公開日:2023年07月27日 更新日:2023年09月22日
大阪駅に広告を掲載する方法とは?
大阪駅に広告を掲載する方法とは?
大阪駅の主要媒体
大阪駅は、JRの在来線や新幹線、地下鉄、阪神電車、南海電鉄、大阪モノレールが乗り入れする、西日本最大の乗降客数を誇る駅です。
駅構内広告は、施設利用者が日々接する反復的訴求効果で商材や広告主の認知度を向上させるだけでなく、好意を醸成できるうえ、乗り入れの多さや利用者の多さで多様なエリアに情報が拡散していくメリットがあります。
こうしたメリットを享受できる大阪駅の主要媒体は以下の通りです。
参考:
「駅別乗降客数データ」国土交通省
駅ポスター
ポスターとは、英語でposterと記し、柱(post)に貼られることが多かったため、ポスターと名付けられた媒体です。現在では壁や塀、施設の内外を問わず掲示されるメディアを示します。
駅構内広告としての駅ポスターの役割は、一定位置に一定期間掲載されることで反復訴求効果をあげることです。繰返し接することで好意を抱く単純接触効果を期待できます。
デジタルサイネージ
サイネージとは、英語でsignageと記し、看板や標識を意味し、現在ではデジタル化された「デジタルサイネージ」が主流となっています。LEDビジョンやプロジェクタ、ディスプレイ等情報通信技術により多様な表現が可能となり、静止画や動画で情報を伝えています。
プロモーション機能やインフォメーション機能だけでなく、空間演出機能や防犯機能も駅構内広告としてのデジタルサイネージの役割です。
SPメディア
SPとは、Sales Promotionの頭文字をとった略で、販売促進を意味します。
株式会社電通によれば、SPメディアとは、マスメディアとWebメディア以外のプロモーションメディアを示し、交通広告や屋外広告、チラシ、折り込みチラシ等を含める媒体です。ここではポスターやサイネージ、サインボード以外の駅構内のステッカーやフラッグ、シート、フリーペーパーなどの媒体を示す用語としてSPメディアを使用します。
駅構内広告としてのSPメディアの役割は、様々な掲載場所やサイズで、他の駅構内媒体と差別化された訴求効果を発揮することです。
例えば、改札機ステッカーやエスカレーターシートは、視認時間は一瞬かつ小さいサイズながら、キーワードやキャッチフレーズを施設利用者に反復的に印象付ける効果が期待できます。
参考:
「日本の広告費」株式会社電通
サインボード
サインボードとは、英語でsignboardと記し、看板を意味します。低額で制作できるので費用対効果の優れたプロモーション媒体です。
駅構内広告としてのサインボードの役割は、店舗の入口等に置かれることで視認性を高め、認知度向上と集客効果を発揮することです。
文字看板や画像看板、立体看板、電光掲示板など種類も豊富で、駅構内の激しい競合環境で差別化したプロモーションも展開できます。
駅貼りポスター
駅貼りポスターとは、駅構内ポスター専用板に張り出す広告です。
ポスター専用板を設けることで、施設利用者にポスターの存在を慣習付け、視認性を高める効果が期待できます。
駅構内広告としての駅貼りポスターの役割は、通勤や通学等、日常的な駅施設利用者への反復訴求と、ポスター1枚から、乗り入れ交通機関各駅での大々的なプロモーションを可能にする等、広告主の経済状況に合せた最適なポスター施策を展開できることです。
大阪駅の広告についての資料

ウメイチ 大阪駅前地下道メディアストリートとは
「ウメイチ 大阪駅前地下道」は、大阪メトロ梅田駅から西梅田駅間の約200mの巨大な地下道です。2014年10月に工事を開始し、2022年2月に工事が終了して綺麗に整備されました。
便利な地下道である一方で、デジタルサイネージ・ポスター・円柱広告が設置された大規模なメディア空間でもあります。
ウメイチ 大阪駅前地下道メディアストリートの特徴
大阪メトロ梅田駅から西梅田駅間の約200mが一直線の通路であり、視界に広告が入ってきやすく視認性が高いことが特徴です。また、26本の柱で合計47面ものデジタルサイネージを一直線に設置している場所は全国的に見ても数が少なく、珍しい場所となっています。
ユーザー・読者の属性
ターゲット:男性全般,女性全般,社会人・OL
ウメイチ 大阪駅前地下道メディアストリートの強み・メリット
デジタルサイネージやポスター、円柱、シート広告など様々な媒体に広告を掲載することが可能です。約200mのメディア空間で動画や静止画など、多様な広告表現を実現できます。
ウメイチ 大阪駅前地下道メディアストリートの広告・料金メニュー
デジタルサイネージ・ポスター・円柱シート広告などのほかに、1社買い切りでジャックできる訴求力抜群のプランもご用意しています。課題に応じて、交通広告だけでなくWeb広告などデジタル媒体と掛け合わせたプランニングも可能です。またデジタルサイネージやポスターなどのクリエイティブ制作も承っております。
料金・費用
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大阪駅の広告の掲出までの流れ
駅施設広告を含む交通広告は、掲載場所の公共性の高さから、その審査は慎重になされ、広告掲載までの期間が一般広告より長くなることが特徴です。
そこで、大阪駅の広告提出までの流れを、以下で紹介します。
問い合わせる
大阪駅広告をはじめ交通広告はその公共性の高さから、問い合わせできる企業が限られています。
大阪駅の広告を扱っている広告代理店には、株式会社「広告商事」や株式会社「大阪オリコミ」など、信用性の高い老舗企業が選ばれています。いずれも戦前に創業している点や交通広告を中心に取り扱っている点が特徴です。
こうした広告代理店に問い合わせ、広告主のプロモーション課題と興味のある広告を伝えることで、最適な提案を返してくれます。
参考:
広告商事
参考:
大阪オリコミ
決定・申し込み
問い合わせ後、決定・申し込みの流れは、必要書類提出月により異なることがあります。
大阪地下鉄の交通広告を取り扱っている株式会社グローアップでは、提出月の3か月前と2か月以内では枠取りの流れが異なるとしているので、広告代理店に問い合わせる際、決定・申し込みの流れを確認しておくことが必要です。
参考:
「駅貼りポスター広告掲出フロー」おおさかSUBWAY
デザイン作成、審査
駅構内広告等、交通広告は公共性の高さゆえ、広告コンテンツのデザインが一般広告に比し限定されます。
審査も慎重であるため、広告代理店にデザインレイアウトを依頼し、審査承認までサポートしてもらうのが通常です。
大阪駅広告を扱っている大阪オリコミでは、デザイン制作と審査にかかる期間を約1週間としています。
参考:
「お問い合わせから掲出までの流れ」株式会社大阪オリコミ
提出
大阪駅の審査が通った後、広告コンテンツの製作に入り、広告代理店又は印刷会社の作業日を確保し、その完成を待って提出となります。
大阪駅広告を扱っている大阪オリコミでは、お問い合わせから掲出開始まで3週間としています。
参考:
「お問い合わせから掲出までの流れ」株式会社大阪オリコミ
広告掲載時のポイント
駅構内広告をはじめとする交通広告のメリットは、エリアターゲティングや視認性の高さ、反復訴求効果です。その一方、その効果測定が難しい点がデメリットです。Webメディアのようにインプレッション数やクリック数、コンバージョン率を計測できないので、継続的な交通広告の運用で費用対効果を向上させていくことが難しいのです。
そのため、以下のように、ターゲットを決め、場所のニーズに合わせた広告を掲載することがポイントです。
ターゲットを決める
公共交通機関の施設内は交通機関利用者だけでなく、商業施設として多くの消費者が利用します。特に大阪駅は西日本最大の乗降客数を誇るだけでなく、阪神阪急や大丸、オーバのような大型商業施設が集まる商業エリアとして、多種多様な消費者が利用しています。
そのため、広告掲載費用はそれだけ高額となり、ターゲットを絞り込み、絞り込まれたターゲット属性に合わせた広告コンテンツで他の広告と差別化しなければ、優れた費用対効果を望めないのが現状です。
場所のニーズに合わせる
優れたエリアマーケティングを実現できる交通広告のうち、駅構内広告は、電車広告やバス広告と異なり、特定場所のみで表示される点に特徴があります。
一方、駅構内広告の掲載場所は豊富で、主要通路の柱や壁、天井だけでなく、エスカレーターや改札機にも広告を掲載できるのです。
このため、駅構内の広告掲載場所により、視認性や視認時間、反復性が異なり、掲載費用や掲載効果に差が生まれます。
費用対効果の優れた広告を掲載するには、場所のニーズに合わせた広告コンテンツを制作することが必要です。
例えば、改札機ステッカーやエレベーターシートは、視認時間が短く、掲載サイズも小さいので、テキストや画像ではなく、インパクトのあるキーワードやキャッチフレーズが有効です。
参考:
「大阪駅」日本の交通広告
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
メディアレーダーについて詳しく知りたい方はこちら
https://media-radar.jp/about.php