公開日:2023年06月08日 更新日:2023年06月08日
新幹線広告とは?種類とメリットについて解説
新幹線広告とは?種類とメリットについて解説
新幹線広告とは
新幹線広告には、車内広告だけでなく、駅構内への広告掲出も含め、様々な方法・大きさで広告を掲出することができます。広告効果が高い消費者層をターゲットにしやすいなどメリットも大きな広告手法の1つです。

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新幹線広告を活用するメリット
長時間かけて長距離を移動するために利用される新幹線、新幹線広告を活用するメリットにはどのようなものがあるか、見ていきましょう。
幅広い視聴者層
新幹線は、決定権を持つビジネスマンの利用者も多く、また富裕層が多いという特長もあります。長期休暇の時期などには、これに合わせて家族連れの利用客も増えるなど、幅広い視聴者層を獲得できる可能性の高い広告なのです。
乗車時間もある程度長くなるため、暇を持てあまし周りに目を向ける乗客も多く、乗客の目にとまる確立も高くなるのも特長。
旅行にいくほどの経済的余裕がある消費者、ビジネス上の決定権のあるビジネスマン(課長クラス以上の利用者が多いというデータもあります)、比較的高額である新幹線を利用するだけの経済的余裕のある乗客、こうした魅力の高いターゲット層がいる場所での広告ですから、広告効果もある程度見込めるでしょう。
高い露出度
乗車時間が長く、高速で移動するため社内に掲載された広告は目に入りやすくなる新幹線広告ですが、電車内と異なりデジタルサイネージなどおもないため、より露出度の高い広告掲出が実現しやすい環境です。
それだけでなく、乗車前にホームで広告を見る、新幹線車内で広告を見る、乗車後にホームや構内で広告をみる、と多段階的に刷り込み効果も出しやすいのも新幹線広告を活用するメリットです。
新幹線広告は一般車両向けに広告を出すのとはまた別に、グリーン車に限り広告を掲載する「新幹線ボード・グリーン」という広告種類もあり、商材やターゲットに合わせた掲載箇所を選びやすいため、効果的な広告掲出がしやすい点もメリットといえるでしょう。
ブランドのイメージ向上
大衆が利用する新幹線、という限られた場所で目にする広告に対し、ネガティブなイメージはわきにくいもの。在来線の社内では真実味が感じられにくいようなゴシップ紙の広告と並べて掲載されてしまうこともありますが、そういったことで自社のブランドイメージが悪くなるリスクがないのも新幹線広告の魅力と言えるでしょう。
また新幹線そのものに対して利用者が持つイメージとしても、ネガティブ要素がないこともポイント。社会性・公共性が高い場所である新幹線に乗車中に、他の広告があまり目に入らない状況下で広告掲出できるからこそ、ブランディングに悪影響が出やすいというのが新幹線広告を利用する最たるメリットとも言えるのではないでしょうか。
掲載にあたっては公共性の高い交通広告の1つである新幹線広告は、審査も厳しく行われ掲載まで時間がかかってしまう点は難点ではあるものの、そうした意味でもブランディング効果も得られるのです。
新幹線広告を活用するデメリット
メリットが大きな新幹線広告ですが、掲出するにあたりどのようなデメリットがあるのか、についても見ていきましょう。
広告費用
新幹線広告は出稿の際支払う広告費用が高めに設定されています。
例えば3列シートが配置される普通車両の、出入口横に掲載される新幹線ボードに広告を掲載する場合の費用は、2週間で1,300万円、1か月掲載すると2,500万円となります。
これは1車両2か所設置されている新幹線ボードのどちらか1枠、1車両あたり13枚の広告を掲載した場合の費用です。新幹線ボード・ライトというプランを利用すると、奇数もしくは偶数号車に限り1枠掲載することとなり、最小単位の1車両6枚掲載した場合の、2週間の掲載費用は450万円、1か月掲載で800万円からとされています。
グリーン車への広告出稿を行う場合、1車両あたり3枚掲載しますが、1か月500万円の費用がかかります。
効果測定の難しさ
新幹線広告に限らず、交通広告は効果測定が難しいのはデメリットです。インターネット広告であれば、どのくらいの人数が見てくれた、そこから実際クリックしてくれたのは何人、どの程度の広告効果がでたか、といったデータ収集が容易に行えます。
ですが新幹線広告を含む交通広告は、このようにデータ収集・分析することが難しいため、どの程度効果がでたのか測りにくいのがデメリットとなってしまうのです。
新幹線広告の種類
新幹線広告には、広告掲載場所により様々な種類があります。それぞれ解説してまいりますのでご覧下さい。
車内メディア
新幹線広告における車内メディアには、新幹線ボード・電光文字広告・デッキ額面・N700kei 喫煙ルームステッカー、おしぼり広告等が挙げられます。
それぞれに掲出できる広告のタイプや大きさが異なります。
新幹線ボード
新幹線広告における新幹線ボードとは、先にお伝えしたような車両内に設置された広告ボードに掲出するタイプの広告を指します。
一般車両に掲載するもの、グリーン車両に掲載するものでそれぞれ費用が異なります。
一般車両向けの新幹線ボードはB2サイズ、グリーン車両向けはA2サイズ、掲載枚数が限られる新幹線ボード・ライトではB3サイズなど、タイプにより広告の大きさも変わってくる場合もありますので注意しましょう。
電光文字広告
新幹線内の車両出入り口の上にある、電光掲示板に文字で広告を掲出することもできます。文字のみでの広告ですが、広告文字色を変更することも可能で、文字数は64文字程度となっています。
デッキ額面
新幹線の車両と車両の間にあるデッキに設置された広告ボードにも広告を掲載できます。大きさはB2もしくはA2サイズ、1車両あたり6~10枚の広告掲載が可能です。
N700系喫煙ルームステッカー
N700kei の喫煙ルーム内の壁面に広告掲載することも可能です。壁面のみでなく、ドアのガラス面にステッカーを貼付することもでき、1車両あたり3~4枚、サイズはA4サイズとなります。
おしぼり広告
グリーン車の利用客に配布されるおしぼりの袋に広告を掲載することもできます。サイズは40×109mmの横長サイズで、3カ月間(特定の4月の各1日のみ配布される)利用した場合で、東海道新幹線なら630万円、山陽新幹線では200万円と新幹線によっても費用が大きく異なる点も注意が必要です。
駅メディア
新幹線車内ではなく、駅の各種メディア、新幹線駅セットパネル・新幹線駅ポスターセット・新幹線臨時集中貼り(特設パネル)・サインボードに広告を掲載することもできます。
新幹線駅セットパネル
新幹線の各駅の改札口などに設置されているパネルに広告を掲載することもできます。
大きさは1,850×2,400mmとかなり大きく視認性も高い反面、乗車前、乗車後の限られたタイミングで目につける可能性があるとあって、車内広告よりも費用は抑えられています。
1か月、東海道新幹線主要4駅セットで掲載した場合で120万円となります。
新幹線駅ポスターセット
新幹線の各駅のエスカレーター付近などに設置されたボードにポスター広告を掲出することもできます。サイズはB0で、2週間東京・完済の主要3駅に4枚掲載した場合の費用が50万円です。
新幹線駅臨時集中貼り(特設パネル)
新幹線駅内に臨時で1週間(7日間)のみエスカレーター壁面や階段壁面スペースに広告を掲出する、というスタイルも選べます。この場合も大きさはB0で、7日間の費用は東京から新大阪の9駅に121枚掲出して、599万6千円となっています。
サインボード
ホーム階段見附や、コンコース壁面、ホーム風防壁などに広告を掲出することもできます。このタイプは広告サイズ・掲載場所が多岐に渡るため、詳細は要問い合わせとされています。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
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