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公開日:2025年02月21日 更新日:2025年02月25日

バイラルマーケティングとは?メリットデメリットややり方をご紹介!

バイラルマーケティングとは?やり方やコツなど紹介

バイラルマーケティングとは

バイラルマーケティングとは、主にインターネットやメールでのクチコミを利用して不特定多数に素早く拡散させるマーケティング手法です。 「バイラル」は、ウィルスのように自然発生的に急に広がっていくという意味で使われています。SNSで利用者同士やクチコミで広がることを指しています。

バイラルマーケティングが普及した背景

バイラルマーケティングが普及し注目されている背景としては、デジタル技術の進化、普及、消費者行動の変化が挙げられます。
SNSの普及によって、個人間のコンテンツ共有が頻繁に行われるようになりました。広告よりも、友人や知人からのからのクチコミなどによって情報を得ることも増えてきたことが背景です。多くの情報が一気に広がることが増えてきたと言えます。
そして、企業はこれまでの広告手法とは違い、SNSマーケティングで、精密なターゲティングや効果測定を図れる時代になっています。

何がどう違う?似ているマーケティング手法との違い

バイラルマーケティングと他のマーケティング手法の違いについても紹介しますので、参考にしてください。

バズマーケティングとの違い

バイラルマーケティングとバズマーケティングの違いですが、情報拡散が意図的に行われているかどうかが違いです。
バイラルマーケティングはあくまでも自然発生的にクチコミが広がるようにしています。それに対して、バズマーケティングは計画的にバズル用に拡散させます。ハッシュタグを付けて投稿するキャンペーンやリポストキャンペーン、インフルエンサーなどによって意図的に拡散させることが違いです。

ステルスマーケティングとの違い

ステルマーケティングは、意図的な宣伝、広告なのに自発的なクチコミのように見せかけるものです。2023年10月1日の景品表示法改正によって、ステルスマーケティングは違法行為となりました。自然発生的でない点に違いがあります。

インフルエンサーマーケティングとの違い

インフルエンサーマーケティングは、有名で人気のインフルエンサーを活用して拡散する方法です。特定の影響力のある人に依頼して行うのが特徴です。 バイラルマーケティングが一般人から自発的に自然発生させる方法とは異なります。

バイラルマーケティング3種類

バイラルマーケティングには種類があります。どんな種類があるのかについても紹介します。次の3つの種類があり、様々な手法を取ることができます。

1次的バイラルマーケティング

1次的バイラルマーケティングは、自発的に1次的に消費者が情報を共有していく方法です。
コンテンツの質が高いことで、多くの人が共有したいと自発的に思うことで広く拡散していきます。「誰かに伝えたい」「友だちと共有したい」と多くの人に思わせることが最も大切なことです。 面白い動画であったり、オリジナリティのある動画、新しい雰囲気の動画であったりすると、自然に拡散していきます。いつの間にか拡散しているということが多い、最も自然発生的な方法です。

2次的バイラルマーケティング

2次的バイラルマーケティングは、多くの人が共有するようにインセンティブを提供する方法です。
友達紹介プログラムや、シェアなどをすることで割引が受けられるキャンペーンなどを行う方法となります。2次的に仕掛けることで拡散を図ることが特徴です。 この方法は意図的に拡散のスピードを早めることができる方法です。しかし、あまりやりすぎると強制的な、恣意的な印象を与える場合があって注意が必要と言えます。 できるだけ自然に消費者が広げたいと思うようにすることが大切です。

紹介埋め込み

製品やサービスを利用している際に、あらかじめ埋め込まれた広告や紹介文が表示される手法です。
例えば、画像や動画に透かし文字のウォーターマークを付けたりしてブランドの認知を広げるようにします。また、消費者がアプリを利用する際に広告表示をさりげなく行うなど、紹介する内容を自然と埋め込む方法です。 この方法も、過度な使用をすることで一般的なユーザー体験を損なう可能性がありますので注意して行う必要があります。

バイラルマーケティングの4つのメリット

バイラルマーケティングの4つのメリットについても紹介します。次のようなメリットがあっておすすめです。

潜在顧客層にアプローチできる

バイラルマーケティングのメリットは、自然発生的に情報を拡散でき、潜在顧客層にアプローチできることです。 消費者間の広い共有によって、興味を持っていたが情報を知らなかった人、課題を持つ人に広くアプローチできておすすめです。ニーズを持つ人に届きやすくなるでしょう。的確にターゲットにアプローチできます。

広告よりも興味を持たれやすい

バイラルマーケティングによって、多くの人の興味を惹くこともメリットです。友人や知人のクチコミが最も影響力があり、信頼性を持ったものとなっています。 意図的に宣伝目的で作られた広告よりも、自然発生的なクチコミなどの方が訴求効果があります。しっかり興味を持ってもらえておすすめです。 広告には抵抗がある人にもしっかり届きます。

ブランドの認知向上を期待できる

バイラルマーケティングでは、自然に短期間でブランドの認知向上が目指せることもメリットです。 広く、良いブランドの情報やイメージが共有されるメリットがあります。ブランドのファンに多くの人になってもらうことも可能です。 新規参入や新たに市場でのポジションを確保したい場合に効果を発揮します。

費用対効果が高い

バイラルマーケティングは、費用対効果が高い、リーズナブルというメリットもあります。1つのコンテンツが自然と拡散していきますので、広告費をあまりかけずに目標を達成できます。 質のいいコンテンツを準備し、制作する必要はありますが、コンテンツが出来上がれば、費用をかけずに継続的に自然拡散が行われておすすめです。

バイラルマーケティングの3つのデメリット

バイラルマーケティングには3つのデメリットもありますので、注意してください。

情報拡散の制御ができない

バイラルマーケティングは、自然発生的な拡散のため、消費者の自発性に任せられています。 そのため、情報拡散をする際に制御できない場合もあって、注意が必要です。 悪いクチコミ、批判的なクチコミが広く拡散する場合も生じます。また、あまりに拡散しすぎたために、商品やサービスの供給が間に合わないなどのデメリットもあります。計画的には行いづらいことがデメリットです。

再現性を担保するのが難しい

また、バイラルマーケティングは、同じものを再現しようとしても再現することができません。話題を呼んで広く拡散したものを再度同じようしようと思っても、できるとは限りません。 その時の消費者の状況や受け止め方によって左右しますので、いろいろな要素が含まれたものと言えるでしょう。 また、一度拡散したものと同じようなものを再度行っても新鮮味がなくなり、魅力がありません。新しいアイデアと創造性が必要です。

場合によっては違法になる可能性もある

また、2次的バイラルマーケティングの場合には、拡散のために意図的なインセンティブが生じるため、広告と同様に扱われて違法になるケースがあります。 広告であることを表示していない場合やその表示が見えにくい場合などは、景品表示法に触れる場合があり、違法なステルスマーケティングになります。 「このコンテンツにはプロモーションを含んでいます」と見えやすく表示することが大切です。

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バイラルマーケティングのやり方

バイラルマーケティングの方法について具体的に紹介しますので、参考にしてください。
バイラルマーケティングのやり方

施策実施の目的とターゲットを設定する

バイラルマーケティングを行う場合には、目的とターゲットをしっかり設定することが大切です。 認知してもらう、興味を持ってもらう、検討してもらう、購入してもらう、評価してもらうなど、マーケティング施策の目的によって、自然拡散する魅力的な動画などを提供するようにします。
ターゲット層をきちんと設定して、年齢、職業、ライフスタイル、購買行動、価値観などを理解した上で戦略を立てるようにしてください。 その際、オンラインでの行動パターンなどもよく考えて行うことが重要です。

コンテンツの配信チャネルを決める

ターゲットを設定したら、ターゲットが最もアクティブに利用するチャネルを選ぶようにしてください。 若い層向けの場合は、TikTokやInstagram、ビジネスパーソン向けならLinkedInやFacebookなどがおすすめです。
それぞれに特徴がありますので、長い動画で拡散させたい場合はYouTubeを活用し、音楽に乗せて伝えたい場合はTikTok、簡単なメッセージで拡散させる場合はXなどを利用するのがおすすめです。また、様々なSNSを併用するのもいい方法です。

拡散性の高いコンテンツを作成する

また、自然発生的な拡散を目指すには質の高いコンテンツ作りが大切です。共有したくなるコンテンツをよく分析して作るようにします。 消費者目線のコンテンツ作りが重要で、具体的かつリアルな有益情報などを提供するといいでしょう。 ユーモアや感動、驚きなどのあるコンテンツも拡散されやすくなります。感動的な企業ストーリーの動画や、驚きや発見がある製品紹介、社会的な問題を独創的な視点で届けるなども効果的です。

コンテンツを投稿する

コンテンツを投稿するタイミングも大事にして行ってください。ターゲット層が最もアクティブな時間帯に投稿することがおすすめの方法です。 サラリーマン向けや主婦向け、若い層向けなどで、時間帯や曜日などを選んで投稿してください。
また、初期の拡散を促進するために、最初は既存の顧客ネットワークから拡散していく方法もいい方法です。 投稿後も、スピーディにコメントをして返信したり、関連コンテンツなどをいろいろと追加投稿したりするなど、自然な拡散を促す工夫が重要です。

効果測定・分析を行う

シェア数、リーチ数、エンゲージメント率、Webサイトへのアクセス数、売上などの指標で効果測定、分析を行うことも大切です。 投稿に対するコメントの内容や拡散の経路などを細かく分析していきます。
具体的にどのような効果を生み出しているのかを細かく検証してください。 クチコミ分析などもツールで行い、SNS上でのクチコミの拡散などをリアルタイムで追跡してください。それによって消費者のニーズを理解していくことが大切です。

バイラルマーケティングを成功させる4つのコツとは

バイラルマーケティングを成功させるコツが4つありますので、参考にしてください。

バイラルマーケティングを成功させる4つのコツとは

消費者の購買行動を理解・把握する

自発的拡散が起きるように、消費者の購買行動をしっかり理解し、把握しておくことが大切です。 どのようなコンテンツを提供したら、ニーズに合ったものとして自然拡散していくのか、消費者が購買行動のアクションを起こすのかを理解することがコツです。 消費者の置かれている状況、気持ちをよく理解して行ってください。そのために、ユーザー調査を実施することも大切です。

ターゲットが最も利用しているとされる媒体を使用する

また、様々なSNSがありますので、ターゲットが最も利用している媒体を分析する必要があります。あまり利用していない媒体を活用しても意味がありません。 バイラルマーケティングでは、媒体選びがとても重要です。年齢、職業、ライフスタイルなど、細かくターゲットを絞って、そのターゲットが実際にどんなSNSを利用しているのかなどをチェックした上で行ってください。 トレンドになっている媒体などもチェックするようにしてください。

質が高く、シェアのしやすいコンテンツを作成する

質が高いコンテンツを作ることで多くの人がそれを伝えたい、共有したいと希望します。多くの人の興味をそそるコンテンツにすることがコツです。 他にはないオリジナリティも大事にコンテンツ作りをしてください。 時にはドラマ仕立てで感動を呼んだりすることも大切です。年齢層や職業、ライフスタイルに合わせたコンテンツの作成が必要です。

適切な手法を選ぶ

自然発生的な拡散を目指すには、適切な手法を選ぶこともとても大切です。「こういうリアクションをしてね」とコンテンツ内に表示したり、コンテンツ内にSNSの共有ボタンを設置したり、質問し合ったり、共感を呼んだりするような工夫をして、ユーザーにアクションを促す手法が大事です。 多くの人がシェアをしやすいように適切な手法、効果的な手法を選ぶようにしてください。

バイラルマーケティングの成功事例

バイラルマーケティングの成功事例についても紹介します。どのように工夫をして成功をおさめているのかも知ってみることがおすすめです。

Apple「iPhoneから送信」

iPhoneやiPadなどを世界中で販売しているAppleの成功例です。Appleでは、「サービス名を埋め込む」といった手法で、バイラルマーケティングを成功させています。 iPhoneでは、メールを送信する際に、デフォルト設定で「iPhoneから送信」が表示されます。 最初に「iPhoneから送信」という表示を見た人は、不思議に思います。しかし、多くの人がiPhoneからメールを送信する度にそのことが自然に拡散していきます。
このことは、今では多くの人が知っていることですが、無料のメールサービスを使用した際に「iPhone」という製品名が自動的に拡散される効果的な仕組みです。他のデバイスにはないオリジナリティのある仕組みとなっています。こうした仕組みによって、いつの間にか広く知れ渡るようになっている成功例です。
参考:Apple「iPhoneから送信」

DropBoxの友人紹介サービス

DropBoxの友人紹介サービスは、Dropboxの創業者の1人、ドリュー・ヒューストンによって考えられたものです。DropBoxは、インターネット上のファイル共有サービスです。 「友人を招待すると、無料でオンラインストレージの追加容量をプレゼントする」というマーケティング手法で、そのことが拡散し、ユーザー登録が60%以上伸びて成功しています。 有料会員にならなくても、友だちを招待することでストレージ容量を増やせるということがお得ということで拡散しています。 ともすれば、有料会員が増えないという弊害にもなりかねませんが、友人紹介プログラムによって、顧客が顧客を呼び注目を集めた例です。 また、この方法はDropBoxに登録直後の顧客も、よりアクティブに保つ方法となっています。
参考:DropBoxの友人紹介サービス

ライタープロフィール

メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
メディアレーダーについて詳しく知りたい方はこちら
https://media-radar.jp/about.php

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