なプロモーションをおこないます。
多数の消費者をターゲットとするゆえ、多くのコストがかかるため、大企業が実践しやすい手法です。

ダイレクトマーケティング

ダイレクトマーケティングとは、ターゲットとする顧客を定め、双方向のコミュニケーションによって販売促進を展開するマーケティング手法のことです。
例えば、通信販売や通信教などで多く見られます。
ダイレクトマーケティングには、顧客の反応を分析することにより効果検証がしやすいというメリットがあります。

ゲリラマーケティング

ゲリラマーケティングとは、コストをかけずに型破りな手法を用いるマーケティング手法のことです。
例えば、SNSなどでのバズを狙ったバズマーケティングも、ゲリラマーケティングのひとつです。

マーケティングフレームワークの重要性

マーケティングフレームワークは、事業を成功させるうえで非常に重要なツールです。
なぜなら、マーケティングフレームワークを活用することで、1円でも多くの収益を得られるためです。

また、マーケティングフレームワークには事業に関わる人員の理解度を上げる効果もあります。
例えば、「PDCAサイクル」という言葉を知ることで、業務改善という概念が理解できます。

マーケティングフレームワークには他にも、効率良く現状分析や思考整理ができ、効果的に成果を出すことが可能になるというメリットもあります。
現在どのような問題が発生していて、いつまでに誰が対応するのかというのが共通認識としてあるため、施策を進めていく過程での回り道や欠落を防ぐことができ、最短距離での目的達成が可能です。

マーケティングフレームワークの一覧

マーケティングのフレームワークには、以下の3つがあります。
1.事象分析のフレームワーク
2.戦略立案のフレームワーク
3.思考・実行のフレームワーク

では、それぞれについて解説します。

事象分析のフレームワーク

事象分析のフレームワークには、以下の3つがあります。
1.3C分析
2.4C分析
3.SWOT分析

では、それぞれについて解説します。

3C分析

3C分析とは、Customer=市場・顧客、Company=自社、Competitor=競合他社の3視点から現状を分析していくフレームワークのことです。
3C分析において重要なのは、第三者の視点で分析をすることです。
強みや弱み、ニーズなどをフラットに捉えることが大切になってきます。

4C分析

4C分析とは、Customer Value=顧客価値、Cost=顧客の費用・負担、Convenience=顧客の利便性、Communication=顧客対話という4つのCを分析する手法のことです。
3C分析よりも、さらに顧客の視点で考えていくことが求められます。

SWOT分析

SWOT分析とは、Strength=内的環境の要因である自社の強み、Weakness=内的環境の要因である自社の弱み、Opportunity=外的な環境要因である機会、Threats=外的な要因である脅威を分析することです。
4つを表に書き出すことで、ビジネスチャンスが検討しやすくなる効果があります。

戦略立案のフレームワーク

戦略立案のフレームワークには、以下の3つがあります。
1.PEST分析
2.STP分析
3.BANT条件

では、それぞれについて解説します。

PEST分析

PEST分析とは、Politics=政治、Economy=経済、Society=社会、Technology=技術の外的環境から戦略を立案していくフレームワークです。
外的要因をよりマクロな視点から把握することで、業界的な要因をもれなく把握するために効果的です。

STP分析

STP分析とは、Segmentation、Targeting、Positioningの頭文字を取ったものです。
これらのステップを踏んで、戦略を考えていきます。
自社の強みを生かしつつ、より効果的に市場へ参入していくためのフレームワークです。

BANT条件

BANT条件とは、Budget=予算、Authority=決裁権、Needs=必要性、Timeframe導入時期という成約に関わる条件のことです。
BANT条件を精査することで、成約の確率が上がります。

思考・実行のフレームワーク

思考・実行のフレームワークには、以下の4つがあります。
1.MECE手法
2.5回のWHY手法
3.ロジックツリー手法
4.PDCAサイクル

では、それぞれについて解説します。

MECE手法

MECE手法とは、「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の頭文字を取ったもので、ターゲット分析を目的に用います。
MECE手法を利用することによって、ターゲットの漏れや重複を発見できます。

5回のWHY手法

5回のWHY手法とは、ある問題に対し「WHY=なぜ?」を問いかけ続け、より思考を深める手法のことです。
なぜなら、1度のなぜ?よりも、回数を繰り返すことでより根本的な原因や理由が理解できるためです。
これにより、問題の再発防止や、具体的な解決策を提示できます。

ロジックツリー手法

ロジックツリー手法とは、論理をツリー状に描きながら、1つの課題に対して考えられる現象をさらに展開していくフレームワークのことです。
ロジックツリーの長所としては、思考の過程を可視化できることや、思考の共有のしやすさが挙げられます。

PDCAサイクル

PDCAサイクルとは、Plan=計画・Do=実行・Check=評価・Act改善の段階を繰り返すことにより、素早く成果を出す手法のことです。
PDCAサイクルは、より高速で回し続けることが成功の秘訣です。
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ライタープロフィール

メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
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