公開日:2021年10月21日 更新日:2023年04月07日
今さら聞けない!プロモーションとPRの違いを徹底解説!
今さら聞けない!プロモーションとPRの違いを徹底解説!
「プロモーション」と「PR」は、マーケティングを担当していると頻繁に目にする単語ですが、両者の違いをよく理解していないコメントを、SNSなどで目にする機会がないでしょうか。
この記事では、プロモーションとPRについて、それぞれどのような手法があるのか解説し、プロモーションとPRの違いについても詳しく説明します。
また、プロモーションやPR・広告に役立つ資料を記事下部にまとめています。
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プロモーションとPRの違い
プロモーションとPRについて説明した内容を、比較できるように表にまとめました。
プロモーションとは、顧客に直接、製品の良さなどを伝え、購買へと導く活動を指します。
プロモーションは、「どうやって購買に結びつけるか」という目的に重きが置かれているため、顧客に対して「どのような情報を、どうやって伝えるのか」を適切なタイミングや手段で伝える方法を検討することが重要です。
PRとは、顧客だけでなく様々なステークホルダーに対して働きかけ、自社の販売活動が有利に進むように取り組む活動です。
PRの場合は、働きかける対象が様々であるため、メディアへの露出を増やす、投資家の企業理解を深める、従業員へ経営層のメッセージを伝える、販売の障壁となっている規制を撤廃するといった目的に応じて、働きかける相手と取るべき手法を選択しましょう。
プロモーションとは販売促進のこと
プロモーションとは、マーケティングにおける4Pの一つです。4Pとは、企業が消費やサービスを効果的に販売するための4つの要素(4P)を組み合わせたものであり、マーケティングミックスとも呼ばれます。
このように、4Pにおけるプロモーションとは、販売促進と定義されています。
プロモーションを一言で言うと「顧客とのコミュニケーション」です。販売促進、広告、人的販売、PR、ダイレクトマーケティングを通じて、顧客とコミュニケーションを取りながら購買へと導くことが、プロモーションの目的です。
プロモーションとは、顧客とのコミュニケーションを通じて、製品を認知させ、興味関心を高め、購買につなげる手法だと言えます。
・販売促進
・広告
・人的販売
・PR
・ダイレクトマーケティング
PRとはパブリックと良好な関係を作る
企業は、顧客や取引先を含めた利害関係のあるパブリック(企業を取り巻く個人、集団、社会)と、良好な関係を気づかなくてはなりません。
PR(パブリック・リレーションズ)とは、企業・製品のイメージを良好に保ったり、保護したりすることを目的としています。
そのためには、パブリックの態度をよく観察し、良好な関係を築くために必要な情報を流し、コミュニケーションを適切に取る必要があります。
企業や製品イメージに対して悪評が立たないように、悪評が立った場合はできるだけ早く落ち着くように活動を行うことが、PRには求められます。
企業を取り巻くステークホルダーのことをパブリックと呼び、以下のような関係者が例として挙げられます。
・消費者
・株主、投資家
・従業員
・行政機関
・金融機関
・地域住民
・取引先
PRを一言でいうと、このようなステークホルダー(パブリック)と良好な関係を築くために行う取り組みを指します。
まとめ
今回の記事では、プロモーションとPRの違いについて説明しました。
プロモーションとPRは、それぞれ目的、対象、方法が異なっています。両者の違いを知り、使い分けることにより、日々のマーケティング活動を有利に進めることができるでしょう。
また、プロモーションやPRについて学べる動画を下記にまとめています。
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