公開日:2022年12月07日 更新日:2022年12月09日
美容室サイネージとは?
美容室サイネージとは?
美容室サイネージとは
美容室サイネージとは、座席やレジ前などに設置されたデジタルサイネージを用いて動画コンテンツやサイネージ広告を配信することによって情報を広く深く伝達する手法です。
デジタルサイネージを用いることで、ポスターなどの静止画と比べて格段に多くの情報を顧客に伝達することができます。
デジタルサイネージを座席やレジ前に設置することで、待ち時間に商品や提供サービスを効果的にアピールすることができます。
美容室サイネージの特徴
美容室にサイネージを導入することによる特徴やメリットについて紹介します。
● 美容感度の高いユーザーにアプローチできる
● 完全視聴率が高い
美容感度の高いユーザーにアプローチできる
美容室の利用客は、美意識が高く、トレンドにも敏感な方が多い傾向があります。美容感度の高いユーザーは、自己投資に積極的で総じてファッションやスキンケアに対する年間消費額が高い傾向があります。特に、人気のエリアにある高価格帯のサロンの利用客は、美容のために費用や時間、手間をかけることを惜しまない傾向があります。そのため、美容感度の高いユーザーをターゲットとしたサイネージ広告を配信することによって、街中で配信するよりも高い広告効果が期待できます。
完全視聴率が高い
美容室では、基本的に施術中同じ席から動きません。特にパーマやカラーなどを行う場合は、カットよりも同じ席に座っている時間が長くなります。そのため、街中と違い、配信される広告が全て視聴される可能性が高いといえます。女性の美容室の実滞在時間は120分から180分が最も多いと言われていて、多くの女性利用客は長時間理容室に滞在することになります。それを利用して席から見えやすい位置に魅力的なサイネージ広告を配信することで、利用客の目を引くことができ、高い広告効果を期待することができます。
美容室サイネージの事例
実際に美容室向けに展開されているデジタルサイネージメディアの事例について、以下の4つのメディアを紹介します。
● サキザキテルコ
● THE TOKYO SALON VISION COVER
● MONOLITHS Beauty
● be&clip
サキザキテルコ
「サキザキテルコ」とは、株式会社デジタルガレージが運営しているヘアサロン特化型のデジタルサイネージメディアです。「みんな、ここちよく、自分らしく。」をコンセプトに、美容、ファッション、エンタメ、ライフスタイル、食などに関するユーザーの生活に役立つ情報を配信しています。2021年7月現在、全国のヘアサロンに約11,000台以上を設置していて、最大で月間に約110万人にリーチが可能なヘアサロン特化型デジタルサイネージメディアとして日本最大規模を誇っています。
「サキザキテルコ」では、オリジナルキャラクターの「サキザキテルコ」を主役にした占いやお悩み相談室などの独自コンテンツの配信を行なっています。また、「映画.com」や「kurashiru」など多数のパートナーメディアのコンテンツの配信・制作も行なっていて、これらの内容を週や月ごとに更新しています。
他にも、女性をターゲットとしたヘアケア商材やビューティー商材などの認知・理解促進を目的とした広告が多く配信されています。
料金は、ビューアブル課金制となっています。顧客が着座中に発生したインプレッションのみを対象に料金が発生するため、視聴効果に対して、より確実性の高い、柔軟な予算設定に対応できます。
公式HP:
サキザキテルコ
THE TOKYO SALON VISION COVER
「THE TOKYO SALON VISION COVER」とは、株式会社ニューステクノロジーが運営している、東京都内に展開する高級ヘアサロン専門のデジタルサイネージメディアです。「感性が、ちがう。響くが、かわる。」をコンセプトに美容感度の高い層をメインターゲットとして、青山・銀座・代官山・恵比寿・表参道にあるハイクラスのヘアサロン計80店舗に導入されています。また、各店舗合計で約1,000面のディスプレイによってリーチを行なっていて、月間リーチ数は52,500人に上る美容に対する消費意欲の高い層にアプローチが可能です。
広告と広告の間には、オリジナルコンテンツである「COVER GIRL」が配信されています。毎月「COVER GIRL」として著名なタレントや人気モデルを中心に、こだわりのファッションやライフスタイル、美容に関連したインタビューが配信されます。
放映される広告は、サロン利用者の平均滞在時間120分に合わせて、30分ロールの広告を4回放映することによりリーチします。
料金は、「COVER Weekly」「COVER Monthly」「COVER Year」の3種類に分類されます。
| 期間 | 金額 |
COVER Weekly
| 1週間(7日間)
| 500,000円
|
COVER Weekly
| 2週間(14日間)
| 1,000,000円
|
COVER Monthly
| 1ヶ月(28日間)
| 2,000,000円
|
COVER Year
| 12ヶ月(48週間)
| 20,000,000円
|
公式HP:東京の高級ヘアサロン専門サイネージ・メディア | COVER
MONOLITHS Beauty
「MONOLITHS Beauty」とは、株式会社マイクロアドデジタルサイネージが運営しているデジタルサイネージアドネットワーク「MONOLITHS」の一種です。
「MONOLITHS Beauty」の特徴として、着座した時に広告がインプレッションされた分のみが課金の対象となる「ビューアブル課金型放映」をとっています。そのため、実リーチに基づいた費用設定となっています。また、曜日や時間、エリアに合わせた施g面とを自由に設定できるため、より効果的にユーザーにアプローチすることができます。
美容関連の広告以外にも試供品のサンプリングや商品のクーポンを広告放映と同時に行うことができ、アンケートやブランドリフト調査も可能なパッケージもあります。
これらを実現した「MONOLITHS Beauty」のネットワークは、2,300店舗に11,000台導入されていて、業界最大規模を誇ります。
また、チャットコマース事業を展開する株式会社ZEALSと共同でデジタルサイネージ上で、チャットを用いた会話型コマースに対応した広告サービスの提供も行っています。
公式HP:
マイクロアドデジタルサイネージ
be&clip
「be&clip(ビークリップ)」は、株式会社アスコンが運営しているヘアサロン専用のデジタルサイネージメディアです。「明日へのヒントをキリトる。明日のワタシが変わる。」をコンセプトに「BEAUTY」「FASION」「LIFESTYLE」「TRAVEL」「FOOD & RECIPE」の5つのジャンルを軸にした、最新のトレンドを先取りしたコンテンツを配信しています。「be&clip」は全国の人気ヘアサロンに設置が拡大していて、2022年5月現在、全国291店舗に1,224台が設置されています。また、月間想定インプレッションは約230,000に上り、月間想定リーチは約57,000人となっています。
「be&clip」は、顔認証システムを搭載したサイネージ端末を用いているため、カメラで着座している人を認識し、顔を動かしたり離席などにより画面を見ることができない場合は配信を停止します。これによって無駄な広告配信が省かれるため、確実なインプレッションが可能となります。また、サイネージ広告に加えて、オプションで店舗での製品のサンプリングや販売、リーフレットの配布などによるリアルなコミュニケーション訴求もできます。
広告枠は4種類用意されていて、掲載期間は1ヶ月ごととなっています。(2週間〜も可能)
放映時間
| 金額
|
15秒
| 560,000円
|
30秒
| 800,000円
|
60秒
| 1,520,000円
|
90秒
| 2,160,000円
|
公式HP:be&clip
美容室サイネージのまとめ
下記に美容室サイネージの媒体資料を掲載しています。資料ダウンロードは無料で無制限に可能なので、是非お気軽にご利用ください。