公開日:2025年02月19日 更新日:2025年02月19日
グノシー広告とは?出稿方法やコツなど解説
グノシ―は認知度が非常に高いニュースサイトの一つです。グノシーのサイト内には広告枠が設けられており、メイン読者である50代以上にアプローチが可能です。この記事では、概要や広告費用、グノシー広告のメリットデメリットまで一気にご紹介しています。
グノシー広告とは?
グノシーは、日本での利用が多いニュースアプリの一つです。2021年にモバイルニュースアプリ市場の調査が行われた際には、利用率ランキングでYahoo!ニュース、スマートニュースなどが上位を占める中、第5位でした。
グノシー広告とは、株式会社Gunosyが提供する「グノシー」他、「ニュースパス」「auサービスToday」のニュースアプリにも掲載できる広告となっています。
グノシー広告の特徴
同じ管理画面で広告一括配信が可能
グノシー広告は、2021年にGunosy AdsとGunosy Network Adsの管理画面が統合されたことから、同じ管理画面で広告の一括配信が可能となっています。
1つのキャンペーンを作成して、「ニュースパス」「auサービスToday」に同時に広告を出せて便利です。より多くの属性ユーザーに幅広く広告を配信することができるようになっています。
キャンペーンを様々な種類の配信枠を選択して、容易に展開することができます。
広告内文章を読んでもらいやすい
グノシーは、話題のトピックやエンタメ、スポーツなどのニュース記事を読むアプリです。ユーザーは様々な情報を文章で読みたがっています。そのため、広告内文章も読んでもらいやすいという特徴があります。
一般記事と同じような記事形態にすることで、自然にストレスを感じることなく、ユーザーが広告を受け留めることが多い傾向です。
幅広いユーザーに訴求可能
2023年9月時点で、グノシー以外の「ニュースパス」「auサービスToday」なども含めたニュースアプリの総インストール数は6,590万を超えています。
20代~50代の幅広いユーザーに訴求効果があり、目的別、年齢別に広告の種類を使い分けて活用することでコンバージョン率もアップすることがメリットです。
例としてゲームアプリ案件では約96%、人材案件では約80%CVRが向上したという実績もあります。
参考:
グノシー広告の特徴①
参考:
グノシー広告の特徴②
グノシーのユーザー層
下のグラフにあるように、グノシーのユーザー層は、50代以上が73%です。年齢が上の層が多くなっています。また、男性が57%です。
関東のユーザーが53%と多くを占め、近畿19%、中部13%などとなっています。
また、グノシーのダウンロード数が最も多い結果となっていますが、他の「ニュースパス」「auサービスToday」などのニュースアプリも似たようなユーザー層と言えます。
参考:
ユーザー層
費用形態
クリック型
グノシーの費用形態には3つの形態があります。CPCは「Cost Per Click」の略で、配信した広告をクリックするごとに課金されるシステムです。
1クリックごとに基本的には20〜60円程度かかります。クリックされなければ費用が発生しないために、コストパフォーマンスが良いと言えます。
インプレッション型
グノシー広告には、CPM 「Cost Per Mille」課金方法もあります。CPMの場合は、広告がユーザーの目に触れるたびに課金されるインプレッション型です。1,000回表示されるたびに数百円の費用が相場となっていて、単価的には安くなることが多い傾向です。
表示回数で課金され、1000回表示ごとの課金となるため、効果的な広告を行うことでクリック数が高くても割安で広告を活用できるメリットがあります。
予約型
グノシーには予約型による費用形態もあります。掲載期間や広告費を決めて予約をして、広告を配信する形態です。掲載期間や広告費を最初から決めて、枠を買い取る形となります。認知の拡大を目指したい時におすすめの方法です。
CPC のクリック型やCPMのインプレッション型と比べた場合、最初から広告費も決まっていますので管理がしやすい形態です。予約型の場合、200万円程度が相場となっています。
最低出稿額
グノシー広告を行う場合には最低出稿金額が設定されています。最低出稿金額は50万円と決まっています。
そのため、クリック課金やインプレッション課金の場合には、50万円以上の広告予算を検討に入れて出稿することが大切です。
ただし、出稿金額によって実際の表示回数に差がつくため、コンバージョンをどのくらい獲得したいのかや予算によっても、出稿額を決めようにしてください。
参考:最低出稿額
グノシーの広告メニュー
ヘッダービデオ
グノシーの広告メニューには様々な種類があります。ヘッダービデオでは、チャンネル面のヘッダー枠に最大3本のビデオ広告が1週間可能です。
各種チャンネルと記事中のファーストビュー(ヘッダー)への掲載が保証されています。
ヘッダーパネル
こちらも各種チャンネルと記事中のファーストビューのヘッダー枠に1週間掲載可能な広告です。
視認性が高く、最大3本まで原稿が掲載できます。バナーやテキストによる広告が可能で、テキストを掲載する場合は、15〜30文字となっています。
インサーション
トピック面を中心とした各チャンネルのインフィード枠に1週間掲載できるメニューです。記事としての話題の演出ができておすすめです。
インフィード広告枠の最上部に広告掲載が保証されています。最大3本まで記事が可能です。
クーポンアズ
グノシークーポンチャンネルのファーストビューを中心としたヘッダーまたはトピック面のインサーションのどちらかに1枠の広告ができます。
視認性が高く、クーポンやグルメに関心の高いユーザーに訴求可能で、2日間掲載可能です。クーポン風な掲載ができておすすめです。
記事タイアップ
PV保証型で4週間掲載され、15,000 PV保証と40,000 PV保証の2つがあります。一般記事と同じ広告フォーマットで表示されるため、ユーザーがストレスなく広告を楽しめるのが特徴です。
トピック面を中心としたインフィード枠に掲載されるため、話題性もあり、アプリ内の記事キャッシュページにも表示可能です。
パフォーマンス
「グノシー」「ニュースパス」「auサービスToday」 内の掲載面に配信する運用型の広告です。
自動入札機能で、ユーザーごとに入札価格が自動で最適化されます。最小ロットが50万円となっています。
目標CPAに最適化する入札、目標マイクロCPAに最適化する入札、クリック数を最大化する入札、CV数を最大化する入札の4つから選択可能です。
参考:
広告メニュー:パフォーマンス
入稿手順
掲載可否の確認・申込
グノシー広告の入稿手順としては、まず指定のフォームに入力をする必要があります。予約型、運用型の専用フォーマットがあります。
申込フォーマットに記入して掲載の可否の確認をしてください。掲載可となると管理画面が発行されます。
キャンペーンの設定・計測タグの設定
次に管理画面より、キャンペーンを設定します。トラッキングタグを取得して設置します。
広告効果計測(コンバージョン計測)を行う場合は、最初にGunosyタグまたは外部ツールの実装をすることが必要です。
広告入稿
最初に管理画面からテストを行うことができ、テスト結果を確認した上で広告入稿ができます。
キャンペーンやクリエイティブ各種を管理画面から一括管理して入稿できて便利です。運用型動画広告の場合は、配信開始5営業日前18時までに入稿するようにしてください。
配信ステータスの確認
広告の配信ステータスは、配信、停止、非表示の3つがあります。配信の際は、これらのステータスを確認してください。
広告入稿から広告審査完了まで3営業日程度必要です。広告審査後に自動的に配信が開始します。また、途中で配信停止させることも可能で、配信を再開する際にはステータスを配信に変えてください。
参考:
配信ステータス
配信開始
広告審査では配信前に個別審査が行われます。審査が終わると配信開始です。複数の広告を実施する場合には一緒にまとめて行うことで、審査の時間を短縮でき早く配信することが可能です。
グノシー広告配信のコツ
いろいろな広告形式を試す
グノシー広告配信のコツとしては、様々な広告の種類がありますので、いろいろな広告形式を試すことが大切です。
最初に複数の広告審査を一斉に申請することで、それぞれの広告の効果を迅速に測定できるようにしてみるといいでしょう。試しながら分析をしていくことで、広告成果がしっかり現れる広告を見つけられます。
参考:
広告形式
掲載位置にこだわる
グノシー広告は、掲載位置にこだわることも重要です。ページ下部よりも上部の方が視認性も高く、閲覧されやすい傾向です。
トピックごとにタブが分かれているため、広告と関連の深いタグ、検索される人気のタグを選ぶことも重要になります。
また、タブの指定ができない広告もありますので、掲載位置がどの辺になるかをしっかりチェックするようにしてください。
複数のクリエイティブを用意する
4~6本程度の複数のクリエイティブを用意することもコツです。クリエイティブの質にも寄りますので、複数用意して効果を検証してください。
効果検証をしながら、最低でも1ヶ月に1回はクリエイティブを入れ替えるように努めることもポイントです。効果が出ないクリエイティブは早め早めに入れ替えていくことがおすすめです。
PV数・コンバージョン数を確認する
ランディングページと、コンバージョン完了ページの両方にGunosy Ads発行の新バージョンのタグを設置できます。PV数やコンバージョン数を計測して分析するようにしてください。
ゲームアプリ案件では約96%、人材案件では約80%CVR(コンバージョン率)が向上した
等という例もあり、高い成果があるかを確認してください。
広告代理店を活用してみる
グノシーでは広告の種類も多く、一度にいろいろな種類の広告を試すことがおすすめです。
そのため、広告準備などに手間がかかる場合などは、広告代理店を活用してみるのもいい方法です。
計測タグの設置や分析なども活用する必要があるため、代理店を利用してみるといいでしょう。グノシー広告の様々な種類の運用方法にも慣れている広告代理店を選んでみてください。
グノシー広告のメリット
審査基準が厳しくない
グノシー広告のメリットですが、広告の審査がありますが、審査基準が厳しくないため利用しやすいことがメリットです。
次の広告ガイドラインがあり、掲載禁止商品と掲載禁止事項を事前によく確認しておくといいでしょう。また、自社商材のランディングページと自社商材以外のランディングページの掲載可否基準などがありますので、参考にしておいてください。
参考:
グノシー広告のメリット
マイクロコンバージョンの計測が可能
また、広告の計測ツールとして、コンバージョンとマイクロコンバージョンの計測が可能です。管理画面で選択をして、マイクロコンバージョンも計測可能となりますので、細かく分析できておすすめです。
計測ツールで計測した結果を管理画面に反映しながら、最適な広告を目指すことができます。
グノシー広告のデメリット
審査完了まで3日かかる
グノシー広告のデメリットとしては、広告を出稿するために審査完了までに3日程度かかることです。
審査基準はそれほど厳しくないのですが、期間が少しかかるため余裕を持って出稿予定を考えておくことが必要です。
広告代理店などを活用することで、予定などをあらかじめ知らせてもらえるためおすすめです。
グノシー広告に出稿する際のおすすめの広告代理店
アナグラム株式会社
様々な広告運用代行を行っている会社です。クリエイティブの制作支援も行っています。
一気通貫な体制で広告運用を行っているのが特徴です。
リスティング広告や株式会社Gunosyやスマートニュースなどをいろいろ担当している代理店です。
参考:
アナグラム株式会社
株式会社ルミネージ
2013年創業のWebマーケティング会社です。低予算でコンサルティングを行っています。グノシーはもちろん、グノシーと提携している配信面への掲載ができ、運用型広告の経験が豊富なことが特徴です。幅広い商材のグノシー広告の過去事例なども紹介してもらえるため、活用してみるといいでしょう。
参考:
株式会社ルミネージ
合同会社ビーエイチ
各領域で業界トップレベルの担当者が在籍しています。
グノシーの広告運用代行、運用コンサルティングを行い、1都3県であれば無料訪問してくれるのも嬉しい代理店です。細かな相談、コンサルティングが可能です。
参考:
合同会社ビーエイチ
株式会社セプテーニ
主にデジタル広告をはじめ、データ、AIを活用したソリューションの提供を行っています。総合マーケティング、プロモーションの企画・設計、広告運用をしています。
グノシーのAPIを利用した独自の広告運用最適化ツール「PYXIS for Gunosy」を開発しているのが強みの会社です。
参考:
株式会社セプテーニ
参考:
題株式会社セプテーニ:プレスリリース

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ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
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