公開日:2018年08月17日 更新日:2023年03月15日
アフィリエイト広告とは?仕組み・活用方法・特徴を徹底解説!
アフィリエイト広告とは?種類や単価・仕組みを徹底解説!
アフィリエイト広告(成果報酬型広告)とは
アフィリエイト広告は、成果報酬型広告のことです。
成果報酬型広告とは、掲載課金やクリック型課金とは異なり、成果に対して広告料を支払う方式の広告のことです。
例えばネット広告の場合、Webサイトやブログ記事、メルマガなどで広告主の広告を掲載し、リンクを経由し、広告主のサイト上で実際に成果(商品の購入や、会員登録など)にいたった時点で、一定の比率の報酬が支払われる形式の事を指します。
リスティング広告やSEO(検索エンジン最適化)と共に、Webマーケティングの集客施策として一般的な方法の一つとして挙げられます。
また複数の広告媒体を取りまとめて成果報酬型広告を提供するサービスの事をASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)と呼びます。
この記事では、アフィリエイトの仕組みや料金・メリット、そしてアフィリエイト広告に役だ立つ資料をまとめています。
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アフィリエイト広告とは?種類やASP、リスティングとの違いを解説!
アフィリエイト広告の仕組み
まず、広告主がASPに広告出稿を依頼します。
次に、アフィリエイターが登録しているASPの中から、自分の運営しているメディアにあった商材を選び、メディア上で掲載します。
メディア上でユーザーが広告をクリックしたり、商品の購入が決定した際に報酬が発生します。
広告主の代わりにASPが、アフィリエイターに成果に応じた報酬を支払います。
広告主とは
アフィリエイト広告を出稿するには、アフィリエイターもしくはアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)に委託して広告を出稿する事となります。
この際、出稿してもらう広告を出す側が「広告主」となり、アフィリエイターやASPが広告主ではありません。
広告主は掲載された広告からリーチが発生したり、申し込みや購入といった成果が出た時に、ASPやアフィリエイターに報酬を支払うこととなります。
消費者庁は広告主がアフィリエイト広告を出すにあたり、誇大広告やステルスマーケティング(広告とは気付かれないように広告を出すこと)を防ぐ責任がある、として明確化した指針を2022年夏を目途に策定する動きがあります。
広告を出すのはアフィリエイターやASPであっても、その内容や広告形態に関しては広告主に責任があることを認識しておかなくてはなりません。
アフィリエイターとは
広告主が広告出稿を委託するWEBサイトやブログを運営する人物をアフィリエイターと言います。
WEBサイトやブログとはいえ、最近ではアフィリエイターとして活動するのは、InstagramやYoutubeといったメディアで活躍する人物も呼び名は違えど同じような存在として認識されています。
もともと閲覧者が多いWEBサイトやブログ、InstagramやYutubeチャンネルを解説している運営者にアフィリエイト広告の出稿を委託することで、リーチ数を稼ぎやすくなるというメリットがあるのです。
アフィリエイト広告の媒体資料一覧
アフィリエイト広告に役立つ資料や、アフィリエイト広告代理店の媒体資料を下記にまとめています
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アフィリエイト広告のメリット
広告主側のアフィリエイト広告のメリットとして、成果の形を自由に決められることが挙げられます。ハードルが高めの商品購入やサービスの利用から、資料請求・問い合わせ・会員登録などのハードルが低い成果まで、自社の目的に合わせて幅広く設定可能です。
このほかにも、さまざまなメリットがあります。
費用対効果が高い
アフィリエイト広告は、ほかの広告媒体とはちがって費用対効果が高めです。ほとんどの広告は出稿・掲載すると広告費がかかります。アフィリエイト広告は、広告を載せただけでは費用が発生しません。
広告費が発生するタイミングは、広告主が成果対象として設定した内容に対してユーザーがアクションを起こしたときだけです。自社が広告出稿の目的に設定した内容以外で広告費が発生しないので、コストパフォーマンスに優れていると言えます。
また、広告費が発生する成果対象だけでなく、成果に対するアフィリエイト報酬の金額も広告主側が自由に設定可能です。そのため、自社の予算に合った金額を設定でき、必要以上に費用をかけ過ぎることを防げます。
多くのユーザーにPRできる
法人・個人を問わず、さまざまな媒体に掲載してもらうことで多くのユーザーに訴求できることもメリットのひとつです。
アフィリエイトサービスに登録している中には、凄腕のアフィリエイターやSEO施策に長けたアフィリエイターがいます。この人たちが運営するブログやメディアに自社商品の広告を掲載してもらえば、認知度が一気に拡大するでしょう。
さらに、凄腕アフィリエイターたちは成果につながる属性のユーザーを集客してくれます。つまり、アフィリエイト広告をうまく利用すれば、他人のコンテンツによる集客力を利用することが可能なのです。
仮に凄腕アフィリエイターに紹介されなくとも、中堅どころから初心者まであらゆるアフィリエイターに紹介してもらうだけで、集客にかかる負担を軽減する効果が期待できます。
自社はアフィリエイト広告の成果対象と金額を適切に調整するだけで、あとはアフィリエイターたちが勝手に宣伝してくれるわけです。
初期費用が少ない
アフィリエイト広告には、広告費だけでなく媒体を利用するときに支払うべき初期費用があります。利用するASPや料金プランによって金額は変わってきますが、ほとんどのASPでは5万円前後に設定されています。
中には初期費用がかからないケースもありますが、その分手数料や月額費用が高く設定されていることが多いので注意が必要です。
ただ、マス広告などの広告媒体は初期費用だけで数十万円支払うケースがあることを考えると、アフィリエイト広告は負担が軽いと言えるでしょう。初期費用が無料、もしくは5万円程度ですむことは運用をはじめるうえでのハードルを下げる効果があります。
広告主となる自社にとってうれしいポイントですね。
アフィリエイト広告のデメリット
広告主側のアフィリエイト広告はメリットの多い広告媒体ですが、おさえておくべきデメリットもあります。アフィリエイト広告で成果を出すためには、メリットとデメリットをしっかり把握して使いこなすことが大切です。
この項目で、詳しく解説します。
必ず掲載されるわけではない
アフィリエイト広告のデメリットのひとつに、広告掲載が確約されているわけではないことが挙げられます。掲載が確約されない理由は、広告がアフィリエイターに選ばれなければ必然的にメディアやサイトに掲載されることがないからです。
アフィリエイト広告がアフィリエイターに選ばれないケースは、やはり魅力のない広告内容や報酬が原因であることが多いです。達成するためのハードルが高すぎたり、報酬が低過ぎたり、商材の訴求ポイントが貧弱だったりすると敬遠されるでしょう。
アフィリエイト広告は集客や成果を不特定多数のアフィリエイターにまかせることになるため、アフィリエイターのニーズにあった広告内容や報酬を用意することが重要です。
固定費はかかる
先述のとおり、アフィリエイト広告は初期費用を比較的安くおさえられますが、月々の利用料が大きな負担になるケースが多いです。この月々にかかる費用は、アフィリエイト広告でアフィリエイターが成果を出したときに発生する成果報酬とは異なるものです。
この費用は、アフィリエイターたちに選ばれずに広告が表示されなくても発生します。
広告出稿時に大きな広告費がかかるだけであとは費用が発生しない媒体とくらべると、アフィリエイト広告は月額費用がかかることが大きなデメリットと言えるでしょう。
この月額費用はASPによって異なり、数万円かかるケースがほとんどです。成果にかかわらず発生するので月額費用の元を取れる売上がなければ赤字になってしまいます。
悪質なアフィリエイターもいる
アフィリエイターと一口に言っても実力や影響力は千差万別です。万一、悪質なアフィリエイターに広告を掲載された場合、自社のブランドイメージや商品・サービスのイメージが下がってしまう可能性があります。
最悪の場合、アフィリエイターのせいで広告主である自社に罰則が科せられることもあり得るのです。
悪質アフィリエイターの例を挙げると、ブログに過剰とも言える量の広告を掲載したり、薬機法に違反した訴求をしたり、著作権を侵害したコンテンツを使ったり、といったケースが考えられます。
このようなアフィリエイターが運営するメディアを避けるためには、広告を掲載するサイトをしっかり審査することが大切です。サイトを事前に審査するための設定が用意されているので積極的に利用しましょう。
アフィリエイト広告活用の成功事例
アフィリエイト広告を活用における成功事例について紹介します。
セミナーの開催でCV数の獲得
アフィリエイター向けにセミナーを開催することで、配信先メディアを効率的に確保し結果的にコンバージョンアップにつながった事例です。通常であれば単価を上げたり、何らかのキャンペーンを行って質のいいアフィリエイターを集めるというのが一般的な集客戦法です。しかしセミナーを開催し自社商品の魅力を直接伝えることで、より商品に対しての理解が得られることから、記事コンテンツのクオリティをより高いものにできます。
リスティング広告の効果もアップ
アフィリエイト広告で商品情報が広く認知されるようになれば、リスティング広告での効果を上げられる確率も高まります。これはアフィリエイトを通して商品名を認知させることにより、同時にオーガニックでの検索率が高まりリスティング広告にも好影響が見られるというものです。
アフィリエイト広告に直接効果が表れるわけではありませんが、広告効果を底上げするという点で大きな成果を得ることのできる一例です。
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アフィリエイト広告の事例
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アフィリエイトマーケティング/株式会社フォーイット様
アフィリエイト広告を始める手順
アフィリエイト広告を始める手順は、ASPの場合とGoogle AdSenseの場合で異なります。
アフィリエイト広告の料金や費用詳細については、下記の記事で解説していますので、気になる方は是非ご確認ください。
【関連記事】
アフィリエイト広告の費用と相場について
ASPの場合
1.自分のサイトを用意する
2.ASPに登録する
3.利用規約・個人情報の取り扱い・禁止事項を確認する
4.紹介したい商材をASPから選ぶ
5.コンテンツを作成する
6.広告を掲載してコンテンツを公開する
7.成果が確定したら報酬が発生する
Google AdSenseの場合
1.Googleアカウントを作成する
2.Google AdSenseを申し込む
3.個人情報を入力し、本人確認をする
4.タグを自分のサイトに張り付ける
5.審査が通過したら、サイトにアドセンス広告が表示される
6.お支払い基準額に達し次第、報酬が支払われる
アフィリエイト広告の運用のポイント
アフィリエイト広告は運用の有無によっても成果に影響を及ぼすことがあります。
仮にあまり運用ができていない場合、競合企業に広告の掲載面を取られてしまう等のことも挙げられますので、成果を上げるためにはアフィリエイト広告の運用は重要です。
ここでは、アフィリエイト広告を運用する際のポイントや注意点につていご紹介します。
ブログやサイトを放置しない
アフィリエイト広告で収入を得ることを目的に記事を執筆し始めたときは、おそらく自身のブログやサイトを充実させていくことに夢中になり、積極的に取りかかれたかもしれませんが、収入を得られるようになり記事の更新や新規執筆から足が遠のくようになるのは危険です。
アフィリエイトの特徴として、一般ユーザーが取り掛かりやすいという点があるため、自身と類似したブログ・サイトの出現も十分考えられます。
収入を一定に保つ・増収を狙いたい場合は記事の更新や追記が重要となります。
規約違反に気を付ける
ASPに登録する際、登録先のASPが掲げるいくつかの規約があり、アフィリエイターとして収入を得る場合にはその規約を遵守することはとても重要です。アフィリエイターには案件を獲得するためASPの利用は必要不可欠ですので、ASPが掲げている規約は遵守しなければなりません。
公序良俗違反するコンテンツを作らない
アフィリエイターが投稿した記事に関して、それぞれ登録先のASP運営会社やGoogle等のプラットフォーム側も巡回しており、
下記4点は公序良俗に反するコンテンツとみなされる場合があります。
・訴求物における効果効能の誇大表現
・暴力的な表現が多く含まれるコンテンツ
・性的なコンテンツ
・宗教、ジェンダーをはじめとしたマイノリティに対して攻撃的なコンテンツ
訴求物における効果効能の誇大表現
たとえば、コスメや健康食品の訴求内容に根拠のない効果効能を記載するのは公序良俗に反したコンテンツとみなされる可能性があります。
アフィリエイト広告の種類
アフィリエイト広告はいくつかの種類に分かれています。自社が目標とする成果を出すためには、それぞれの特徴をしっかり把握しておくことが重要です。
●成果報酬型型
●クリック型
●インプレッション型
●無料型
●固定報酬型
この項目で、くわしく解説します。
成果報酬型
ユーザーがサイトやブログを経由して商品購入に至った場合に、その購入数に応じて報酬が発生するタイプの広告です。
アフィリエイト広告の中で最も一般的です。
取り扱われている商材は多岐にわたりますが、例として食品系のグルメやアパレル系、美容コスメ、旅行、教育教材等が挙げられます。
クリック型
クリック型は、ユーザーにクリックされるたびに費用が発生します。代表的なものにGoogleアドセンスやYahoo!ディスプレイネットワークなどがあります。
Webサイトにバナーやテキスト画像の形で表示されることが多いです。商品の購入や資料請求・問い合わせなどの成果を出さなくても報酬が発生する分、報酬金額はおさえめです。
商材やサービスのジャンル、表示される広告によって報酬金額が異なります。1クリックあたりの金額は公表されていませんが、だいたい20円~100円程度が一般的でしょう。
クリック型は凄腕のアフィリエイターから駆け出しのアフィリエイターまで幅広く利用されているため、もっとも有名なアフィリエイト広告と言えるでしょう。
インプレッション型
インプレッション型のアフィリエイト広告は、自社の広告が表示された回数によって費用が発生します。有名どころとして、GoogleやYahoo!Japanのポータルサイトでよく見かけます。表示された回数によって費用が高くなるだけあって、多くの人の目に触れることに特化した広告と言えるでしょう。
性質上、商品購入・サービスの利用といった直接売上に関わるような成果ではなく、主に商品・サービスの認知度向上や自社のブランディング目的で使われることが多いです。一見遠回りに見える施策なので、比較的予算に余裕のある大手企業が利用しているイメージがあります。
表示されるだけで報酬が発生するので、アフィリエイターにとっても使いやすい型と言えるでしょう。
無料型
アフィリエイト広告の中には月額費用、初期費用がかからないサービスもあります。この無料型で発生する広告費は、成果に対する広告費のみです。
初期費用はともかく、一般的なアフィリエイト広告は自社の広告が掲載されなくても毎月の費用がかかるサービスが多いです。しかし、無料型であれば広告が掲載されないことで売上が発生しなくても毎月のコストを心配する必要がありません。
これからアフィリエイト広告をはじめたい人にとって、非常にありがたいASPサービスと言えるでしょう。
この破格の料金体系を見ると広告効果を疑ってしまいますが、広告による成果もしっかりと出ています。もちろん、運用方法やバナー・テキストなどのクオリティにも左右されますが、大手のASPとくらべても遜色ないCV数を獲得できている企業は多いです。
固定報酬型
固定報酬型はアフィリエイターに一定の固定報酬を支払い、一定期間中、アフィリエイト広告をメディアに掲載してもらいます。このタイプは、成果が出ても出なくても支払う報酬の額は変わりません。
誰もが知るような大手メディアや有名メディアでは、固定報酬型の広告枠が売られていることもあります。法人・個人を問わず、安定した収入が見込めるのでアフィリエイターに人気が高い広告です。
ただ、広告主から見れば成果が出なくても一定の金額を支払う必要があるため、必然的に実績のある有名ブロガーやインスタグラマー、YouTuberなどに依頼が集中する傾向にあります。
長期的に多額の資金を用意できる企業は、最初から固定報酬型で運用して短期的に成果を出すこともできるでしょう。
ASPとは
ASPとは、アフィリエイトサービスプロバイダ(Affiliate Service Provider)の略称です。
広告主とアフィリエイターをつなぐ役割をしています。
アフィリエイト広告を一括管理するシステムで、広告主から受け取った広告をアフィリエイターに提供します。

関連記事:
アフィリエイト広告出稿におすすめの会社5選!
ASPを選ぶ際のポイント
ASPの選び方を間違ってしまうと、期待通りの成果が挙げられないということに直結し無駄な広告コストだけが発生してしまうというリスクを抱えることになります。
ASPの選定で失敗しないためには、以下の3つの観点からしっかりと委託先を検討することをおすすめします。
・商材にあったASPかどうか
・コストは適切か
・信頼感の持てる担当者か
「アフィリエイト広告代理店に依頼する際の費用」で軽く触れましたが、ASPには様々なタイプがあり、ジャンルを特定しない場合もあれば、特定のジャンルに限って運営されているケースもあります。
商材によっては単価が高い、アピール方法が容易ではない、などの理由で難易度が高いこともありますが、高難易度のアフィリエイト広告となる場合には、その商材に強いASPに委託することで成功しやすくなるでしょう。。
また担当者はASPと御社の窓口となる存在ですから、企業としての対応はもちろんですが担当者との意思疎通に問題がないかなども確認しておきましょう。
アフィリエイト広告をASP経由で出稿する場合には、成果報酬以外にも費用が発生しますから、その点も鑑みて適切な委託先であるか検討するようにしてください。
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アフィリエイト広告の代理店・サービスの比較
アフィリエイト広告の表示形式と特徴・効果
アフィリエイト広告の表示形式は3種類あります。
テキスト広告
テキスト形式のアフィリエイトリンクの広告のことです。
広告掲載サイトが記載した文章中に自然にリンクを挿入することができるので、ユーザーの閲覧の邪魔になりにくいのが特徴です。
広告掲載側の文章が、ユーザーをその気にさせるような魅力的な文章であれば、リンク先に自然に誘導することができます。
しかし、サイトのデザインによってはテキストリンクの色がわかりにくくなってしまう可能性もありますので、リンクが分かりやすく視認できるものになっているのかという点が重要になります。
そこで気を付けるべきポイントとして記事内の文字とリンクの色見を変え、ユーザー目線で記事とリンクの区別をつけることが必要です。
バナー広告
画像形式のアフィリエイトリンクの広告のことです。
画像リンクにすることで、ユーザーに商品のイメージを持ってもらいやすいことが特徴です。
しかし、画像は面積を必要とするので、スマートフォンで閲覧する際には特に注意が必要です。
誤タップを招くことで、ユーザーが全く意図しない遷移に誘導していまい、ユーザービリティを損ねてしまう可能性があります。
ユーザーに意図しない遷移をさせてしまうことでコンバージョンへの道のりを伸ばしてしまうことも考えられるため、デバイス別でバナー設置後の全体バランスを確認することは欠かせません。
そのため、無理にバナー式のアフィリエイトを設置することは好手でないことが言えます。
ボタン広告
ボタン形式のアフィリエイトリンクの広告のことです。
遷移先の情報概要が記載されていることも多く、わかりやすくて目立つので、広告ページを閲覧したいと思う人がクリックしやすいことが特徴です。
しかし、ASPがボタン広告を規約で規定している場合もあるので、無断で張り付けてしまうとASP側とのトラブルになる可能性があります。(アフィリエイト広告における規制と関係してくる内容ですので、のちほど詳細を紹介します。)
そのため、バナーをリンクとしてアフィリエイト広告を実施される場合は、第一に利用するASPの規約を確認し、バナー広告の活用の可否を確かめてから利用することが大切です。
アフィリエイト広告の掲載媒体
アフィリエイト広告を掲載できる媒体はひとつではなく、ブログやショッピングサイトなど様々な方法があります。
ここでは、アフィリエイト広告の掲載媒体をご紹介します!
ブログ
個人が発信する情報の影響力が強くなってきている近年、個人ブログでも閲覧者やフォロワーが多いとアフィリエイト広告を出稿する際委託されることも多くなっています。
アフィリエイト広告では、ブログが最も一般的です。
ASP経由で広告をブログ記事に掲載します。Yahoo!ブログやAmebaといった規模の大きなブログサイトで運営されているケースに限らず、個人でサーバーを管理したりレンタルしてブログサイトを運営しているアフィリエイターも存在します。
記事内でおすすめとして紹介する場合や、レビュー記事で商品やサービスの解説をする場合などがあります。
YouTubeアフィリエイト
アフィリエイト広告は、YouTubeでも掲載することが可能です。
YouTube動画内で商品について紹介し、概要欄などにアフィリエイトリンクを掲載できるのですが、動画で印象を与えることができるため、高い訴求力を持っています。
ユーチューバーになりたい、と将来の夢を語る子どもが多くいることでも話題になりましたが、アフィリエイターとして活躍する方の中には多くのフォロワーを獲得しているYoutubeチャンネルを解説しているアフィリエイターもいます。
文章や画像だけでなく、動画を使って発信することに長けている方が多いので、使用感や使い方を伝えることがポイントとなる商材のアフィリエイト広告には欠かせない存在でしょう。
ただしこの場合、ユーチューバーがどのように商品を宣伝するかを任せることとなるため、本来とは違ったイメージで伝わってしまったり、異なるブランディングが先行してしまうリスクもあります。
サイトアフィリエイト
サイトアフィリエイトは、アフィリエイターが持つアフィリエイト専用サイトを使って行なう手法で、ぺラサイトやWordpressを利用したサイトが主流です。
個人でWEBサイトを運営するアフィリエイターもいますが、企業が運営している様々なサイトにアフィリエイト広告を掲載することもできます。
例えば近年節約のために活用する方の多いポイントサイトや、少しでもオトクに買い物したい消費者心理をついた比較サイト、口コミサイトなども掲載先として利用可能となっています。
企業が運営するサイトに依頼する場合には、直接交渉するよりもASPを利用するほうがスムーズな場合もあります。
また企業が運営するサイトに掲載する場合には固定費がかかることもありますが、その分サイトとして評価を受けているためSEO観点からみると有利です。
掲載する先がどのようなサイトなのか、によって商品やサービスへのリーチに差が出ることも踏まえて掲載先を検討するようにしてください。
ショッピングサイト
ショッピングサイトもアフィリエイト広告の掲載先として利用可能な場合があります。
この場合、大手サイトなどでは広告費が高くなりますが利用者が多く、リーチが獲得しやすい、また消費者としても安心感があるため購買意欲を掻き立てやすいことがメリットです。
大手でなく規模の小さいショッピングサイトも、何かを購入するためにユーザーが訪れていることから、購買意欲を掻き立てやすいもののユーザー数が少ない点から、期待する効果が得られないこともあるでしょう。
ライタープロフィール
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