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公開日:2022年09月30日 更新日:2024年02月07日

Criteo(クリテオ)広告とは?特徴から配信方法まで徹底解説!

Criteo(クリテオ)広告とは?特徴から配信方法まで徹底解説!


Criteo広告は、AIと消費者行動データを駆使し、ユーザーに合った商品を適切なタイミングで推薦する革新的な広告サービスです。 この技術により、企業は顧客の購買意欲を高め、離脱したユーザーへの再アプローチも可能になります。 また、Yahoo!を含む多様な配信先への広告出稿が可能で、自動生成されるバナー広告やAIによるクリエイティブ最適化により、企業のマーケティング効率を飛躍的に向上させることが期待されている広告です。
本記事では、Criteo広告の導入メリットや具体的な配信方法、成功事例を通じて、企業のデジタルマーケティング戦略にいかに貢献するかを解説します。

目次
  • Criteo(クリテオ)広告とは

    Criteo広告とはパリに本社があるCriteo社が提供している広告サービスで、AIによる学習機能・膨大な消費者行動データをもとに、「見せたい人におすすめの商品の広告を適したタイミングでバナー表示」してくれる広告媒体です。


例えば今キャンプ用品の購入を検討しているであろう消費者に対し、「過去に閲覧していた商品の傾向」から「おすすめの商品」を表示させるといったことが可能です。 消費者視点に立ってみると、「どれが良いかな…」と検討しているときに、自分の好みにあったものが表示されるため、購買意欲も掻き立てられやすく、自分で検索してその商品にたどり着かなくてもクリック1つで目的にそった商品を見つけられることになります。

Criteoのダイナミックリターゲティングを活用すると、商品購入を検討していたものの一度離脱してしまったユーザーに対してもアピールできるため、よりリーチ率の高い広告が打ち出せるということも特長です。 WEBサイト上への広告だけでなく、動画閲覧中のユーザーに対して有効な動画広告を配信することもできます。 また大きなポイントとなるのは、その配信先の多さ。日本国内だけでもかなりの数の配信先に広告を出稿することができるのも魅力です。Criteo広告は、多くの方が利用される検索エンジンでもあるYahoo!のYahoo Display Ads(YDA)に配信できる唯一の広告媒体でもあります。

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Criteo広告の特徴

Criteo広告の出稿を検討する上で気になる特長についても見ていきましょう。 Criteo広告の特徴を画像で解説

Yahoo!などの豊富な配信面

Criteoで広告出稿する際の配信先は、先にもお伝えしましたが豊富にあります。

Google
Yahoo!
Facebook
msn
食べログ
goo
はてなブックマーク
Instagram


中でも他の広告媒体では難しいとされる、Yahoo!Japanへ唯一出稿できる広告媒体でもある点は最大のポイントでしょう。日本国内で多くの方が検索エンジンとして利用しており、またショッピングなども含め様々なシーンで利用されるYahoo!ですから、広告出稿のメリットが大きいことは皆様ご想像の通りです。 Yahoo!Japanのトップページにも広告を出稿できるので、日常的に多くのユーザーの視点にとまる広告出稿が実現します。

自動生成されるバナー広告

広告出稿するにあたり、バナーを生成するのも企業にとっては一苦労も二苦労もあるでしょう。 本職とはいえない企業が多い中、よりユーザーの興味を引くデザインに仕上げるため、画像やテキストを準備するのは簡単とは言えません。 Criteoでは、出稿社側がCriteoに提供するデータフィールドの情報を元に、自動的に表示させるターゲットに最適なバナーを生成し出稿してくれる仕組みがあります。 難しいこともなく、情報を提供するだけで最適なバナー広告が出せるのもCriteoを利用するメリットでしょう。

AIによる広告クリエイティブの最適化

広告出稿にあたり、どこに、どんなユーザーに向けて、どのような形で表示するのが最適かということを検討するのは難問ですが、マーケティング戦略上欠かせないものでもあります。 Criteoの特長の1つがAIによる広告クリエイティブの最適化であり、これにより上記のような悩みを企業が抱えることなく、効果的な広告をバックアップしてくれるのがCriteoです。

例えばCriteoなら、4色あるTシャツを特定のターゲットにアピールする際、そのユーザーの過去の消費行動や閲覧情報から得たデータをもとに、好みに合うであろうカラーを選択して、最適な形で広告を出すということもしてくれるのです。ここまでキメの細かい販促を1企業で行うのは現実的ではありませんが、Criteoを利用すれば簡単に実現できるというのは大きなポイントになるでしょう。

Criteoの広告配信方法

Criteo広告の配信の仕組みと配信方法について解説します。 Criteo広告の配信方法は4パターンあり、配信先も1つではありません。それぞれ詳しくみていきましょう。

Criteo広告の配信方法

Criteo広告の配信方法は、再訪問し購入を促す「リターゲティング配信」のほか、まだ訪れたことのないユーザーを対象に興味のありそうな商品をアピールする「疑似配信」

リターゲティング配信

Criteoと言えばこれ、と認識されているケースも多いのがリターゲティング配信。 一度訪問したものの購入には至らず離脱してしまった消費者に対して、関連する情報を閲覧している際に再度閲覧していた商品の広告を出すというものです。 『他も見てみよう』、『今すぐ必要なわけではないからちょっと検討しよう』といった理由で離脱する消費者は多いですが、そうした消費者にもう一度サイトへの訪問を促すことができるため、購買成立しやすくなります。

類似配信

疑似配信はCriteoが分析済みのユーザーデータから理想的なターゲットのプロファイルを作成し、潜在している見込み顧客へのアプローチを行うものです。
また今ユーザーが閲覧しているサイトを分析し、サイトカテゴリだけでなく文脈・URLレベル・画像解析なども行った上で、興味関心があるであろう商品をアピールすることもできるのがCriteo。 サイトキーワードやカテゴリからの分析で広告を出す、ということは他の広告媒体でも対応しているものはありますが、その精度をより高めたものが、Criteoの疑似配信(コンテクスチュアル広告)です。日本国内においても意識せずとも88%の人が既に閲覧している、と言われるCriteo広告。

類似配信とカテゴリ配信

Criteoの疑似配信と、一般的に行われているカテゴリ配信の違いは、分析する範囲の広さにあります。 疑似配信はまだサイトに訪れた事さえないユーザーの、現状の興味・関心はどこにむいているのかを閲覧中のページの文脈も含めて分析することで精度の高いターゲティングが可能になっているのです。
単純にカテゴリ配信した場合では、例えば「アウトドアについて書かれたページを見ているから」、というだけですので、アウトドアに関連する様々な商品が表示されることになります。 ですが疑似配信となると、「アウトドアに関するサイトの、雨の日のキャンプについて書かれたページを閲覧している」ので、雨でも対応できるテント・調理器具などを表示するといったことが可能なのです。

アプリ広告

Criteoはアプリ配信をサポートし、かつアプリ経由の購買行動を促進する広告配信も行っています。 ユーザーが日頃使っているアプリや閲覧ページのデータから、興味のありそうなユーザーをピックアップし効果的にアプローチできます。ユーザーにとっても日常的に使っているアプリや、興味を持っているものに関連した情報が提供されることで、コンバージョン率も高いサービスになっています。

Criteoの媒体資料はこちら

Criteo広告の配信先

Criteoで広告を出稿する場合の配信先について見てみましょう。 提携社数は2万社以上と多く、Criteoは配信先も多岐にわたります。 日本国内における主要な検索エンジンはもちろん、SNSも含み多くの配信先がありますので、一例をご紹介します。 Criteo広告の配信先をまとめて図解
上記をご覧いただければわかるように、常に多くのユーザーが訪れた実績のあるサイトが軒を連ねており、配信すると上記を含む配信先の「どこに」と限定されることなく、最適な場所に自動的に広告出稿してくれるのがCriteoの最大の強みとも言えるでしょう。

Criteo広告の導入メリット・デメリット

Criteo広告を導入するにあたり、どのようなメリット・デメリットがあるのかをまとめました。

Criteo広告のメリット

Criteo広告を導入した場合のメリットから見てみましょう。 Criteo広告のメリットをまとめて表示 自動生成されるバナーが最適化されたものとなるため、企業側の負担は最小限に、コンバージョン率の高いマーケティング戦略が実現できるというのは大きな魅力となるでしょう。同じ商品でも、より消費者の好みにあったもの(色など)を表示してくれるため、より精度の高い広告効果が期待できます。 LPに飛ぶと長々とまた文章などを見ていくことになるため、せっかくリーチしても購買意欲が下がってしまうこともありますが、商品ページにワンクリックで飛べる為もっとも購買意欲の高い状態で商品購入ページを閲覧してもらうことができる点もポイントです。また新規顧客の獲得はもちろん、過去に購入には至らず離脱してしまっていたユーザーにもアプローチできるのも魅力でしょう。

YDAは先ほどもお伝えしたYahoo!の関連企業でYahoo!に広告を出稿することができる第三者媒体として、Criteoは唯一無二の存在です。Yahoo!は2020年10月の時点で、スマホ+PCから780億PVとなっている検索エンジンですから、ここに広告を出稿できる唯一の存在ということは大きなメリットになります。

Criteo広告のデメリット

Criteo広告のデメリットとしては以下の点が挙げられます。

成果が実感できるまで1か月ほどかかる
最低50万円分は出稿しなくてはならない
月間ユニークユーザーが4万以下の場合は運用手数料もかかってしまう
自社サイトへのタグの設置にスキルが求められる


Criteoの最大の特徴はAIによる機械学習による、精度の高い最適化された広告出稿の実現です。 そのため、初めてから成果を実感できるまでに1か月ほどかかってしまうことも考えられます。 より精度の高いデータフィールドを提供することで、その期間を短縮することはできますが、即効性があるものではないことは認識しておくと良いでしょう。

またある程度以上の認知度があり、安定した訪問者数があってこそCriteoの真価が発揮できることもあってか、出稿条件は厳しめに設定されています。月間ユニークユーザーが少なくても利用することはできますが、その場合には広告代理店を通さなくてはならず、その分の運用手数料もかかってしまう点はデメリットと言える部分です。 Criteo広告を導入するにあたり、自社サイトへCriteoから提供されるタグを最適化して実装することは必須の作業です。 自社内で対応できるエンジニアがいる場合には良いですが、そうではない場合、自社サイト改修作業を別途委託する必要もでてきます。

Criteo広告配信までの手順

Criteo広告は、サイトに設置したタグをもとにAIによって数値・データを収集し、分析していくことで精度の高い運用につなげることができます。そのため、運用にはあらかじめ細かな設定を行う必要があります。

①データフィード(商品リスト)を用意する

まず、Criteo広告にて訴求したい商材のデータを作成していきます。この商品リストはデータフィードと呼ばれ、Criteo広告内にも登録用のデータフィードがフォーマットとして用意されています。Criteo広告では、このデータフィードをもとにAIが学習していくため、商品リストとなるデータフィードはより正確かつ詳細に設定しておく必要があります。データフィードの対象となる数が多い場合には、外部ツールを活用することも有効です。

②ロゴデータとCriteoの広告タグを用意する

データフィードを作成し、Criteo広告内に登録したのであれば、続いて広告に掲載したいロゴデータをCriteo社に提出していきます。ロゴデータが承認されると、Criteo社からデモのバナーが届きます。このバナーが問題なければ、次にCriteoの広告タグを対象サイトに設置します。タグの設置が完了すれば、Criteo広告側のAIが学習し始め、広告が掲載されるようになります。

代理店に依頼することも可能

Criteo広告を出稿するにあたって、自社内で全ての作業を行うのは難しいと判断される場合には、月間ユニークユーザー数が4万以上あっても、広告代理店に依頼することも可能です。 データフィードの作成はそれほど難しい作業はありませんが、タグの実装やパラメータの設定などに苦手意識が強い場合には依頼することも検討されてみてはいかがでしょうか。

代理店に相談してみたい時はこちら!

Criteo広告には出稿条件がある

Criteo広告は、AIによる高精度な配信が可能ですが、出稿するためにはいくつか条件が存在します。そのため、これから出稿を検討している場合には、以下の点は事前に確認しておくと効果的です。 Criteo広告の出稿条件と入稿規定を表で説明

出稿条件

Criteo広告は、最低出稿料金が50万円からとなります。この50万円は、期間指定はないため1ヵ月で消費しなくても構いませんが、予算が限られている場合には難しい傾向にあります。また、対象サイトの1ヵ月間のユニークユーザー数が4万件以下の場合には、広告代理店を介しての依頼が必要になります。Criteo広告にてAI学習を行うためには、ある程度の母数が求められます。そのため、公開したばかりのサイトでは学習の参考となる母数が集まらず、効果的な運用ができずに終わる場合もあるため注意が必要です。

入稿規定

Criteo広告は、通常のバナーをはじめ動画やアプリ配信など様々なフォーマットが用意されています。中でも代表的なバナー方法としては、複数の商品情報が表示されたDynamic adsが挙げられます。Dynamic adsも複数のバナーデザインがあり、様々なオプションと組み合わせると表示できる方法は多岐に渡ります。なお、商品情報と合わせバナー内で訴求できるロゴエリアは3種類あり、それぞれ以下のサイズで展開可能です。 ・Horizontal:300×250や300×600サイズなどに設定する横長のロゴエリア ・Square:320×50や728×90サイズなどに設定する正方形に近いロゴエリア ・Vertical:600×200サイズなど縦長のロゴエリア

Criteo広告の料金形態と相場

Criteo広告を出稿する際の料金についてみていきましょう。 Criteo広告の料金形態と相場を表で説明 Criteoではどの広告種類であっても、最低50万円分の広告を出すまでは停止できない、ということもあり、最低コストは50万円ということになります。
ただし月間ユニークユーザーが4万未満となると、広告代理店を通した契約のみに限定されるため、広告代理店ごとに算定された運用手数料が必要です。
相場としてはCPC課金モデルで1クリック20~30円が相場と言われています。 Criteo広告出稿にあたりどのくらいのコストがかかったかを算出するには、1000クリックあたりの価格を設定し、以下の計算式で見ることができます。

『インプレッション単価(CPM)/クリック単価(CPC)』

Criteo広告の事例

Criteo広告を実際に出稿してどのような成果が得られたのか、過去の事例を参考にしてみましょう。

事例1:ターゲットを絞り自社DX化と顧客獲得に成功「ユナイテッドアローズ」

ハイセンスなセレクトショップとしても知られるアパレルメーカーであるユナイテッドアローズ。 2021年にDX推進をスタートし、今後の時代を見越したクッキーレスマーケティングの実現と増収に、Criteoのコンテクスチュアル広告を導入しました。
結果、CTRが約800%・CVRは約300%と大きな成果に繋がり、購買意欲の高いユーザーを見極められたコンテクスチュアル広告の効果が実証される実例となりました。

事例2:ディスプレイ+動画広告で大きな成果「Immowelt」

これは海外の事例ですが、ドイツで賃貸・購入物件探しをサポートしている大手クラシファイドサイトの「Immowelt」では、ブランド認知と好感度を高めることを目的として、Criteo広告を出稿しました。 利用したのは動画広告とディスプレイ広告で、物件と暮らしという業種的にもターゲット層が幅広いという同社に最適と思われる戦略を打ち出しました。広告出稿後にキャンペーンのアンケートをとったところ、ブランド認知にも大きな成果が得られた事例となりました。

事例3:他社比2.8倍の成果がでた「アパマンショップ」

2.8倍という数字は「他社と比較して、5件以上の物件を閲覧したユーザーの数」の比較です。 もともとCriteoのリターゲティング広告を導入していた同社ですが、更なる集客力強化を目的として、さらに疑似配信も導入し、新規ユーザーの獲得にも力を入れることとしました。 その結果が上記の他社比2.8倍という成果に繋がった事例となりました。

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まとめ

WEB広告は多岐にわたる現代において、他の追従を許さないといっても過言ではないCriteoの広告について解説してまいりました。出稿条件をみると、中小企業向けとは言えませんが、ある程度以上の規模のビジネスを展開するうえで、今や必須とも言えるマーケティング戦略となっているCriteo広告。 こちらでご紹介した情報を、貴社に必要な広告戦略を検討するため役立てていただけましたら幸いです。 

ライタープロフィール

メディアレーダー 営業担当株式会社アイズ
広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」の営業担当。
BtoBマーケティングを始め、累計6600人の集客実績がある「メディアレーダーWEEK」の運営やリード獲得目的の施策を展開中。
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