公開日:2019年04月20日 更新日:2023年08月22日
店頭広告(店頭POP広告)とは?効果と広告媒体資料まとめ
店頭広告(店頭POP広告)とは?効果と広告媒体資料まとめ
店頭広告(店頭POP広告)とは
広告とは、英語でadvertisingと記し、広く知らしめる意味です。ビジネスの世界では広く知らしめる認知の他、消費者の購買までのプロモーション活動全般を示します。POPとはPoint Of Purchasの頭文字をとった略で、購入時や購入場所の意味です。従って、店頭POP広告とは、消費者が商品を購入する時に店頭に設置されている、認知から興味関心、比較検討、購入まで促すプロモーション活動を示します。また店頭POP広告は、店内に設置されるインショップPOPと区別され、アウトショップPOPと呼ばれます。こうしたプロモーション活動は、認知目的や興味関心醸成目的、比較検討目的、購入醸成目的ごとに、様々なデザインやキャッチコピー、音声等で構成されている点が特徴です。具体的には、看板やのぼり、ディスプレイ、ポスター等の固定物から、ノベルティの配布まで多様な媒体物を含みます。
店頭広告の比較
ここでは、店頭広告に関するマーケティング資料を掲載しました。
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店頭広告の効果
店頭広告の効果は、潜在顧客層の店舗への集客力アップと顕在顧客層の購買助力です。消費者が商品を購入する時に店頭に設置されている店頭広告は、認知から興味関心、比較検討、購入まで消費者を促すことが目的でした。特に店頭に設置される広告は、店頭を通る潜在顧客層の興味をそそるキャッチコピー・音声のポスターやディスプレイ、ノベルティの配布で店舗への集客を促します。また、既に購買意欲を持っている顕在顧客層に対しては、目につきやすいサイズ・デザインの看板やのぼりで店舗の位置を知らせ、購買活動を助ける役割も果たします。
来店促進
リアル店舗への来店を促進するには、潜在顧客層に向けたマス広告やWeb広告、チラシ、DM等の他、店頭前を通る人に向けたプロモーション活動もあります。こうした潜在顧客層に向けて発する店頭前のプロモーション活動が店頭広告です。店頭広告で来店を促す方法には、まず、認知されるため目につきやすい看板やのぼり、店前イベントなどがあります。次に、キャッチコピーや商品メリットが記されたポスター及びステッカー、音声や映像で訴求するディスプレイで、興味関心を促します。さらに、割引券等のクーポン配布や試供品等のサンプル配布も来店を促進する店頭広告の一つです。
販売促進
販売促進するのは、入店者をスムーズに商品前に誘導し、商品のメリットや使用を詳細に伝えるインショップPOPの主な役割です。しかし、来店を促進することを主な役割とするアウトショップPOPである店頭広告でも販売促進する効果をあげられます。店頭での割引券等のクーポン配布は購買メリットを提供する販売促進行為です。サンプル配布も五感で商品メリットを伝えます。画像や音声で商品のある世界観を伝えるディスプレイやポスターも潜在顧客層の購買意思決定に影響を与えます。認知目的で設置される看板やのぼりでさえ、そのデザイン・キャッチコピーで「この店には何かいいモノが売ってそう」と思わせる効果があるのです。
店頭広告の種類
店頭広告は、来店は促し、販売を促進するため、様々なサイズやデザイン、コピー、音声等を要します。遠くからでも店を認知しやすいよう目立つデザインののぼりや立て看板は、店の位置を伝え購買行為を助ける役割も果たします。興味関心を惹くキャッチコピーや音声、映像で構成される店頭サイネージ、比較検討する情報を伝えるポスターやノベルティ配布も店頭広告です。
店頭サイネージ
サイネージとは、英語でsignageと記し、標識を意味し、ビジネス的には、商業上の看板・ポスターなどを示します。もっとも、近時は「デジタルサイネージ」と同義され、プロジェクタやディスプレイ、LEDビジョンなどのメディアに、情報通信技術を使って表示される動画や静止画、音声の情報伝達媒体としてだけでなく、空間演出機能や防犯機能の役割も果たしています。そのため、店頭広告として使われる場合、音声や画像で目立つことで集客することはもちろん、その動画メッセージで興味関心を惹き、その世界観で比較優位を確立し販売促進に大きな効果を発揮しているのです。
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ポスター
ポスターとは、英語でposterと記し、post(柱)に貼られることが多かったため、ポスターと名づけられました。ビジネス的には、柱の他、塀や壁、施設の屋内・屋外問わず掲示されるメディアを意味します。このうち店頭広告として使われるポスターは、店舗施設の塀や壁、ショーウインドーに掲示されるメディアを示します。奇抜なデザインや色彩で通行人の認知を獲得し、キャッチなコピーや世界観を表現することで興味関心を惹き店舗へ集客することが主な役割です。魅力的な値段や優れた仕様情報を提供して比較優位を獲得することで販売促進にも効果を発揮します。
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のぼり
のぼりとは、英語でbanner(バナー)と記し、flagで示される旗と区別されます。のぼりも旗も棒にくくり付けられる布である点は共通しますが、横長の布で集団のシンボルを示す旗に対し、のぼりは、縦長の布で人を集めるプロモーションメディアを示します。小さいサイズで商品横に添えられるミニのぼり等のインショップPOPと異なり、アウトショップPOPとして店頭広告に使われるのぼりは比較的サイズが大きいことが特徴です。その大きさで通行人の目にとまり認知を獲得し、キャッチなコピーで興味関心を惹いて集客します。「安売り」「セール」などお得情報を提供することで販売促進の役割も果たします。
立て看板(スタンド看板)
看板とは、木や金属等耐久性のある板状の物体に店名や商品名、広告を掲げたメディアです。
スタンドとは、英語でstandと記し、立つことを意味します。従って、スタント看板とは自立して立っている看板を示し、店舗に備え付けられている壁看板とは区別されます。時間帯や天候に合せ容易に移動できる点がメリットです。壁看板と異なり通行人の目につきやすい所に設置することで認知を獲得し、キャッチコピーや毎日更新される情報で興味関心を惹いて店舗へ集客します。お得な情報やキャンペーンを告知したり、使われる素材や写真で独特の雰囲気を醸し出したりして、販売促進の効果も果たします。
ノベルティ配布
ノベルティとは、英語でnoveltyと記し、広告・集客目的で商品名や会社名を記載して無料で配布されるノベルティグッズの略語です。実物を提供することで触感に訴え注目を集めたり、クーポン等入店のメリットを提供したり、持ち帰った後もコミュニケーションできる電話番号やWeb情報を掲載したりして、一般的な店頭広告メディアと異なる集客効果を発揮します。また、その場や持ち帰って商材のメリットを体験してもらうことで販売促進に大きな効果をもたらします。こうした集客効果と販売促進効果を高めるために、配布する対象を絞り込める点もノベルティの強みです。
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