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公開日:2023年03月22日 更新日:2023年08月10日

OTT(オーバー・ザ・トップ)広告とは?市場規模について解説

OTT(オーバー・ザ・トップ)広告とは?市場規模について解説OTT(オーバー・ザ・トップ)広告とは?市場規模について解説

OTT広告とは?

OTT広告とは、オーバーザトップ(over the top)の頭文字をとった略称で、インターネットを介しアクセス可能なコンテンツ配信サービスの総称です。
OTT広告には、動画や音声コンテンツを視聴できるサービスで、Youtube・Spotifyのほか、Facebook・Instagram・TikTokのようなSNSも含まれます。
分類としては映像・音声・SNSの3つになります。

Over-the-Top(OTT)とは

OTTの元の言葉であるOver the Topとは飛行用語として「雲の上」を指す、over the topが語源です。
インターネットの上で構築されたサービス、ということからこのOver the TOPが語源となりました。

日本のOTT広告市場の規模

サイバーエージェント連結子会社であるアドテクノロジーが行った調査の結果、国内OTT市場の規模は2021年時点で7,151億円となっています。
その内訳として、広告収入型が1,808億円、課金収入型が5,343億円でした。
また同社は2025年までの予測も立てており、2024年の時点で市場規模は10,700億円と一兆円を超える規模となり、2025年には更に拡大し11,910億円と推定されています。
2024年の内訳を見てみると、広告収入型が4,009億円で課金収入型が6,691億円。新型コロナウイルスの猛威をうけ、OTTサービスが一般ユーザーに広く浸透しましたが、緩和されてもなお、OTTサービスは利用者拡大が見込まれているということ。
これには、OTTサービスはスマートフォンで利用するのが当たり前であったものの、コネクテッドテレビ端末が普及し利用拡大したことが影響していると考えられています。
参考:AJA、国内OTT市場調査を発表

OTTサービス一覧

3つの分類ごとに、どのようなOTTサービスがあるのか見てみましょう。
映像 広告収入型 YouTube
Tver
ABEMA
課金収入型 NETFLIX
hulu
prime video
DAZN
FOD
音声 広告収入型 radiko
ラジオクラウド
課金収入型 Spotify
AppleMusic
LINE MUSIC
YouTube Music
Amazon Music
SNS 広告収入型 Facebook
Instagram
Twitter
LINE

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OTT広告の特徴

OTT広告の特長は、以下の3点が挙げられます。

  • ①テレビ広告に代わり、市場規模拡大中
  • ②様々なデータ取得・分析が可能
  • ③ターゲティング広告配信

それぞれ詳しく見ていきましょう。

テレビ広告に代わり、市場規模拡大中

先ほどOTT広告の市場規模のところでもお話ししたように、市場を大きく拡大させているOTTサービス。

テレビのコマーシャルが主流であったのはすでに過去の話となりつつあり、今後も市場規模を拡大させていくであろうと予測されています。
テレビとは違いどこにいても見ることができるのもOTT、SNSや動画配信サービスを利用するユーザーも増え、減少するとは予測しずらい現状も。また先にもお伝えしたように、自宅にあるテレビでも動画配信サービスなどを視聴できる環境が今後更に浸透していくことを考えると、今後ますますの市場規模拡大が見込めるのがOTT広告なのです。

様々なデータ取得・分析が可能

インターネットを介するサービスで広告を発信することができるOTT広告。
ネット上だからこそ、マーケティング戦略に大きな強みがあるのもメリットとなります。
リアルタイムに広告効果を図ることができるのももちろん、場所や時間を問わず閲覧されるものでもありますから、より多くのユーザーの反応を把握することができるのです。
OTT広告を見たユーザーのその後のネット上での行動はどうであったか、どういった広告が好まれているのか、データを収集し分析、その結果を次のマーケティングに活かしやすいのがOTT広告の特長の1つになります。

ターゲティング広告配信

ネット上に配信するOTT広告は、細かなターゲティング設定を行った上で配信できます。
利用者の性別・年齢はもちろん、趣味や嗜好、そのユーザーが興味をもっているジャンルや住んでいる場所なども絞り込むことが可能。
OTT広告を出稿するには、「閲覧されたユーザー数」「コンバージョン率」により課金されるものもあるため、こうした細かなターゲティングを行うことでより広告効果を高めているのです。

OTT広告の配信形態

続けて、OTT広告の配信先にどのようなものがあるかまとめましたのでご覧ください。

  • ①動画広告
  • ②音声広告
  • ③SNS広告

大きくは上記の3パターンになりますが、以下でそれぞれどのような配信先があるか詳細を解説させていただきます。

動画広告

静止画とは異なり理解を深めやすくメッセージや特長をより訴求できるのが動画広告です。
ただ商品やサービスについて理解してもらうことを目的としているのではなく、より強いインパクトを与えて認知を高め興味を持ってもらうことができるのが動画広告でしょう。
動画でOTT広告を出稿したい場合には、Youtubeのほかにも、以下のサービスも配信先として検討できます。

TVer

無料で見逃してしまったTV番組を視聴できることで利用者の多い「TVer」は、民放テレビ局の5社により運営されている公式テレビポータルサイトです。
利用にはユーザー登録が必要なこと、これまでの視聴から嗜好傾向なども掴みやすいのが強みと言えるでしょう。
国内最大級の動画配信サービスで、番組再生中にインストリーム形式で広告配信可能なサービスです。

NETFLIX

NETFLIXはコネクテッドTVでも視聴できることもあり、利用者が急増しているサービスの1つ。
これまでは定額制のプラン1択でしたが、現在が広告付きで割安で利用できるプランも提供されるようになりました。
広告付きプランでは、一部番組に視聴制限がかかるものの、視聴中に流れる広告が自然と目につくスタイルが取り入れられていること、広告が流れることが前提となるプランのため、ユーザーに嫌悪感を抱かれにくいのも特長。
利用者数が増えていること、今後も更にコネクテッドTVが一般家庭に普及していくことが予測されるため、今後ますますマーケティング戦略上見逃せないサービスとなることも予測できます。

音声広告

OTT広告の配信形態として見逃せないものの1つである音声広告。
動画とはことなり、移動中や作業中に視聴するユーザーも多く、音声だけでいつでも視聴できるのが強みです。
ラジオ広告などは既存の音声広告としても認知されていますが、今だからこその音声広告配信先もありますので見ていきましょう。

ポッドキャスト

日本でも利用者数は多くなりましたが、国内のみでなく広告を配信したいと考えるのであれば、アメリカでも利用者数が急増しているポッドキャストも注目株の1つ。
ドラマ・英会話のような学習コンテンツ・ニュースなど様々なコンテンツが配信されているポッドキャスト。
日本では20~30代ユーザーが約半数を占め、利用者数もその他配信先と比較すると少ないものの、国内だけでなく海外にも発信すると考える場合には捨て置けない存在となってきています。

SNS広告

SNSは現代におけるOTT広告の主戦場となっている、と言ってしまっても過言ではないでしょう。
今や1日に1度もSNSを利用しないユーザーもかなり少数となってきていますから、よりリーチ率の高い広告配信先がSNSと言えます。
様々なSNSがマーケティング戦略に活用されるようになり久しい今だからこそ、他社との差別化を図るためより興味を惹きやすい広告コンテンツを配信する企業も増えてきました。

Facebook

日本では若年層よりも中高年層以上の利用者が多いFacebookですが、今後有料サービスも導入すると発表し再度注目されています。
日本以上にFacebook熱が高い海外も視野にOTT広告を打ち出すのであれば、やはり見逃してはおけない広告配信先といえるでしょう。
文章と静止画、動画による広告配信もできるFacebook。
ターゲットに合わせて様々な広告を打ち出せる配信先であり、データ収集・分析も容易になることもありマーケティングツールとして今また高い評価を受けてます。

OTTとVODとCTVの違い

「OTTとCTVって結局同じってこと?」 「VODとOTTは何が違うの?」 勘違いされている方も多いかもしれませんが、OTTとVOD、OTTとCTVには明確な違いがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

OTTとVOD(ビデオ・オン・デマンド)の違い

VOD、いわゆるビデオオンデマンドとは、自分の見たいビデオコンテンツをインターネットに接続された自分のスマホ・パソコンやテレビ(CTV)で視聴することができるようにしたサービスを指します。
OTTはインターネットを介し様々な形態で配信する広告を指すものですから、VODの何らかのサービスを利用中に、番組の合間やトップページなどに表示されたり再生が華まれる広告がOTT広告なのです。
動画コンテンツを視聴させるサービスがVOD、コンテンツ視聴中などに目にする広告がOTT広告と覚えておくと良いでしょう。

OTTとCTV(コネクテッドTV)の違い

OTTとはインターネットを介してTV・動画・音声・SNSなどのコンテンツを配信するものです。
対してCTV、いわゆるコネクテッドTVは、動画コンテンツをインターネットに接続したテレビで視聴することができるようにした内蔵型のテレビ、もしくはデバイスを指すもの。
コンテンツを配信するのがOTTであり、配信されるOTT広告を含んだコンテンツを視聴するのに利用できるものの1つがCTVなのです。

ライタープロフィール

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タグ:OTT広告

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