公開日:2021年10月27日 更新日:2024年09月05日
メール広告とは|メリット・種類・ポイントを解説!
目次
メール広告とは
メール広告とは、電子メールで配信される広告のことを指します。
メールアドレスを宛先に、インターネットを利用して文字や画像、動画を送信して、商品・サービスを購入してもらうまでのプロモーション活動を意味するといえます。
一般的なインターネット広告の場合、ターゲットがホームページやWebサービスに訪問しなければ、広告が見られることはありません。
しかし、メール広告の場合、ユーザーのメールボックスに直接広告を届けられます。
見込み顧客に対して、プッシュ型のアプローチできる点がメール広告の特徴です。
そもそもメールとは
メールとは「郵便物」の英語で、インターネットが普及した現在では「電子メール」、E-mailのことを意味します。
E-mailのEはエレクトロニック(Electronic)の訳語で、「電子の」を意味し、インターネットを経由して、メールアドレスを宛先に、文字や画像、動画を送受信できるサービスです。
メール広告の形式
メール広告の形式は以下の2種類です。
テキスト形式
175文字から350文字の範囲内で商材を説明する形式で、以下の2タイプがあります。
・商材をメールの文章内で紹介するタイプ
・簡単な説明とURLがヘッダやフッタに配置されるタイプ
HTML形式
Webサイトのように画像や動画、資料の挿入、フォントの変更などが可能なため、高い訴求力のある形式です。
メール広告のメリット
メール広告のメリットをご紹介します。
ターゲティング
メール広告は、性別・年齢など多くの属性を把握できる点は、SNS広告と同様です。
しかし、既に登録されているメールマガジンに広告の掲載を許可しているユーザーに向けて発信できるので、ユーザーの興味関心分野をターゲティングできる点がメリットといえます。
高いコンバージョン率
メール広告は、ユーザーの購買サイクル、つまり
認知、興味関心、比較検討、購買の各段階を、他媒体のプロモーション活動より容易にクリアできる点で、高いコンバージョン率を期待できます。
見込み顧客のメールボックスに直接広告を配信できるので、画面の隅に表示されるディスプレイ広告よりも認知されやすいでしょう。
興味関心を持って会員登録している人、あるいは既に商品・サービスを利用したことがある人をターゲティングして配信するものですから、容易に興味関心段階もクリアすることができます。
メルマガに登録しているユーザーは、メルマガの運営者を信頼していることが多いため、比較検討段階が不要であることも多いです。
新製品の入荷情報などユーザーが求める情報をレコメンデーション出来れば継続的にチェックしてもらえ、更なる高いコンバージョン率も期待できます。
情報量の多さ
タイトルと本文合わせて55文字程度のリスティング広告と比較すると、一番簡易なメール広告形式の「テキスト」であっても、35文字を5行から10行記載できるので、175文字から350文字を説明に使えます。
バナーを張り付けるだけの他のメディア広告と比較しても、コラムをちょっと掲載するだけで親しみを感じてもらえるなど、きめ細かなアプローチできる点も強みです。
HTML形式のメール広告であれば、画像や動画、資料の挿入、フォントの変更などが可能なため、より訴求力を高められます。
保存性が高い
メール広告は、ユーザーの端末に保存されるため、メールが削除されない限り、広告も無くなりません。
一度クリック機会を逃すと、その後ユーザーとの接点を持てない他媒体の広告と比較するとそのメリットは明白です。
入稿から配信までに時間がかからない
メール広告は広告出稿が全てオンライン上で完結することが多く、1時間あれば配信設定も可能であるため、他の広告に比べとても早く配信することが可能です。
メールも1000文字程度で作成出来るため、テキスト自体は即日に完成できるでしょう。
トレンドの変化が激しい現代のネット社会でも、タイミングを逃さず配信できるのは大きな強みとなります。
メール広告のデメリット
画像や動画の表示が配信先の環境に依存
メーラーには、HTMLメールが表示されるものとされないものが存在します。
折角配信したメール広告が表示されないというリスクがあるので、画像・動画の使用には注意が必要です。
高めの料金
メール広告を代行会社に依頼する場合、最低料金が30万円と他の運用型広告より少し高い傾向にあります。
コンバージョン率が高いとはいえ、料金は依頼先選定の重要な基準となります。
依頼後も費用対効果を検証して、ベターな依頼先を探しましょう。
メール広告媒体資料一覧

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メール広告の配信方法
メール広告の配信方法は以下の2種類です。
オプトインメール
事前許可のあるジャンルの広告を配信する形式で、以下の2形態があります。
・
メールマガジン型
ユーザーが購読しているメルマガやニュースメールの中に広告スペースを設け、ヘッダやフッタに数行の広告文を掲載するメール広告です。
・
ダイレクメール型(DM)
メール全体を広告として、メルマガと同じジャンルのメール広告をユーザーに直接送信するメール広告です。
ターゲティングメール
ユーザーに事前に登録してもらった属性に配信対象を絞り込み配信するメール広告です。
属性には、年齢、性別、年収、居住地域、職業、役職、趣味嗜好などがあります。
例えば、20代後半、未婚の女性、趣味料理など、自社商材と相性の良いユーザーにプロモーションできるので、効果の高い配信方法です。
メール広告の費用・課金形態
配信数
メールの配信数に応じて費用が発生します。
配信数が増えると高額になるケースが多く、予算に応じた媒体を選択する必要があります。
メール内に記載されたURLのクリック有無に関わらず、費用が発生するのが特徴です。
クリックによる成果報酬型
メール内に記載されたURLのクリック数に応じて費用が発生します。
クリックされなければ費用が発生しないのが特徴です。
どれくらいのユーザーに訴求したいのか、
求めてるユーザー数を見積もり、適切な媒体を選択する必要があります。
メール広告で効果を出すためのポイント
ここでは、メール広告の効果を最大化するために、抑えておくべき2つのポイントをご紹介します!
スパム認定を回避する文章
スパム設定とは、迷惑メールとして設定されてしまうことです。メール受信者が手動で設定することも可能です。スパム設定を回避するために、メール文を書くポイントとして下記があげられます。
・件名や本文、配信者情報は必ず埋める
・画像の利用頻度を抑える
・添付ファイルのサイズを圧縮する
・アフィリエイトURLを記載しない
・煽り文句や迷惑メールと誤認されるような単語や表現を繰り返さない
「儲かる」「稼ぐ」などの扇動的なワード、過度な「!」の仕様は避ける
・飾り罫線で装飾しない
・過剰な色付けやフォントサイズ調整などを避ける
開封率をあげる
件名を工夫する
・文字数はできるだけ15~20文字以内に収める
・メールの内容・価値を具体的に説明
・冒頭にポイントとなるフレーズや伝えたい情報を置く
・緊急性をアピール
・独自性をもたせる
差出人名は受信者に認知されている名称を使用する
・BtoBの場合は、担当者名+会社名(もしくは製品/サービス名)
・BtoCの場合は、会社名(もしくは製品/サービス名)
情報の新鮮さを保つ
・件名が時事ネタを絡めた内容や、話題のジャンルに関する情報にする
情報に信頼感を持たせる
・専門家のインタビューを盛り込む又は、データや統計資料に基づいた情報にする
参加型のメルマガにする
アンケートや占い、クイズなどが参加型のメールマガジンとしてあげられます。
特にアンケートは、ユーザーは楽しめて、配信側もユーザーの生の声が聞け、かつそれをコンテンツとして活用できるので有用です。
セグメント配信
セグメント配信とは、性別・年齢・地域などの属性で分類し、各属性にマッチした情報をメール広告で配信することです。誰にでも送られているような情報の広告は開封率が低くなります。
One to Oneメール配信
One to Oneメール配信とは、受信者のパーソナルな情報を盛り込んで配信するメールのことで、以下のようなものが該当します。
・件名や本文に個人名や企業名などが入ったメール
・住んでいる地域特有の情報のメール
プリヘッダーの活用
プリヘッダーとは、メールをプレビュー表示した際に見える本文の冒頭一部分のことです。件名では伝えきれないことをプリヘッダーで伝えます。
配信タイミングを考慮する
・BtoBの場合は、勤務中である平日の日中を狙う
サラリーマンや学生の場合は「出勤(通学)時間」「ランチタイム」「帰宅後の21時~22時」。
・BtoCの場合は、ターゲットの平日の余暇時間及び週末が望ましい
主婦の場合は、「家事が一段落する13時~15時」がねらい目の時間としてあげられます。
閲覧端末を想定したメールの作成
パソコン用とスマホ用の2種類の広告を作成しましょう。
また、メーラーには、HTMLメールが表示されるものとされないものがあるので、HTMLメールを配信する場合は、マルチパート配信を心がけましょう。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
メディアレーダーについて詳しく知りたい方はこちら
https://media-radar.jp/about.php