公開日:2023年06月27日 更新日:2024年08月29日
Google広告の動的検索広告(DSA)について解説|メリットや注意点まとめ
Google広告の動的検索広告(DSA)について解説|メリットや注意点まとめ
動的検索広告(DSA:DynamicSearchAds)とは?
GoogleやYahoo!でも取り入れている検索広告の一つ、DSA(動的検索広告)とは大規模なECサイトのように商品別にキーワードを設定する、広告を表示させることが難しい場合に有効な手段として、対象ぺージを登録し動的・自動的に広告配信することができるものです。
キーワードを登録して広告配信させる従来の方法と異なり、ユーザーが視聴しているWEBページの内容に合わせ、広告の遷移先も自動で選び広告配信することができるというもの。
キーワードを登録する必要がなく、検索語句ではカバーしきれない広告配信も可能になるだけでなく、関連性の高い広告配信も可能となるため、高い広告効果が期待できます。
リスティング広告で難しいと感じられることの多いキーワード選定・見出し設定・広告文作成も不要になります。
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検索のトレンドは常に変化している
検索キーワードのトレンドは常に変化しています。変化の要因となる大きな要素は「季節」です。例えば4月は新学期が始まる、社会人として新しい生活を始める、といった時期ですが、すぐ後にやってくる5,6月では梅雨のじめじめ対策や、まだ体が暑さになれていないための暑さ対策に関連するキーワードも多くなってきます。またそのすぐ後にやってくる夏の時期には、アウトドアや国内・海外へ旅行といったものに関連するキーワードが台頭してくるなど、季節の移り変わりとともにめまぐるしく検索キーワードのトレンドも変化するもの。
こうした変化に都度、検索キーワードの設定から対応するような従来のスタイルでは作業に終われてしまい、本来手がけていきたいマーケティング・企画といった部分がおろそかになってしまうこともあるでしょう。
そうした変化に柔軟に対応できるのも、動的検索広告(DSA)を導入するメリットとなる部分です。
検索語句が3語以上の割合は54%
検索キーワードを3つ以上としてSEO対策することで、検索ニーズにぶれない内容のWEBページが作成できる、というのはマーケティング手法として今注目されているポイントです。
ビックキーワードのように検索ニーズがとにかく大きなものを狙う場合、より多くのユーザーのニーズに合致する可能性もありますが、ライバルも多く目に付く可能性としては低くなります。それだけでなく、ユーザー視点にたって考えたとき、「本当に知りたい内容ではなかった」ということも多くあるのも2語以下の組み合わせで表示されたWEBページではないでしょうか。
そのため、現在は検索キーワードとして設定するのは3語以上の組み合わせとするのがトレンドとなっているのです。
新規検索語句の割合は20%もある
過去6カ月に検索されたことが無いキーワードを新規検索語句といいますが、この割合は20%、Yahoo!Japanの調査によれば33.1%にも及ぶという結果も出ています。
検索キーワードは常にトレンドが刷新されるとお伝えしたことの裏付けとなるデータです。約2割から3割のユーザーが直近6カ月ものあいだ誰も触れてこなかったキーワードを検索しているということ、その意味の大きさはご理解いただけたでしょうか。
入札キーワードと完全に一致しない検索語句の割合は70%
Grow Business with Google & Google Partnersが2013年に行った検索連動型広告についての調査によると、入札キーワードと完全に一致しない検索語句はなんと70%と発表されています。
競争率の高いキーワードともなればそれなりの費用をもって入札することになりますから、これだけ一致しないキーワードが検索されるという事実を知ってしまうと費用対効果が気になる方も多いのではないでしょうか。

Meta広告サービス資料とは
現在のWeb広告に於いて、Meta広告は「認知」から「獲得」まで非常に効果的な媒体となっております。
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株式会社アイズの運用型広告とは
10年以上のデジタル広告の運用実績があり、
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Google広告は国内上位3%のPremierPartner認定されており、
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株式会社アイズの運用型広告の特徴
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<対応可能媒体>
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・Yahoo!広告(リスティング広告/ディスプレイ広告)
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そのためGoogle広告のメリットや特性をまず知って導入を検討されてはいかがでしょうか?
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コンバージョンを計測して運用効果を改善していきましょう!
■目次
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■こんな方におすすめ!
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2023年8月から類似オーディエンスが完全に終了しました。
今まで類似オーディエンスの設定をしていたアカウントは自動でその機能が終了しますので、
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動的検索広告(DSA)を使用するメリット
従来のスタイルとは大きく異なる動的検索広告(DSA)を用いて広告配信することに、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
関連性の高い広告見出しが動的に表示される
現在見ているWEBページの内容により自動的に広告配信される動的検索広告(DSA)では、検索ニーズに対するブレが小さく、より関連性の高い広告配信が可能になります。
自動的に表示されるのは、広告見出し・表示URL・最終表示URLの3つで、広告文については事前に広告主が登録しておいたものが表示されることとなります。
広告を配信するまでの時間が節約できる
広告配信を従来のスタイルで行う場合と比較し、検索キーワードの選定や広告見出しの作成が不要となり、よりスピーディーに広告配信ができるのも動的検索広告(DSA)を利用するメリットです。
広告見出しが自動生成されるため、登録しておくWEBページの内容がより重要にはなりますが、様々なキーワードに対応できる広告文を作成しておくことで効率よく効果的な広告配信を実現できます。
動的検索広告(DSA)のデメリット
動的検索広告(DSA)で広告配信することには効果の大きなメリットがあることはお伝えした通りですが、デメリットとなりうるポイントについてもご紹介させていただきます。
広告見出しをコントロールできない
上でもお伝えしたように広告見出しも広告配信時に自動生成されるのが、動的検索広告(DSA)です。
対して、ユーザーが興味をもつような広告を配信するためには、魅力を感じる広告見出し・広告文であることも重要。となれば、自動生成し配信される広告見出しがコントロールできない、というのはデメリットにもなりうる部分でしょう。
適宜どのような広告見出しが表示されるか確認しつつ、WEBページの内容・広告文を見直ししておくことも重要です。
動的検索広告(DSA)はこんな場合にオススメ
動的検索広告(DSA)の利用がおすすめなのは、以下のようなケースに該当するWEBページを運用されるケースです。
型番検索が多い商材
従来の広告配信では、商品数が多く型番検索されることも多いような商品の場合、検索キーワードを設定しても思うような広告効果が得られないケースが多いのではないでしょうか。また型番1つ1つに検索キーワードを登録しWEBページを運用するのもかなりの労力を要するもの。
このようなケースでは、WEBページの内容により広告を自動配信してくれる動的検索広告(DSA)を利用することで、効果的な広告を配信することが容易に叶います。
商品点数(ページ数)が多いサイト
商品点数が多いと従来の広告配信スタイルでは、検索キーワードの登録を1つ1つ行っていくのは現実的ではないでしょう。1つのページに多くの商品数が表示される場合、商品の名前を1つ1つ検索キーワードとして登録するわけにもいきません。
このような場合もWEBページの内容から自動的に広告配信される動的検索広告(DSA)を導入することで、効率よく効果的な広告配信が実現可能です。
広告見出しも自動的に設定されるため、広告配信するまでの作業負担も大幅に軽減しつつ、広告効果が期待できます。
動的検索広告だからこそ、日々刷新される検索ニーズも拾い上げ、潜在的なニーズにも柔軟に応える広告配信が可能になるのです。
動的検索広告運用の注意点
動的検索広告を導入することでメリットを享受し、デメリットを生じるリスクを軽減するための注意点についても見ておきましょう。
サーバーエラーなどは事前に解消
自社でECサイト・WEBページを運用する際に利用しているサーバーが落ちている、システムエラーが発生していてアクセスできなくなっている、という状況があると、動的検索広告(DSA)がページ解析することができなくなります。
ページ解析できてはじめて、キーワード取得・広告見出しなどの作成が行われるため、サーバーに異常が発生するような事態は避けておくべきです。
除外キーワード、除外URLを細かく設定
動的検索広告(DSA)では自動的に検索キーワードを取得し、関連する広告を自動配信してくれるというもの。拾われるキーワードには、会社概要・在庫切れ商品ページなどの情報も含まれてしまいますから、広告効果が期待できないワードや、除外したいWEBページについては除外設定をしっかりと施しておくことも大切です。
こうした除外したほうが良いキーワードも含まれてしまうことで、せっかくの動的検索広告の良さが打ち消されてしまいかねません。
広告文について、ある程度の許容が必要
自動的に表示される広告文は、広告主が事前に登録したものが表示されることとなります。どの商材でも対応可能な広告文となるようなものを作成し登録しておかなければ、動的検索広告(DSA)の利点を活かすことは難しいでしょう。
特定の商材に限った広告文となってしまうことが無いように、ある程度幅を持たせた広告文を作成しておくことをおすすめします。
配信した結果分かったこと
動的検索広告(DSA)で広告配信をしてみた結果、以下のことがわかりました。
- 成約率が通常の検索広告用キャンペーンの6倍という結果に
- 検索クエリは、部分一致と類似している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
成約率が通常の検索広告用キャンペーンの6倍という結果に
これまでの検索広告と比較した際、動的検索広告(DSA)を導入した結果、コンバージョン率が6倍という高い効果が得られました。
これには、ユーザーのニーズに関連性の高い広告が表示できていたこと、3語以上となるキーワードで競合が少なく、ニーズブレぶれも少なく抑えられたことが功を奏したと考えることができます。
検索クエリは、部分一致と類似している
動的検索広告(DSA)が拾った検索クエリをレポートで確認してみると、部分一致のクエリと似たものになっていることが分かりました。部分一致で拾いきれない潜在ユーザーのニーズも拾い上げることができた、ということもわかる結果です。
これには除外キーワードや除外URLをしっかりと登録し、ユーザーのニーズに合致しない広告を配信してしまうことが無いよう対策したことも功を奏していると考えられます。
ライタープロフィール
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運用型広告 運用代行担当株式会社アイズ
- 運用型広告の広告運用代行サービスを2007年より提供開始、15年以上の広告運用実績でGoogle Partner、Yahoo!セールスパートナー、Twitter広告認定代理店、TikTokゴールドパートナーです。
運用代行可能な広告の種類:Google広告、Yahoo広告、Twitter広告、TikTok広告、Facebook広告、Instagram広告、LINE広告、SmartNews広告、Amazon広告など
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